更新日: 2023.04.20 その他家計
意外と簡単!?電気代の計算方法を解説!
今回は、電気代の計算方法と、電気代を少しでも抑える方法について紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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電気代の計算方法について
家電製品などの電気代の計算式は、以下のようになります。
1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)
また、契約電力によって決まる基本料金の計算式は、以下のようになります。
基本料金単価(税込み)×契約電力×(185-力率)/100
消費電力については、購入した電化製品の説明書や仕様書などに記載されていますので、それを参照しましょう。カタログや説明書などに記載されている消費電力は、基本的に最大値で計算されているので、実際のところは、計算よりも安くなることが多いようです。
電気代を抑えるには?
実際に、電気代の計算ができるようになると、電気代を抑える方法も具体的に考えられるようになっていきます。
あまり電気を使っていないのであれば、契約アンペア数を見直したり、時間帯によって電気代が変わるプランを契約しているのであれば、電気代が安い時間帯に家電の利用を集中させたり、といった工夫が可能です。
契約アンペア数の見直しをする
電気代には、契約アンペア数が関係しています。あまり電気を使っていない家庭で、高いアンペア数の契約をしている場合は、当然、基本料金が高額になります。消費電力や、実際に使っている家電の状況を見て、契約しているアンペア数が適切でないのであれば、アンペア数の見直しをしましょう。
基本料金が安くなれば、節約の第一歩となります。
電気を利用する時間を考える
電気料金のプランの中には、夜間の利用料金が安いものも存在しています。洗濯乾燥機を回すのを夜にしたり、炊飯器でお米を炊くのを夜にしたり、といった工夫ができます。掃除機を使う時間帯を夜にするなども、工夫の一つです。仕事をしていて、日中は家にいないのであれば、全ての家事を夜にするだけで、電気料金はぐっと抑えられます。
契約内容を確認して、利用料金が安くなる時間帯があるのなら、その時間帯に家電の利用を集中させましょう。
消費電力の高い家電は交換する
電化製品は古いものほど、消費電力が高い傾向にあります。長年使っている電化製品の中でも、ドライヤーやエアコン、冷蔵庫といった商品は、特に注意が必要です。新しいものに買い替えたほうが、年間の消費電力が大きく抑えられ、一気に節約することも可能です。
新しい家電に買い替える際には、確かにお金がかかりますが、消費電力の高い古い家電を使い続けると、新しい家電が一つ買えてしまうほどのお金を無駄にしてしまいます。あまりに古い家電は、買い替えるようにしましょう。
エアコンはこまめに清掃する
電化製品を正しく使うのも、節約の一つです。エアコンのように、フィルターに汚れがたまると、消費電力が一気に上がってしまう製品もあります。
フィルターに詰まった汚れは、掃除機で大まかな汚れを取り除いたあと、丁寧に水洗いすることできれいに取り除けます。このとき、フィルターだけでなく、エアコンの吹き出し口にもほこりや汚れが残っていないか、細かくチェックして清掃しましょう。
ご自身で清掃する時間がない場合には、専門の清掃業者に依頼するといいでしょう。日々使用する電化製品はこまめに清掃をして、少ない消費電力でも、部屋を快適にできるような状態を作っておきましょう。
電気代を計算して、うまく節約しよう
消費電力から電気代の計算ができるようになると、自宅の家電をどのくらい使えば、どの程度の料金がかかってしまうのかを、浮き彫りにできます。エアコンの適度な掃除や、消費電力の高い家電を交換するといった対策以外にも、アンペア数を下げるという契約プランの変更も、簡単にできます。
自分の家の消費電力を理解することで、節約につなげていくことができますので、ぜひ実践してみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー