更新日: 2022.11.11 その他家計

2022年の冬は寒い? 冬の電気代を抑える暖房の節約術

2022年の冬は寒い? 冬の電気代を抑える暖房の節約術
気象庁が2022年9月20日に発表した寒候期予報によれば、2022年から2023年にかけての気温は、全国的に平年並みか、平年より低くなるかもしれないとされています。
 
燃料費が高騰している中、冬に気温が低くなれば、心配になるのが暖房の電気代です。燃料費の高騰を受けて政府も電気代の支援策を打ち出していますが、自分でも電気代を抑える節約術を実践したいところ。
 
そこで今回は、冬の電気代を抑える暖房の節約術を紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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フィルターは常に清潔に! エアコンの節約術

冬場の電気代で特に大きな割合を占めるのが、エアコンの電気代です。
 
エアコンの電気代は、外気との差が激しい場合に特に高くなる傾向があり、寒い日が続くことが予想される今期は、エアコンの高い電気代をある程度は覚悟しなければならないでしょう。
 
ただ、エアコンも使い方次第で、電気代を大きく節約できる場合があります。
 
まず、エアコンのフィルターを常に清潔にしておきましょう。フィルターに汚れがたまっていると暖房の稼働効率が悪くなり、余計に電気代を消費してしまいます。
 
環境省によれば、目詰まりしたフィルターと清潔なフィルターでは、暖房時の消費電力が約6%も違うとされています。
 
フィルターの手入れ目安は約2週間に一度。なるべくこまめにフィルターを掃除して、清潔な状態に保ちましょう。
 

エアコンの設定温度を見直す

寒い日には、エアコンの設定温度をつい上げてしまいがちです。しかし、環境省のデータによれば、暖房の稼働時に設定温度を1℃上げ下げするだけで、約10%も消費電力が変わるとされています。
 
暖房稼働時に推奨されるエアコンの設定温度は20℃です。これを目安に、なるべく設定温度を上げ過ぎないように注意しましょう。
 
また、エアコンは室温を維持するだけなら、そこまで電力を消費しません。逆に外気との差が激しく、部屋を急激に暖めたりする際は大きく電力を消費します。
 
そのため、特に外気との温度差が大きくなる寒い日は、なるべくエアコンをつけたり消したりしないで、一定の設定温度で稼働させたままにしておいたほうがよいでしょう。30分~1時間程度外出するだけなら、そのままエアコンをつけっぱなしにしておいたほうが電気代は節約できます。
 

電力会社を切り替えてみる

電力自由化によって、今では多数の企業が電力事業に参入しています。その分、電力プランもさまざまなものがあり、1人暮らし世帯にお得なプランから、日中は家をあけがちな人向けのプランなど、選択肢が豊富です。
 
契約している電力プランが生活の実態に即していない場合、無駄な電力料金を支払ってしまっているかもしれません。電力会社によっては、ほかの固定費とセットで契約することでお得になるプランなどもあります。
 
まずは自分が契約している電力会社のプランを見直してみて、生活の実態に即していないなら、ほかの電力会社に切り替えることを検討してみても良いでしょう。
 

暖房の節電術は簡単!電力切り替えは早めに手続きしよう

暖房の節約術は、実は簡単に実践できるものばかりです。フィルターを清掃したり、設定温度を変えたりなど、日ごろの意識を少し変えるだけで暖房費の大きな節約につながります。
 
一方、電力会社の切り替えは、例えば月の半ばに切り替え申請したとすると、実際に切り替わるのは来月からになるのが一般的です。切り替わりには日数がかかる場合があるので、切り替えるならなるべく早めに手続きしたほうがよいでしょう。
 

出典

気象庁 全国の季節予報 寒候期予報
環境省 家庭でできる節電アクション エアコンで節電!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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