最終更新日: 2019.01.11 公開日: 2018.01.22
家計

通帳残高数千円の彼女が、半年で残高50万円に増えたワケ

半年前まで「どうしよう。お金がない! 娘の大学の授業料を払わないといけないのに。今月もお母さんに借りなきゃ」と、計画的にお金を使うことができなかったAさん。
Aさんは50歳の女性で、正社員として働いています。ご主人は会社を経営。決して、世帯収入が低いわけではありません。

それにもかかわらず、給料日前の通帳残高は数千円。自分で稼いだお金は1カ月で使い切ってしまっていたようです。そんなAさんですが、半年経った現在、通帳残高は50万円まで増えました。さて、どうやって彼女は通帳残高を増やしたのでしょうか?
前田菜緒

Text:

Text:前田菜緒(まえだ なお)

FPオフィス And Asset 代表
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
確定拠出年金相談ねっと認定FP、2019年FP協会広報スタッフ

保険代理店勤務を経て独立。資産運用と保険に強いファイナンシャル・プランナーとして、子育て世代向けに相談やセミナーを行っている。全国どこからでも受講可能なオンラインセミナーを毎月開催。自宅で学べる手軽さと講座内容のわかりやすさが好評。子どもが寝てからでも参加できるよう、セミナーや相談は夜も行っている。

https://www.andasset.net/

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前田菜緒

執筆者:

Text:前田菜緒(まえだ なお)

FPオフィス And Asset 代表
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
確定拠出年金相談ねっと認定FP、2019年FP協会広報スタッフ

保険代理店勤務を経て独立。資産運用と保険に強いファイナンシャル・プランナーとして、子育て世代向けに相談やセミナーを行っている。全国どこからでも受講可能なオンラインセミナーを毎月開催。自宅で学べる手軽さと講座内容のわかりやすさが好評。子どもが寝てからでも参加できるよう、セミナーや相談は夜も行っている。

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貯まらない理由は彼女の勘違いにあった

半年前までのAさんは、「自分の少ない給与で貯まるはずがない。貯まらなくて当然」と思い込み、有名フルーツ店のジュースを愛飲し、お取り寄せグルメも頻繁に注文、8000円のバレッタをつけるなど、常に財布は支出モード、貯めることすらしなかったとのことです。
 
ところが、今では「少ない収入ながらも貯めることができる」という考えに改まり、お取り寄せグルメも、フルーツジュースも買わなくなりました。 それは、ある2つのことが彼女の心を動かしたからです。
 

彼女を変えた2つのモノ

それは「ねんきん定期便」とブログ記事
 
50歳になると「ねんきん定期便」の様式が変わります。それまでは記載されていなかった年金の受取見込額が表示されるようになるのです。年金の受取見込額を見たAさんは、自分の老後が近いと改めて実感しました。そして、老後資金について意識し始めるようになりました。
 
そしてもう一つ、彼女の意識を変えたのは、あるファイナンシャルプランナーさんのブログの記事です。そこには「年収200万円代から始める年間貯蓄100万円生活」という内容があり、それを読んで、自分でもお金を貯められるかもしれないと思ったということです。そして「少しずつだけど、少しずつが大事」という考えに変化していきました。
 
「ねんきん定期便」と、そのブログ記事の2つがちょうどよいタイミングで重なり、彼女のお金に対する意識が変わりました。今ではすっかり節約体質に変化したAさん、増えていく通帳残高を見て、もっと増やしたいとの思いが芽生え、資産運用について勉強をしはじめています。
 

貯められない人は支出にメリハリを

実は、貯められないという人は、Aさんのように「収入が少ないから貯まらない」と思い込んでいる人が多いです。そのため、財布は常に支出モード。ある節約に関する調査で、節約上手な人は支出にメリハリをつける。節約下手な人はとにかく物を買い控えるという結果があります。
 
支出にメリハリをつけるとは、支出に優先順位をつけて、必要なものは購入するということです。買い控えは、ダイエットと同じ、リバウンドがあります。ですので、買い控える必要はありません。ただ買う前に「これ、本当に必要?」と、自分に問いかけるといいかもしれません。貯まらない理由は、「収入が少ないから」という理由ではないことに気付けるかもしれませんから。
 
Text:前田 菜緒(まえだ なお)
1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP(R)認定者



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