更新日: 2023.05.08 その他家計
自給自足でいくら浮いた?釣りで食費を浮かす方法はあるの?
今回は、釣りで本当に食費を浮かせられるのか、食費を浮かせようと考えた場合は、どのように釣りと向き合うべきなのかについて紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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釣り自体はお金がかかる趣味である
釣りをするためには、釣り竿(ざお)やリール、釣り糸に餌といった道具が、それぞれ必要になります。もともと釣りを趣味にしている方は、これらを用意するお金はかかりません。食費節約のために、これから釣りをしようとしているのならば、道具一式をそろえるだけで、1万円程度の出費になるということは覚えておきましょう。
魚によって単価は異なりますが、よく食されるアジならば、1キロあたりの金額は650円程度です。1万円の道具をそろえたとして、元を取るとなると、20キロ以上のアジを釣る必要があります。1キロは7匹程度になりますので、かなりの数を釣らないとならないことが分かります。
釣りで食費を浮かせるには?
釣りの道具代や餌代などの元を取りつつ、それで食費を浮かせられるのならば、継続して釣りを続けることが一番重要です。長い期間釣りを続けていれば、釣りの道具代や交通費などの費用を差し引いても、ある程度はお得に魚を食べることができます。
しかし、あまりコスパがいい方法ではありませんので、節約のために釣るのではなく、趣味の延長線上で魚が手に入るくらいに思っておいたほうがよさそうです。
釣り道具代や交通費の元が取れるまで頑張る
それでも食費を浮かせようと考えているのならば、根気よく釣りを続けることが大切です。せっかく道具を購入しても、元が取れる前に釣りを辞めてしまったら、無駄な出費が増えただけで終わります。釣りの道具は決して安い買い物ではありませんので、やるからには、心ゆくまで楽しみましょう。
釣りの楽しみが分かれば、長期的に続けることが苦ではなくなります。
単価の高い魚を狙ってみる
魚によっては、1キロあたりの単価が高額なものも存在します。アジの場合は、1キロあたりが650円程度ですが、メバルは、その倍近い1300円程度の価格になります。魚によっては、さらに高額なものも存在します。
狙った魚を釣ることは難しいですが、単価の高い魚を釣れば、そのぶん、元を取るための近道になると考えると、モチベーションを維持できます。
1回の釣りを大事に節約しながら行う
その日の天候や状況によっても、釣れる量は変わってきます。一度の釣りで大量の魚が釣れるのならばいいですが、そうでない日も当然存在します。全く釣れなくても、仕掛けなどの道具が再利用できるのならば、水で洗ったあとに水気を取って保管しておき、また次回も大切に使いましょう。
小魚であれば、群れの周回のタイミングを逃さなければ、餌なしでも釣れますので、そうしたタイミングを把握しておくことも大切になるでしょう。餌なしで釣った小魚は、そのまま食べてしまってもいいのですが、さらに餌として活用して、大物を狙うという方法もあります。
最初から食費を浮かすのは難しい
釣りを趣味にしている人の体験を聞いていると、魚をたくさん釣って、食費を浮かしているように感じられますが、釣りを始めたばかりの人が、最初から大量の魚を釣ることは難しいでしょう。ある程度、釣りに慣れていても、釣り場や天候によっては、全く釣れない日もあります。
よい釣り道具は確かに釣りやすいのですが、そのぶん高額になりますので、コスパは全くよくありません。しかし、お店で購入すると数千円程度の高級魚が釣れることもあり、高級魚が通常よりも安く食べられるかもしれないというのは魅力的です。
釣りによる節約は難しいものの、いいことももちろんありますので、趣味にしながら、いつか元を取るぐらいの気持ちで、気楽に捉えましょう。
節約を意識せずに楽しむことが大切
釣りの大きな魅力は、自然の中で無心になりつつ、魚が収穫できることです。漁師さんのようなプロではありませんので、初めから大量に釣ることは難しいと理解して、節約をする意識よりも、楽しむ意識で釣りに挑みましょう。
節約ばかり気にしていると、元が取れる前に、楽しさを感じられなくなってしまいますので、気持ちに余裕をもって釣りをしましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー