更新日: 2023.03.21 その他家計
新社会人、初の1人暮らしスタート! 手取りで月18万円なら適正な家賃はいくら?
無理なく快適に生活をするためにも、適正な家賃について知っておくことが重要です。そこで、本記事では手取り月18万円の場合の、適正な家賃や物件探しのポイントについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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いくらが適正? 手取り月18万円の場合の家賃相場
一般的に、家賃は「毎月の収入の手取りベース」で考えると安心だといわれています。手取りとは、支払われる給料の総支給額から各種税金や社会保険料などを控除したものをいいます。この手取りの「3分の1の額」が、適正な家賃の目安です。
具体的には、手取りが18万円だとしたら、6万円が一般的な家賃相場となります。なお、この6万円とは管理費・共益費を含んだ総家賃として考えることが無難です。
手取りの3分の1を超えると収入と家賃のバランスが悪くなり、生活費が圧迫されたり貯金が思うようにできなくなったりする可能性が高まるため、注意しましょう。
適正家賃の物件を探すときのポイント
適正家賃の物件を探しても、「家賃が高い」「なかなかみつからない」というケースも少なくありません。そこで、ここでは適正家賃の物件を探すためのポイントをいくつか紹介します。
・ワンルーム・1Kなどの間取りを選ぶ
一般的に、賃貸物件は間取りが広いほど家賃が高くなります。ワンルームや1Kは比較的家賃が安く、1人暮らし向けの物件が多い傾向です。手持ちの家具や家電との兼ね合いを考えつつ、ワンルームや1Kの物件を探すと家賃を抑えられるでしょう。
・築年数が古い物件を探す
新築や築浅物件は家賃が高くなりやすいため、築年数を妥協することも一案です。なかには築年数が古くてもリノベーションされている物件もあり、狙い目です。
リノベーション物件がみつからない場合は、自分で内装をレイアウトする方法もあります。築年数が古い物件は和室のケースも多くみられますが、工夫次第で洋室のようにアレンジできます。
例えば、フローリングに見立てたマットなども販売されているため、このようなアイテムをうまく活用してみるとよいでしょう。
・駅から遠い物件にする
駅から近い物件は利便性が高く、そのぶん家賃も高額になります。反対に、駅からの徒歩分数が長い物件は家賃が低く設定されていることが多いのです。駅から遠くても問題ない、自転車をよく活用するという人に向いています。
・各駅停車の駅の物件を狙う
一般的に電車の快速や急行がとまる駅は人気が高く、家賃も高く設定されています。一方、各駅停車の駅は比較的家賃相場が低い傾向です。電車の快速や急行などをひんぱんに利用しない場合は、各駅停車の駅を狙うと家賃を効果的に抑えられます。
適正家賃を把握して余裕のある1人暮らしを
適正家賃の考え方は、一般的に「手取りの3分の1程度」といわれています。手取り18万円であれば、6万円が目安です。この額を目安に物件探しをすることで、家賃によって生活費が圧迫されるリスクを下げられます。
また、適正家賃の物件を探す際は、間取りや築年数、駅からの徒歩分数や各駅停車の駅などのポイントをチェックすることがおすすめです。適正家賃の物件を選び、余裕のある1人暮らしを目指しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部