最終更新日: 2019.01.08 公開日: 2018.02.17
家計

『貯金優等生』お金の悩みがなさそうと思われがちな3タイプの職業とは?

誰もが、自分のできていないことを人に相談するのは勇気が要るものです。

ましてや「貯めていそう」「ちゃんとしてそう」と普段からいわれてしまうと、ますます相談しにくくなるということはよくある話です。

筆者のところにも多くの働くママたちが相談にいらっしゃいますが「今さら相談しにくくて」や「相談しても”お金あるでしょ”と取り合ってもらえない」というお悩みを持って、相談にいらっしゃいます。『貯金優等生』と思われてしまいがちで相談しにくいタイプを3つ取り上げてみました。
塚越菜々子

Text:

Text:塚越菜々子(つかごし ななこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催
お金を貯める努力をするのではなく『お金が貯まる仕組み』づくりのサポート。保険や金融商品の販売を一切せず、働くママの家計に特化した相談業務を行っている。「お金だけを理由に、ママが自分の夢をあきらめることのない社会」の実現に向け、難しい知識ではなく、身近なお金のことをわかりやすく解説。税理士事務所出身の経験を活かし、ママ起業家の税務や経理についても支援している。
https://mamasuma.com

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塚越菜々子

執筆者:

Text:塚越菜々子(つかごし ななこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催
お金を貯める努力をするのではなく『お金が貯まる仕組み』づくりのサポート。保険や金融商品の販売を一切せず、働くママの家計に特化した相談業務を行っている。「お金だけを理由に、ママが自分の夢をあきらめることのない社会」の実現に向け、難しい知識ではなく、身近なお金のことをわかりやすく解説。税理士事務所出身の経験を活かし、ママ起業家の税務や経理についても支援している。
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医師や薬剤師、士業などの「高収入なイメージ」の人

医師や薬剤師、弁護士、司法書士といえば「高収入」と思っている人も多いのではないでしょうか。実際にお話を聞いていると、確かに収入の水準は一般的なサラリーマンよりは高いことも多いです。
 
ですが医師という職業1つとっても収入はいろいろですよね。医師で年収が1000万円程度の場合は、むしろ「学会のための費用」「自分で加入しなければならない職業保険」「あとから払う税金」など、思いのほか楽ではないとおっしゃる人が多いです。
 
にもかかわらずやはりイメージは高収入。お金が貯まらないわけではないし、一般的には恵まれているとわかるけど、不安が拭い去れない、相談しようにも「医師ならどうにでもなるでしょう」とあまり寄り添ってもらえない、というお悩みを抱えている人は多いものなのです。
 

保険会社、金融機関に勤務している人

銀行、証券会社、保険会社など、お金を取り扱っている職業の人はとにかく「お金に詳しい」「お金を貯めている」と思われがちです。
 
保険会社に勤めていると一口にいっても、営業と内部で処理を行う人ではまったく違います。そしてなによりも「人のお金」と「自分のお金」では感覚が違います。
 
億の単位を動かしていたり、数千万円の契約をとっていたりと、確かにいつもお金と隣り合わせで仕事をしています。そんな大きなお金を動かす人が、数十万円の給料や数万円の家計費は、簡単に管理できそうと思ってしまうのも無理はないのかもしれません。
 
ですが「お金」に関わることは本当に幅広いものなのです。不動産、金融商品、保険、税金……これらのお金に関する専門知識と「家計管理」には大きな隔たりがあります。
 
外から見ると同じ「お金関係の仕事」と思われるがゆえに相談しにくいということはあるようです。ただし、もともとの知識とお金に関する情報収集能力の高さから、家計管理のコツを覚えるととても効果が表れやすいという側面もあります。
 

教員、市職員などの公務員

「公務員なら安泰」そんな時代でないことは誰もがわかっているはずなのに、やはりいわれることは多いようです。
 
確かにあからさまな、いわゆる“リストラ”はないでしょうし、突然賞与が支給されなくなることもない。退職金も民間よりは保証されているのかもしれません。
 
ですが、だからといって家計の安定とは別問題です。公務員といっても職種によっていろいろな給与体系があります。安定はしているかもしれないけれど、決してすべての公務員が高収入というわけではないのは当然です。むしろ自分の努力を給与に反映させることが難しい分、支出をコントロールしていかなければいけないという側面もあります。
 
また、会社員とは違う公務員ゆえの制度(年金制度や団体保険・福利厚生など)が、自分の状態を把握しにくくしているということもあります。
 
本人にも、安定しているという意識があるがゆえに無頓着、という人も多く見てきました。上手に使えば有利な制度があるからこそ、意識しないのはもったいないと思うこともあります。
 
いかがでしたか?
もちろん、お金との付き合い方は職業で決められるものではなく、個人の意識しだいです。
 
年収が多いにもかかわらず不安を抱えているということは、裏を返せば安心するためには必ずしも高い年収が必要なわけではないということ。またお金の専門家だから、安心して家計管理をしていけるわけではないということは、普段の家計の管理をするうえで専門知識は必要ないということです。
 
家計管理やライフプランでお悩みを持つのであれば、いろいろなことをバランスよく判断できるファイナンシャルプランナーに、客観的な意見を聞いてみるということもぜひ選択肢に入れて、安心できる暮らしづくりを進めていただければと思います。
 
Text:塚越菜々子(つかごし ななこ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者



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