鈴木麻友子
キャリアコンサルタント
国家資格キャリアコンサルタント、第二種衛生管理者、秘書技能検定1級 IT/Web・外資系小売業界における人事として約10年. 採用、教育、制度、給与など一連を経験。これまで3000人以上の面接やキャリア相談を行う。 現在は人材系会社にて企業への採用支援や求職者へのキャリア/転職サービスを提供中。学生時代は新体操一筋で東北大会優勝、全国大会5位入賞などの成績を収める隠れ体育会系。
執筆者の詳しい情報はこちらこの記事では、医師転職におすすめの転職サイトと注意点を解説します。
医師から異業種への転職や、職種を変えず病院を変える転職のポイント、転職サイトに関するQ&Aも紹介します。
医師から異業種に転職する際のポイント
医師から異業種に転職する際にまず決めておきたいのが、医師免許を生かした異業種にするか、それとも医師免許と関係ない異業種にするかという点です。病院以外で医師免許を活かす場合、以下のような仕事があります。
〇産業医として働く 〇介護老人保健施設で働く 〇製薬会社で働く 〇公務員として働く 〇医療サービスの起業
医師免許と関係のない職業の場合は、これから新たなことに挑戦することになります。自分がその職種に向いているかどうかを見極めましょう。
医師から医師に転職する際のポイント
キャリアパターンを把握する
職種や業界は変えず、勤務する病院を変えたいという方もいるでしょう。医師から医師に転職する際のポイントは、医師のキャリアパターンを把握することです。例えば、次のようなパターンがあります。
臨床医3~5年目は、まだまだ一人前の医師とは見られないため、教育制度が整っている総合病院がおすすめです。あるいは、医師不足で悩んでいる地域も、若い医師を歓迎してくれるでしょう。
臨床医6~15年目は、キャリアを積むために、症例数が豊富な病院に転職する医師が多いもの。出産・育児を行う女性医師の場合、ワークライフバランスを見直して、プライベートの時間が取れる病院に転職する人もいます。
臨床医16~25年目は、やりがいを目指して転職する医師がいます。
さらにゆとりのある働き方を目指す人も。臨床医26年目以降は、気力や体力と相談して転職先を決める人が増えてきます。
転職スケジュールを立てる
転職を成功させるために、転職スケジュールを立てましょう。転職先に入職するまでは、転職活動を始めてから半年から1年くらい転職先かかります。余裕を持ったスケジュールを立てましょう。転職の目的を明確にする
転職を成功させるために、転職の目的を明確にしましょう。まずは、転職して何を叶えたいのかをはっきりさせましょう。例えば、「家族との時間が過ごせないほど忙しくて、ゆとりをもって働きたい」場合です。
このケースでは、当直などがなく、ゆとりをもって働けるようになれば、転職は成功となります。転職の目的を明確にしなければ、転職の成功も失敗もありません。
自分に合った転職方法を知る
自分に合った転職方法を知るのも、転職を成功させるポイント。転職サイトには、主に自分で検索するタイプのサイトと、アドバイザーのサポートを受けられるタイプのサイトがあります。自分に合った方法で転職活動を行いましょう。
医師転職を成功させたい人におすすめサイト
プロの転職支援を受けるならここ!
プロの転職支援を受けるなら、医師転職ドットコムがおすすめです。医師転職ドットコムは、株式会社メディウェルが運営するサイト。満足度94.7%の医師転職支援サービス納得のいく転職をサポートしてくれます。
担当するコンサルタントが、求人紹介や面接の日程調整、条件交渉、アフターフォローも行ってくれます。現職が忙しくて自分で転職活動するのが難しい人や、転職活動に自身がない人は、プロのコンサルタントの力を借りられるのでおすすめです。
自分でも探してプロにも助けてもらうならここ!
自分でも求人を探したうえでプロにも助けてもらいたい方は、マイナビDOCTORがおすすめです。マイナビが運営の医師専門の転職支援サービス独占求人や好条件の非公開求人など多数保有。
マイナビDOCTORは、厚生労働省の認可を受けた転職・就職支援サービス。求人検索機能の使いやすさが特徴です。
自分で求人を探すほか、キャリアパートナーがあなたの希望を聞いて求人を紹介してくれます。運営会社は転職サイトを数多く運営する株式会社マイナビ。マイナビは40年以上人材支援サービスを行っており、優良な非公開求人が豊富で、病院の役職待遇などの求人もあります。
医師転職サイトを利用する前に知っておきたい注意点
医師転職サイトを利用する前に知っておきたいのが、医師転職サイトの多くは非公開求人であることです。例えば、マイナビDOCTORの非公開求人の割合は60%です。登録しなければ、非公開求人を見ることはできません。医師転職サイトは、かならず登録して利用しましょう。
また、登録しないとプロの転職支援を受けられません。この点でも転職サイトを利用する際は、登録した方が良いでしょう。
Q&A
利用料はかかりますか?
転職サイトは、基本的に無料で利用できます。相談したらかならず転職しなければいけませんか?
多くの転職サイトでは、相談だけでも利用を歓迎しています。まずは登録して気軽に相談してみましょう。個人情報は守られますか?
転職サイトでは、個人情報保護法に基づいて個人情報が扱われます。また転職活動中の方への配慮から、面談までは名前を会社に伝えない転職サイトもあります。
まとめ
この記事では、医師転職におすすめの転職サイトと注意点を解説しました。医師が異業種に転職する場合は、医師免許を生かすかどうかを考えましょう。医師から医師に転職する場合は、医師のキャリアパターンを把握することは大切です。
自分に合った転職方法を選ぶことも大切です。プロの転職支援を受けたい人には、医師転職ドットコムがおすすめ。自分でも求人を探しながらプロの支援を受けたい人には、マイナビDOCTORを利用してみましょう。