アコムの金利は高いの？シミュレーションしてみた

 
アコムは知名度が高く消費者金融業界でも最大手です。しかし、アコムを利用しようと思ったときに金利が低いのかどうかは問題です。今回はアコムの金利について、詳しく見ていきます。アコムに限らず、お金を借りる際には低金利のところで借りると、後々苦労しません。
 

アコムの金利について

まずはアコムの金利の概要についてみていきます。アコムの金利は3.0～18.0％です。金利幅がありますが、これは極度額によって適用される利率が異なるためです。この金利は年利で、利息の支払額は日割り計算で決められます。
またアコムには金利優遇サービスもありますので、最後に紹介します。

 

極度額によって金利は変わる

アコムの金利は3.0～18.0％です。どの金利が適用されるかは、契約極度額をベースに決まります。

契約極度額	金利
1万円～99万円	7.7～18.0％
100万円～300万円	7.7～15.0％
301万円～500万円	4.7～7.7％
501万円～800万円	3.0～4.7％

 
同じ極度額でも金利に幅があるのは、信用力の違いによるものです。基本的には、極度額が大きくなればなるほど、適用金利は低くなる傾向が見られます。

 

利息の計算方法

先ほどの金利は年利で、借入から1年後に返済した場合にかかる利息を示したものです。
しかしアコムでは日割り制を導入しています。つまり利息を算出するには、借入残高×金利÷365日×利用日数という計算式を使います。
 
例えば10万円を18.0％の金利で1週間借りた場合、支払う利息は10万円×18％÷365日×7日=345.2円です。
アコムでは1円未満は切り捨てなので、345円を利息として支払います。
 
このように利息がいくらになるかは自分で計算できます。また、アコムのホームページには返済シミュレーションがあります。必要な情報を入力すれば、すぐに利息が計算できます。

 

無利息サービスを上手に活用しよう

アコムの金利で見逃せないのは、30日間金利0円サービスのある点です。これはアコムを初めて利用する場合が対象です。契約した翌日から30日間で返済すれば、金利は一切かかりません。
 
もし30日以内に完済すれば、支払うのは元金の返済だけで、利息は0円です。注意が必要なのは、30日間がいつを起点に計算されるかということです。
 
無利息サービスが開始されるのは契約の翌日から30日間なので、借入が契約から5日後だと無利息期間は25日間となってしまいます。アコムの無利息サービスを最大限利用するには、契約すると同時に借入をすることです。

 

アコムの金利は高い？返済額のシミュレーション

アコムの金利についてみてきましたが、そもそもこの金利は安いのでしょうか？ そこでここでは、ほかの主要な消費者金融の金利と比較して高いかどうか見ていきましょう。
また実際に借入した場合、利息と返済総額がどのくらいになるのかを計算してみましょう。

 

アコムの金利は高い？ 他社と比較してみた

アコムの金利は3.0～18.0％です。ほかの主要な消費者金融の金利を見ると、以下の通りです。
一般的に初めて借り入れる際には、上限金利がほとんど採用されます。

消費者金融	金利
アコム	3.0～18.0％
プロミス	4.5～17.8％
アイフル	3.0～18.0％
レイクALSA	4.5～18.0％
SMBCモビット	3.0～18.0％

 
ほとんどの消費者金融で上限金利を18.0％としています。ですから、どこで借りてもそんなに大きな差はないと見ていいでしょう。つまり、アコムは消費者金融の中では、決して高金利とは言えないわけです。

 

利息額と返済総額のシミュレーション

アコムの金利がわかっても、実際にどのくらい利息を支払うのか今ひとつイメージできないという人もいるでしょう。そこでここでは借入額による利息額と返済総額について、シミュレーションしてみました。以下で紹介するシミュレーションは金利18.0％で30日間借り入れた場合を想定しています。
 
1万円の場合、利息は147円で返済総額は1万147円です。同じく5万円だと利息は739円、返済総額が5万739円です。10万円の場合は利息1,479円、返済総額10万1,479円です。元本に対して利息はかかるので、借入額が大きくなればなるほど、利息額はどうしても大きくなります。アコムで借入する際には、必要最小限の金額だけ借りるように心がけましょう。
 
また、アコムの利息は日割り計算されます。早めに返済できれば、利息額もその分少なくなります。返済にあてられる資金が手元に入ってきたら、優先的に返済に回すようにするといいでしょう。

 

アコムの返済シミュレーションを活用しよう

アコムでお金を借りる際には、事前に返済計画をしっかり立てておくといいでしょう。そこで活用してほしいのが、返済シミュレーションです。アコムの公式ホームページに用意されているので、こちらを利用すると便利です。

 

必要事項を入力するだけ

アコムのホームページの上部のメニューの中で、「ご返済」をクリックします。この中で「ご返済シミュレーション」というボタンがあるので、こちらをクリックしましょう。そうすれば、シミュレーションのページにアクセスできます。
 
返済シミュレーションには希望する借入金額、借入利率、返済回数を入力する欄があります。必要な情報を入力すると、自動的に計算してくれます。
 
毎月の返済金額や利息が知りたい場合、「返済金額（毎月）」のタブに記入してシミュレーションを行います。
例えば借入希望額10万円・借入利率18.0％・返済回数3回と入力します。すると毎月の返済金額は3万4338円と出ます。毎月のご返済金額の下に「返済計画表」というボタンがあるはずです。こちらをクリックすると返済金額の内訳が詳しく表示されます。3万4338円のうち元金返済がいくらで利息支払額がいくらか、また残高がいくらかもわかります。
 
月々の返済額を決めている場合、何回返済しなければならないかを知るには、「返済回数(毎月一回)」というタブをクリックするとシミュレーションできます。
例えば10万円で18.0％の金利、月々5000円の返済では返済回数は32回です。すぐに結果が出ますので、ちょっとした空き時間を利用してこちらのサービスを活用するといいでしょう。

 

シミュレーションよりも返済総額を少なくする方法も

実はこのシミュレーションよりもちょっとした工夫で返済総額を安くできます。基本的に返済は月1回、もしくは35日サイクルで決まった金額を支払います。しかしもし金銭的に余裕があれば、繰上返済といって上乗せしてお金を返すことが可能です。繰上返済は随時受け付けています。繰上返済の場合、元金の返済に充当されます。
 
残高が減っていけば、返済期間も短くなります。利息は日割り計算ですから、返済期間が短くなれば、それだけ利息も減り、結果的に返済総額も少なくなるわけです。お金が手元にあれば、優先的に繰上返済を行いましょう。

 

アコムの返済シミュレーションを利用して計画的な返済を

アコムの金利について、詳しく見ていきました。アコムの金利は他社と比較しても、決して高金利ではありません。またアコムの利息額は日割りで計算されます。つまりできるだけ早く完済すれば、利息の支払額が少なくなり、返済総額も抑えられます。もしアコムでお金を借りたら、手元にあるお金は優先的に返済に回したほうがいいでしょう。
 
また、アコムには初回利用の方を対象に、30日間無利息サービスがあります。こちらもうまく利用すれば、一切利息を支払うことなく借入できるのでおすすめです。借りるときには返済を想定しておくことが大事です。

 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
 

■アイフル
※商号：アイフル株式会社
※登録番号：近畿財務局長(14)第00218号
※貸付利率：3.0%～18.0%（実質年率）
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※契約限度額または貸付金額：800万円以内(要審査)
※返済方式：借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
※返済期間・回数：借入直後最長14年6ヶ月（1～151回)
※担保・連帯保証人：不要
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※1 優遇適用後金利 0.9%～17.9%（実質年率）/基準金利 3.9%～17.9%（実質年率） ドコモ回線などのご利用状況に応じて、最大年率3.0%の金利優遇が適用。適用条件はdスマホローン公式サイトでご確認ください。