1人暮らしで「オーブンレンジ」はコスパ悪い？ メリット・デメリットを徹底検証！

1人暮らしを始める際、どのような家電をそろえるべきか悩む人も多いでしょう。特にオーブンレンジの必要性については、意見が分かれるところです。オーブンレンジを使った料理で自炊を楽しむか、それともスペースや予算の節約を重視するかで必要性が決まりそうです。本記事では、単身者がオーブンレンジを持つメリットとデメリットを徹底検証していきます。

オーブンレンジのメリット

オーブンレンジは、電子レンジとオーブンの機能を兼ね備えた家電で、調理や加熱に幅広い使い方ができます。しかし、1人暮らしには本当に必要なのでしょうか。まずはメリットから見ていきましょう。
 

・時短調理が可能

1つ目のメリットは、時短調理です。これを使えば、冷凍食品やレトルト食品を簡単に温めることができ、忙しい生活にも対応できます。また、オーブン機能を活用すれば、手作りのピザやクッキーも簡単に作ることができます。
 

・節電が可能

2つ目のメリットは、節電です。従来のオーブンに比べ、オーブンレンジは省エネ設計がされているものも多く、機種によっては電気代を抑えることができます。もちろん、使い方にもよりますが、節約のために自炊をするのであれば、料理用の家電についても省エネという観点で選ぶことは合理的です。そうなると、オーブンレンジは第1候補のひとつになるでしょう。
 

オーブンレンジのデメリット

次にオーブンレンジのデメリットについて見ていきましょう。なお、この場合のデメリットとは、機能的な問題ではなく、1人暮らしの生活環境として考えたときに困る可能性のある要素という意味です。
 

・価格が高めである

1つ目のデメリットは、価格です。オーブンレンジは多機能であることから、一般的に高価であり、初期費用がかかるため、予算が限られている場合は要検討案件となります。ただし、最近では機能を絞った廉価版も販売されており、購入のハードルは下がってきているようです。
 

・十分な広さの設置スペースが必要である

2つ目のデメリットは、場所を取ることです。一般的な1人暮らしの部屋のキッチン周りはコンパクトなものが多く、家電の置き場所に悩むことがあります。電子レンジと比較すると、オーブンレンジは一回り大きく、余裕のある設置スペースが必要なため、部屋のレイアウトや収納を考慮して選ぶ必要があるのです。
 

・使用頻度の問題

3つ目のデメリットは、頻繁に使わない場合があることです。1人暮らしのライフスタイルを考えると、食事の回数や量が限られるため、オーブン機能を使う機会があまり多くない可能性があります。
 
例えば、外食が多い人や、簡単な調理で済ませることが多い場合、オーブン機能が活躍する機会は限られるかもしれません。そのため、自分のライフスタイルや料理の頻度によっては、オーブンレンジではなく電子レンジで十分なケースも考えられます。
 

ライフスタイルや予算に合わせた機種選択を

オーブンレンジが1人暮らしに必要かどうかは、個人のライフスタイルや予算、部屋の広さなどによって異なります。今回紹介したメリットとデメリットを総合的に検討し、自分にとって最適な選択をすることが大切です。購入する際は、機能や価格、サイズなどを比較検討し、自分のニーズに合ったものを選ぶように心掛けましょう。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー