更新日: 2020.12.30 借り換え

カードローンをフリーローンに借り換えは可能! 違いやメリットを知ろう

カードローンをフリーローンに借り換えは可能! 違いやメリットを知ろう
FINANCIAL FIELD編集部

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現在カードローンを利用中で「フリーローンに借り換えをしたいけどカードローンとの違いは?」「フリーローンのメリットやデメリットは?」など疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
 
フリーローンは多くの金融機関が取り扱い、カードローンと同じく資金使途が自由で、金利が低いのが特徴です。利用限度額の範囲内で何度でも借り入れができるカードローンとは違い、一度の借り入れごとに申し込み・審査が必要なので余計な借り入れを防げます。
 
ここでは、フリーローンの特徴やメリット・デメリット、カードローンとの違い、借り換えの流れなどについて解説します。フリーローンへの借り換えを検討している方は、ぜひご覧ください。
 

フリーローンとは? 特徴とメリット・デメリット

フリーローンとは、資金使途が自由なローンのことです。銀行や信販会社、クレジット会社などで取り扱う個人向けローンで、借りたお金は旅行費用や結婚費用、引っ越し費用、買い物費用、資格取得費用など自由に使えます。マイカーローンや教育ローンなどのように資金使途が限定されている目的別ローンとは異なります。
 
ただし、資金使途が自由といっても事業目的や投資目的の借り入れはできません。また、申し込みの際には、何目的の借り入れなのか申告する必要があります。
 フリーローンは無担保型と有担保型の2種類あり、無担保型は担保が不要で、有担保型は借入金額が大きく返済期間が長いのが特徴です。フリーローンで借り入れしたお金は、他のローン同様、毎月決まった金額を返済します。
 
ここからは、フリーローンへの理解を深めるためメリット・デメリットについて見てみましょう。

 

フリーローンのメリット・デメリット

フリーローンには、次のようなメリットがあります。
 

・多くの金融機関で取り扱う
・資金使途が自由
・金利が低い
・余計な借り入れを防げる

 
フリーローンは多くの銀行や信販会社、クレジット会社が取り扱っているため、自分に合ったものを選択可能です。マイカーローンや教育ローンなどの目的別ローンとは違い、借りたお金の使い道は自由なため、基本的には好きなことに使えます。
 
また、同じ資金使途が自由なカードローンと比べて、フリーローンのほうが金利は低い傾向にあります。借り入れが1回のみなので、余計な借り入れを防げるのもメリットです。
 
上記のようなメリットがある一方で、フリーローンには次のようなデメリットもあります。
 

・審査に時間がかかる
・投資目的、事業目的の借り入れはできない
・追加借り入れには再度申し込みが必要

 
ほとんどの金融機関は、フリーローンの審査に数日~数週間程度の時間がかかります。そのため「即日融資を受けたい!」「2~3日中にお金が必要!」という場合には対応できない可能性があります。また、資金使途は自由ですが、投資や事業用で借り入れすることはできません。
 
フリーローンは契約金額が一度に口座に振り込まれるため、追加で融資を受けたい場合は、再度申し込みをして審査を通過する必要があります。借り入れの度に審査が必要となるため、申し込みの手間と時間がかかります。
 
このようなメリット・デメリットがフリーローンにはあります。

 

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フリーローンとカードローン5つの違い

フリーローンとカードローンは、どちらも資金使途が自由なローン商品ですが「借り入れ回数」「再利用する時の審査」「低金利」「返済期間」「借入金の管理」など5つの違いがあります。それぞれの違いを理解していれば、自分に合ったローン選びがしやすくなります。
 
ここでは、フリーローンとカードローンの5つの違いについて見てみましょう。

 

借り入れ回数

フリーローンとカードローンの大きな違いが借り入れ回数です。フリーローンは、契約金額が一度にまとめて口座に振り込まれます。そのため、借り入れ回数は1回のみです。借り入れする金額や金利、返済期間、返済金額などがすべて決まり融資が実行されます。
 
カードローンの場合は、利用限度額の範囲内であれば何度でも借り入れできるのが特徴です。借り入れをしても、返済すればその分の枠が空くため再び借り入れができます。例えば、利用限度額100万円のカードローンで60万円借り入れした場合、空き枠は40万円です。しかし、30万円返済をすれば、空き枠は70万円になります。
 
このように、フリーローンの借り入れ回数は1回で、カードローンは利用限度額の範囲内で何度でも利用でき借り入れ回数が多いのが、フリーローンとカードローンの違いです。

 

再利用する時の審査

再利用する時の審査の有無も、フリーローンとカードローンの違いです。フリーローンは、契約した金額が一度に融資されるため、再度借り入れを希望する場合は、もう一度申し込みをして審査を受けなくてはなりません。
 
そのため、初回利用時と再利用時で二度の申し込み・審査が必要です。1回の審査で数日~数週間程度の時間がかかります。
 
一方カードローンは、最初に契約した利用限度額の範囲内であれば、好きな時に何度でも借り入れ可能です。
 
そのため、2回目利用する場合も、新たな申し込みや審査を受ける必要はありません。審査がないため、再利用の際もすぐに借り入れできます。ただし、利用限度額を増額する場合や、一度カードローンを解約したあとにもう一度利用する際は審査が必要です。
 
このように、初回利用後に再利用する場合、フリーローンは審査が必要で、カードローンは審査が不要です。

 

低金利

フリーローンとカードローンの違いの1つが金利です。金融機関や借り入れの条件で金利は異なりますが、一般的にフリーローンのほうがカードローンよりも金利は低く設定されています。主な金融機関のフリーローン金利は、次のようになります。(2021年8月時点)
 

・りそな銀行:6.0%~14.0%
・住信SBIネット銀行:3.775%~12.0%
・イオン銀行:3.8%~13.5%
・千葉銀行:1.7%~14.8%
・福岡銀行:5.9%~12.9%(Webでの申し込みの場合)

 
金融機関によって異なりますが、金利相場は2.0%~15.0%程度です。一方、主なカードローンの金利は、次のようになります。
 

・プロミス:4.5%~17.8%
・アコム:3.0%~18.0%
・アイフル:3.0%~18.0%
・レイクALSA:4.5%~18.0%
・楽天銀行:1.9%~14.5%
・オリックス銀行:1.7%~17.8%

 
カードローンの金利は2.0%~18.0%程度です。フリーローンとカードローンの下限金利は同じくらいですが、上限金利に差があります。

 

返済期間

フリーローンとカードローンでは、返済期間にも違いがあります。フリーローンは、契約時点で「△年△月まで毎月◯◯円を返す」と返済金額と返済期間が決まります。返済期間が決まっているため、返済計画を立てやすいのが特徴です。
 
カードローンは、利用限度額の範囲内で何度でも借り入れが可能です。利用状況によって返済期間が変動するため返済計画を立てるのは難しくなります。
 
このように、フリーローンの返済期間は契約時点で決まっているのに対し、カードローンの返済期間は利用状況によって変動する点が違います。

 

借入金の管理

フリーローンは借入金の管理がしやすいといわれています。契約時点で借り入れ当初から完済までの毎月返済額と期間が決まるからです。最初の時点で完済までの見通しが立ち、毎月返済額は一定額のため、管理する難しさはほとんどありません。
 
一方、カードローンは借入金の管理が難しく感じる可能性があります。契約時点で毎月返済額や返済期間が決まっていないからです。カードローンはいつでも好きな時に借り入れができ、その時々の利用残高に応じて返済額や返済期間が変わります。そのため管理が難しく、その都度借入金の状況を確認する必要があります。
 
フリーローンとカードローンどちらも、金融機関サイトのマイページやアプリなどから借入金の状況を確認可能です。

 

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カードローンからフリーローンに借り換える流れ

カードローンからフリーローンに借り換える流れは、難しいものではありません。現在の借り入れ状況を確認して借換先に申し込み、一括返済をすれば、あとはフリーローンを返済していくだけです。
 
ここでは、カードローンからフリーローンに借り換える流れについて、詳しく見てみましょう。初めて借り換えをする方も安心して進められるようになります。

 

カードローンの借り入れ状況の確認

まずは、カードローンの借り入れ状況を確認しましょう。フリーローンで借りたお金でカードローンの借り入れを完済し、新たにフリーローンのほうに返済をしていくためです。
 
「カードローンの利用限度額と借りている金額」がわからないと、フリーローンでいくら借りたらよいのかわかりません。
 
カードローンの借り入れ状況は、Webサイトのマイページやアプリ、電話、明細書で確認できるケースがほとんどです。例えば、アコムのカードローンは会員ページや公式スマホアプリから簡単に確認できます。
 
借り換えをするうえで、現在の借り入れ状況を把握しておくことは必須です。フリーローンに借り換えるためにも、早速カードローンの借り入れ状況を確認してみてください。

 

フリーローン申し込み・審査

カードローンからフリーローンに借り換えるためには、借換先であるフリーローンに申し込みをして、審査を通過しなくてはなりません。審査に落ちてしまったら借り換えはできなくなります。
 
フリーローンとカードローンの審査条件は金融機関や商品によって異なります。カードローンの審査に通ったからといって、フリーローンの審査にも通るとは限りません。
 
また「A社のフリーローンは落ちたけどB社は通った」ということもあり得ます。そのため、1社審査に落ちたからといって諦めずに2社目にも申し込みを検討してみましょう。
 
フリーローンでよくある申し込み条件は「20歳以上」「安定した収入がある」「保証会社の保証を受けられる」の3つです。
 
多くの金融機関がフリーローンを取り扱うため、複数のローン商品を比較して選ぶようにしてください。

 

借りたお金でカードローンを一括返済

フリーローンの審査が通ったら、借りたお金でカードローンを一括返済します。一括返済の方法は、各カードローンで異なります。
 
例えば、消費者金融カードローンのアコムは、ATMや指定口座への振り込み、店頭窓口にて一括返済が可能です。また、楽天銀行カードローンの場合も提携会社や金融機関のCD・ATMや指定口座への振り込みで一括返済ができます。
 
一括返済の場合、利息は日割り計算されるのが一般的です。そのため、利息を少しでも安く抑えるために、フリーローンの融資を受けたらできるだけ早くカードローンの一括返済を行いましょう。

 

フリーローンを返済する

カードローンを一括返済したあとは、フリーローンの返済が始まります。利用状況に応じて毎月返済額や返済期間が変わるカードローンとは違い、フリーローンは契約時点で毎月返済額と返済期間が決まります。
 
事前にシミュレーションを行い、無理のない返済計画を立てておきましょう。返済が遅れると信用情報に登録される可能性があるため注意が必要です。
 
また、お金に余裕がある時は積極的に繰上返済を実施しましょう。繰上返済分は全額元金に充てられ、その分の利息もなくなります。繰上返済の手数料が無料のフリーローンもあります。
 
カードローンからフリーローンに借り換えをする前に、フリーローンの返済計画を立てておくことが大切です。

 

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カードローンの借り換えにおすすめのフリーローン3選

カードローンからフリーローンへ借り換えを検討している場合は「オリックス・クレジット VIPフリーローン」「りそな銀行フリーローン」「横浜銀行フリーローン」がおすすめです。どの商品も借入可能額が大きく、カードローンよりも金利が低い傾向があります。
 
来店不要でWebから簡単に申し込みができるため、忙しい方でも安心です。
 
ここでは、カードローンの借り換えにおすすめのフリーローン3選を紹介していますので、借換先選びの参考にしてください。

 

オリックス・クレジット VIPフリーローン

オリックス・クレジット VIPフリーローンは、借入可能額100万円以上800万円以内で金利は3.0%~14.5%、返済期間は最長8年です。日本国内に居住し申込時20歳以上65歳未満で年収400万円以上の方が対象となります。
 
Webから簡単に申し込みができ、審査を通過すると、返済負担を軽減するプランの提案を受けられます。納得できるプランであれば、契約書類に必要事項を記入して郵送後、契約金額が指定口座に振り込まれる流れです。
 
返済日については、10日、20日、末日の中から選択できます。
 
他のフリーローンは「安定した収入がある方」を対象としていることが多いですが、オリックス・クレジット VIPフリーローンは「年収400万円以上」と明確にしているので基準がわかりやすいのも特徴です。

 

りそな銀行

りそな銀行のフリーローンは、借入可能額が10万円~500万円(1万円単位で借り入れ可能)、返済期間は最長10年です。金利は固定金利で、6.0%、9.0%、12.0%、14.0%の4種類の中から審査によって決定します。りそな銀行の住宅ローンを利用している場合は、年0.5%引き下げられます(2021年6月1日時点)。
 
対象となるのは、申込時に満20歳以上満66歳未満で最終返済時年齢が満71歳未満で、安定した収入があり保証会社の保証を受けられる方です。パート・アルバイトの方も申し込みができます。学生や専業主婦(主夫)の方は利用できません。
 
Webから24時間365日申し込みができ、返済方法は自動引き落としとなります。りそな銀行の口座を持っていなくても申し込みが可能です。
 
優遇金利を受けられるため、りそな銀行の住宅ローンを利用している方には特におすすめのフリーローンです。
 
関連記事:りそな銀行カードローン(特徴、金利、審査、限度額など)
 

横浜銀行

横浜銀行のフリーローンは、借入可能額10万~1000万円(10万円単位)、金利1.9%~14.6%、返済期間は最長10年です。20歳以上69歳以下で安定した収入があり、神奈川県や東京都内全地域、群馬県の前橋市や高崎市、桐生市に居住または勤務している方が申し込み対象となります。
 
条件を満たしていれば、パート・アルバイトの方や配偶者の方でも申し込みが可能です。また、横浜銀行との取引がない方でも申し込みできます。
 
Webで申し込みができるため窓口へ来店する必要がなく、審査結果は最短で翌日にわかり、借り入れまでは最短2営業日です。パソコンやスマホで24時間申し込みができるため、忙しい方でも安心です。
 
借入可能額が大きいフリーローンを希望し対象地域に居住または勤務されている方におすすめのフリーローンになります。
 
関連記事:横浜銀行カードローン(特徴、金利、審査、限度額など)
 

フリーローンへの借り換えを検討しよう

カードローンからフリーローンへ借り換えをすれば、金利が低くなるため毎月返済額を抑えられます。契約時点で返済金額や期間が決まるため、返済計画が立てやすく管理もしやすくなるでしょう。
 
借り換えの際は、事前にカードローンの借り入れ状況を確認し、フリーローン利用後の返済計画を立てるようにしてください。きちんとしたシミュレーションを行っていれば、借り換え後に返済が厳しくなる状況を回避できます。
 
現在カードローンを利用している方は、早速フリーローンへの借り換えを検討してみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

■アイフル
※商号:アイフル株式会社
※登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
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※契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
※返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
※返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
※担保・連帯保証人:不要
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