更新日: 2023.05.25 その他家計

ドラム式の方が、縦型より「光熱費の節約」効果大?ドラム式洗濯機の選び方とは?

ドラム式の方が、縦型より「光熱費の節約」効果大?ドラム式洗濯機の選び方とは?
おうち時間が増えたいま、「少しでも家事の負担を軽減したい」とのニーズから、ドラム式洗濯機の需要が高まりつつあります。
 
洗濯は、家事のなかでも工程が多く、大きな負担と感じる人も少なくないでしょう。しかしドラム式洗濯機は、洗濯から乾燥まで一気に任せられるため、洗濯物を干して、取り込む手間が省けます。
 
さらに最近では、洗剤の自動投入や、スマートフォンからの遠隔操作で洗濯を開始できるなどの機能も搭載され、より利便性が高まっています。
 
そこで今回は、ドラム式洗濯機の選び方と、おすすめの製品を3 品ご紹介。さらに、実際にかかる光熱費についてもまとめました。ドラム式洗濯機を活用することで、余暇や趣味などに費やす時間が確保できて、生活の質の向上にもつながるでしょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ドラム式VS縦型 洗濯にかかる光熱費が安いのは?

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機で迷った際には、光熱費が気になる方もいらっしゃるでしょう。ここでは、1回の洗濯にかかる、それぞれの光熱費の違いをまとめました。
 
図表1

    

ドラム式洗濯機 縦型洗濯機
洗濯のみ
(11~12kg)
洗濯~乾燥
(5~6kg)
洗濯のみ
(11~12kg)
洗濯~乾燥
(5~6kg)
水道代 約15~25円 約10~15円 約30~40円 約20~35円
電気代 約2~3円 約15~30円 約3~4円 約65~70円

※筆者作成
 
製品によっても、必要な水量や消費電力は異なるため、あくまで目安での費用となります。縦型洗濯機でも、乾燥まで可能な製品はありますが、ドラム式洗濯機に比べると、電気代が高いことが分かります。
 
また、使用水量にも大きな差がでるため、縦型洗濯機で洗濯を実施した場合と、ドラム式洗濯機で洗濯を実施した場合とでは、光熱費は倍近く違ってくることが分かりました。
 

家事をラクにするドラム式洗濯機 選び方のポイント

使い方によっては、縦型洗濯機と比べると、光熱費を安く抑えられるかもしれない「ドラム式洗濯機」。
 
購入時の費用や、月々の光熱費のムダをなくすには、使用環境や目的に合った製品を選ぶことが大切です。ここでは、ドラム式洗濯機の選び方のポイントをご紹介します。
 

容量

洗濯・乾燥容量は、家族の人数に合わせることがベストです。一人暮らしであれば、洗濯容量は7kg、二人暮らしであれば7~10kg、3人以上で子どもがいる家庭であれば、10~12kgが目安とされています。
 
ドラム式洗濯機で、乾燥機能を使う場合は、乾燥できる容量も併せてチェックしましょう。
 

乾燥方式

ドラム式洗濯機の乾燥機能には、大きく分けて「ヒートポンプ式」と「ヒーター式」の2種類があります。
 
「ヒートポンプ式」は、低温の温風で乾燥させる方法で、衣類が傷みにくく、電気代を安く抑えられることが特長です。一方「ヒーター式」は、高温の風をあてて乾燥させる方法で、しっかりと衣類が乾く半面、傷みやすいことが難点です。
 
乾燥機能を普段使いしたい場合は、衣類のダメージが少なくて、電気代を抑えられるヒートポンプ式がよいでしょう。ほかにも、ハイブリッド式などの乾燥方法を取り入れている製品もあるため、それぞれの特長を確認することがポイントです。
 

便利な機能

洗剤自動投入や温水機能、スマートフォンと連動できるなど、製品によって、さまざまな便利機能が搭載されています。
 
ライフスタイルに合わせて、必要な機能を選びましょう。ただし、機能が増えるほど、製品自体の価格も高くなるため、予算に合わせて、本当に必要な機能なのかを検討することが大切です。
 

サイズ

ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機に比べて、大型のモデルが多いようです。そのため、購入前には、設置スペースを確認しておきましょう。また、扉を開けられるスペースが十分にあるのか、右開きと左開きのどちらが使いやすいのかなども、チェックしておくと安心です。
 

おすすめのドラム式洗濯機3選

ここでは、おすすめのドラム式洗濯機を3品ご紹介します。それぞれの特長を把握して、自分に合った製品を探しましょう。
 

SHARP(シャープ)「ドラム式洗濯乾燥機:ES-X11A」

「ハイブリッド乾燥方式」で、ヒートポンプとサポートヒーターをバランスよく調整。そのため、消費電力を抑えつつ、乾燥ムラも防げることが特長です。
 
マイクロ高圧洗浄で、繊維の奥の汚れまでスッキリと落とせます。さらに、プラズマクラスターで、除菌・消臭効果も期待できます。また、液体洗剤自動投入や、自動お掃除機能が搭載されているため、家事の手間を軽減できるでしょう。


定価:オープン価格
販売価格:20万9000円(税込み)~

※2023年5月25日時点
 
容量:洗濯・脱水 11kg・乾燥 6kg
サイズ:幅640×奥行き739×高さ1115mm

Panasonic(パナソニック)「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129BL/R」

濃密泡と高浸透バブルシャワーを使用した「スゴ落ち泡洗浄」で、高い洗浄力を実現。温水でも使用できて、汚れのみならず、黄ばみやニオイ、菌まで除去してくれます。
 
また、洗濯終了後に毎回、ナノイーXで洗濯槽のカビ菌を除菌。いつまでも、キレイな洗濯槽が保てます。ほかにも、洗剤の自動投入はもちろん、スマートフォンで洗濯機を操作できる機能も搭載しており、毎日の洗濯をサポートしてくれます。


定価:31万8780円(税込み)
容量:洗濯・脱水12kg・乾燥 6kg
サイズ:幅639×奥行き722×高さ1060mm

AQUA(アクア)「まっ直ぐドラムAQW-DX12N」

今回ご紹介した製品のなかで、一番コンパクトなサイズにもかかわらず、12kgまで洗濯・脱水が可能な大容量。また、オールラウンド浸透洗浄で、シワを抑えつつ、素早くキレイに仕上げてくれます。
 
さらに、10種のセンシングで、洗濯物の量や状況に応じて、適切な水量や洗剤の量、洗い方まで自動調整。そのため、ムダがなくなり、節水・省エネにつながるだけでなく、洗浄効果の向上も期待できます。


定価:オープン価格
販売価格:17万7811円(税込み)~

※2023年5月25日時点
 
容量:洗濯・脱水12kg・乾燥 6kg
サイズ:幅595×奥行き685×高さ943mm

ドラム式洗濯機は家事と光熱費の省エネに

ドラム式洗濯機は、天気に左右されずに洗濯できるだけではなく、家事の負担軽減も期待できます。また、心配な光熱費は、縦型洗濯機と比較すると、トータルコストはかなり抑えられるという結果となりました。
 
洗濯物が少ないときや晴れている日は外干しをするなどして、日によって使い分けることで、さらに、光熱費節約につながります。ドラム式洗濯機をうまく活用して、家事をラクに済ませましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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