最終更新日: 2019.01.10 公開日: 2018.05.06
家計

子育て世代のお悩み1位!?子供の大学費用は「どこに」貯める?

子育て世帯のお悩みの筆頭である「教育資金」。いくら貯めたらいいかわからないというお悩みも多いですが、それと同時にどうやって貯めたらいいか決められない、不安がある、という相談もよく受けます。
 
今回は、教育費を貯めるための一般的な方法と、それぞれのメリット・デメリットについて考えてみます。
塚越菜々子

Text:

Text:塚越菜々子(つかごし ななこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催
お金を貯める努力をするのではなく『お金が貯まる仕組み』づくりのサポート。保険や金融商品の販売を一切せず、働くママの家計に特化した相談業務を行っている。「お金だけを理由に、ママが自分の夢をあきらめることのない社会」の実現に向け、難しい知識ではなく、身近なお金のことをわかりやすく解説。税理士事務所出身の経験を活かし、ママ起業家の税務や経理についても支援している。
https://mamasuma.com

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塚越菜々子

執筆者:

Text:塚越菜々子(つかごし ななこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催
お金を貯める努力をするのではなく『お金が貯まる仕組み』づくりのサポート。保険や金融商品の販売を一切せず、働くママの家計に特化した相談業務を行っている。「お金だけを理由に、ママが自分の夢をあきらめることのない社会」の実現に向け、難しい知識ではなく、身近なお金のことをわかりやすく解説。税理士事務所出身の経験を活かし、ママ起業家の税務や経理についても支援している。
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保険で貯める

教育費を貯めるというと、多くの人が口にする学資保険。保険で貯める方法では1番一般的な商品かもしれません。生まれてすぐ検討して加入した人も多いかもしれませんね。
 
学資保険といっても保証が付いているタイプや、途中でお祝い金が出るタイプ、短い期間で払い込むタイプなど、いろいろなパターンがありますが、『払込金額以上に戻ってくる』ことを重要視して商品選びをしていることが多いと思います。
 
この方法で貯めることのメリットは、とにかく「強制感」だと思います。積立だとお金がないとつい辞めてしまったりしますが、一度契約した保険は毎月自動で引き落とされるので、特に意識しなくても強制的に目標値に向かって進んでいく強みがあります。
 
一方でデメリットとしては、市場の金利状況によっては返礼率(増え率)が悪かったり、そもそも商品として取り扱いをやめてしまったりすることがあります。また途中でやめるのが難しく、最後まで払い込まない場合はほとんどが元本割れしてしまうなどの問題がありますね。
 
満期を18歳にしてしまうと、それより前に進路が想定と変わり、お金が入用になったときに使いにくいという面もあります。
 
また、低金利時代で学資保険の取り扱いをやめたところでは終身保険、変額保険などを、学資保険代わりに使うことを勧められることもあります。日本円で掛けるより利率がいいという理由からと、ドルなどの外貨建ての商品を勧められることも増えています。
 
いずれにしても「日本円でいくら払い、いつ、いくらもらえるのか」をしっかりと理解しておくのが『保険で貯める』ポイントです。
 

コツコツ元本保証がある積立で貯める

財形貯蓄や積立定期など、ほとんど増えることはないけれどコツコツと貯めていくのも立派な方法の1つです。
 
この方法のメリットは、用途や時期が教育費に限定されないということです。またどうしても積み立てが難しい時期は、自分の意思で簡単に止めることができる柔軟性があります。
 
一方、その柔軟性がデメリットでもあります。もともとある程度積み立ててあっても、利率の低さからそのお金が増えることはありません。定期的にコツコツと積み立て続けない限り増えていくことはありません。
 
また引き出しやすく手を付けてしまいやすいのも、デメリットと考えられます。コツコツと根気よく確実にやっていくのが苦手な人には、難しい方法かもしれません。
 

投資信託などで資産運用していく

定期的に教育費用を貯めることができるようになると、増えないところに置いておくのがもったいないと感じることがあります。とはいえ、あまり保険にかけるのも考えもの……。そうなると資産運用するのはどうだろうか、と思いつきます。
 
資産運用のメリットは、運用方法しだいでは元本保証の積み立てや、あらかじめ増える金額がほとんど決まっている保険と違い、大きく増える可能性もあるということです。
 
子供が生まれてすぐに始めれば、およそ15年以上。長期投資とまではいえませんが、リスクを押さえて運用していくことは十分に可能です。
 
そしてデメリットはいうまでもなく、元本割れリスクがあることです。教育費は比較的期限の決まった支出。「足りなかったから来年にします」というわけにはいきません。絶対に減ってはいけない状況だとしたら、資産運用を使っての教育費の準備は向いていません。
 

計画的に分散してより有利な方法を

どの準備方法にもメリット・デメリットがあります。どれが優れていてどれが劣っている、ということではありません。目標としている金額、時期、現状、そしてこれからの見通しに自分の性格。いろいろ複合的に判断していくものです。
 
組み合わせていくことで、それぞれのデメリットを補うことにもなります。
 
子供を応援する気持ちの表れの1つである教育資金。目標を定めて確実に準備してあげたいですね。
 
Text:塚越 菜々子(つかごし ななこ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催



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