更新日: 2023.02.04 家計の見直し

携帯電話会社の乗り換えが簡単に! 自分に合った料金プランを選ぼう

携帯電話会社の乗り換えが簡単に! 自分に合った料金プランを選ぼう
「携帯電話会社の料金プランを見直したい」と思っても、「途中解約すると高額な違約金が発生するから……」とあきらめてはいないでしょうか。
 
実は2019年の法改正をきっかけに、携帯電話会社の乗り換えが簡単になっています。
 
そこで本記事では、自分に合った携帯電話の料金プランに変更する方法を解説します。家計の負担を減らしたい人は参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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携帯電話市場の慣習が改善されました

携帯電話市場の慣習は、2019年の法改正によって改善されています。改正前の問題点として、政府インターネットテレビでは以下が挙げられています。
 

●大手事業者や携帯電話端末の過度な割引や、高額なキャッシュバックによる顧客の獲得
●途中解約による高額な違約金と、契約の自動更新による利用者の囲い込み
●通信料金と端末代金の一体化による複雑な仕組み

 
上記によって通信サービス自体の競争が不十分となっており、携帯通信料金は国際的にみても高い水準でした。
 
その後、法改正によって改善した状況は下記です。
 

●通信料金と端末代金の分離によって、料金を把握しやすくなった
●契約期間拘束の上限2年、違約金の上限1000円と定められた

 
また、国民生活センターによると、自動更新を行う条件として次の4つのうち、いずれかを満たす必要があると記されています。
 

(1)契約締結時において、契約期間満了時(更新後の契約期間満了を含む)に期間拘束を伴う契約で更新するどうかを利用者が選択できること
 
(2)(1)の選択によらず、料金その他の提供条件が同一であること
 
(3)契約期間満了時において、期間拘束を伴う契約で更新するかどうかを利用者が改めて選択できること
 
(4)違約金なく契約を解除可能な更新期間が少なくとも契約期間の最終月、その翌月および翌々月の3ヶ月間設けられていること

 
その結果、携帯電話各社の競争が活発になり、低価格で多様な新料金プランが増えました。通信料金の国際的な水準も中位から低位と下がり、新料金プランに乗り換えたことで、「平均で月に約2000円安くなった」というアンケート結果もあるそうです。
 

総務省の携帯電話ポータルサイトについて

実際の携帯通信料金のプラン変更に関しては、総務省の「携帯電話ポータルサイト」がおすすめです。同サイトを見ると手順が分かります。
 
例えば、次のような情報が掲載されています。
 

●料金プランの見直し
●乗換えの基本と費用
●乗換えのチェックポイント
●携帯ブランドの種類
●格安スマホ、格安SIMについて
●端末を買う際のアドバイス
など

 
サイト内には動画もあるので理解しやすいでしょう。
 

携帯通信料金の見直しで家計改善

携帯通信料金の見直しによって、家計の負担を軽減できる可能性があります。
 
特に2019年の法改正について知らなかったり、今まで一度も料金プランや携帯キャリアの見直しを行っていなかったりする場合、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
 
前述したように、仮に月2000円安くなった場合、年間で考えると2万4000円の節約になりますよ。
 

まとめ

今回は法改正による慣習の変化を踏まえ、自分に合った携帯電話料金に変更する方法を解説しました。
 
法改正によって携帯電話会社の乗り換えが簡単になっています。変更することで家計負担を減らせる可能性があるので、検討してみてください。
 

出典

政府インターネットテレビ サキドリ情報便! ~選べていますか? 自分に合った携帯料金プラン

総務省 携帯電話ポータルサイト

国民生活センター 電気通信事業法改正
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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