更新日: 2020.12.14 審査

カードローンには審査がある?審査や難易度解説

カードローンには審査がある?審査や難易度解説
FINANCIAL FIELD編集部

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カードローンとはクレジットカード会社や消費者金融などの貸金業者、金融機関が提供している、カードを使った個人向け融資サービスのことです。コンビニや銀行のATMなどで現金を引き出したり、ネット経由で自分の口座に振り込んでもらったりするなどの方法で借入できます。
 
カードローンを使うには、あらかじめ申し込んでおき、手元にカードを用意しておくことが必要不可欠です。申し込んで審査を通過した人のみ手に入れられますので、審査について気になる人も多いでしょう。
 
そこで、カードローンの審査についてくわしくご紹介します。
 

カードローンには審査がある

カードを使ってお金の借入ができるカードローンは誰もが利用できるわけでなく、審査に通過した人のみが利用できるサービスです。しかし、どんな審査が行われるのか、どうすれば審査に通過できるのか、情報がなく悩んでしまう人も多いでしょう。カードローンの審査基準や難易度はどうなっているのでしょうか。
 

銀行のローンに比べて金利が高い傾向にある

まずは大前提として、カードローンとその他のローンの違いについて理解してから申し込みたいもの。住宅ローンや車のローンといったローンは生活必需品の購入が目的であり、担保となる対象があることから、比較的低い金利に設定されています。カードローンは基本的に無担保ローンなので、金利が高く設定されている場合が多いです。
 
ただしカードローンは金利が高い分、住宅ローンのような厳しい審査基準は設定されておらず、返済能力さえあると判断されれば審査に通過できる場合も多いです。
 

審査のとき重視されるポイント

カードローンの審査基準は公開されておらず、各社審査基準は異なりますが、重視されるといわれているポイントは主に3つあります。
 
・信用情報
ひとつめの基準は信用情報で、これまでのローンやクレジットカードなど金融商品の利用履歴から判断します。履歴はCICなどの信用情報機関を通じて共有されていますので、現在支払遅延や延滞している人は審査に通過する確率が低いです。
 
・他社からの借入
次に、他社からの借入状況も審査基準となります。収入に対して借入額が多すぎると判断されると、審査に落ちる可能性が高いです。
 
・本人の属性
最後に、本人の属性も審査で重視されるポイント。年齢や収入、属性などさまざまな要素から審査されます。
 

独自の基準で審査される

カードローンには銀行やクレジットカード会社が提供するサービスと消費者金融が提供するサービスとがあります。年収や信用状況などを基準に審査されるといわれていますが、審査基準は公表されていません。
 
カードローンを提供する会社やサービスによって審査基準が異なるため、必ず審査に通過する方法もありません。
 
ただしカードローンは年齢制限や無職は不可などの制限などはあるものの使用目的を問われないため、状況によっては審査に通過しやすい場合もあります。
 

当日中に審査結果がわかるカードローンも多い

ローンといえば住宅ローンなどをはじめ借入の金額も大きく、結果が出るまで数日かかり、かなり時間がかかってしまうことが多いです。しかしカードローンは借入額も少額であることから急な借入需要にも対応できるよう、即日発行が可能な場合もあります。
 
例えば住宅ローンの場合は平均して審査に2〜3週間ほどかかりますが、消費者金融のカードローンの場合、1時間以内に審査結果が出て、即日借入できるサービスもあります。
 
借りたいと思ったときに申し込めばすぐに結果がわかるため、審査通過からお金を調達するまではとてもスピーディーです。
 

限度額は総量規制により制限される

総量規制とは、年収の3分の1を超える貸付けを原則禁止するという、貸金業者に対する規制です。年収600万円だと、200万円までしか借入できません。
 
クレジットカードを使った買い物の支払いや住宅ローンなどは総量規制の対象とはなりませんが、クレジットカードのキャッシングやカードローンは総量規制の対象です。
 
総量規制の対象となる全ての借入額の合計を年収の3分の1に制限しなければならず、カードローンは借りたいだけ借りられるわけではありません。
 

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カードローンの審査に落ちる主な原因

すぐに厳禁を調達したいと思ってカードローンに申し込んでも、審査の結果落ちてしまうこともありますが、落ちた原因は基本的に教えてもらえません。そこで、なぜカードローンの審査に落ちるのか、主な原因を紹介します。
 

多重債務がある

多重債務者とは、消費者金融やクレジットカード会社などの複数の貸金業者からお金を借りており、返済が困難になっている人のことです。
 
総量規制の範囲内の借入であっても、リボ払いなどで金利が膨らみ、毎月の返済が困難になっている人はいます。例えばA社への返済のためにB社で借入して、金利でどんどん返済額が膨らんでいくケースなど。
 
このような理由から、複数の借入がある状態が続いている人は、返済が困難だと判断されてしまい、審査に落ちてしまう場合が多いです。
 

滞納や返済遅滞がある

CICなどの信用情報機関を通じて信用情報が金融機関やカード会社同士で共有されるため、他の会社で返済遅延や滞納がある場合、悪い情報が共有され、審査に悪影響を与えます。返済能力がない人とみなされ、審査に落ちてしまう場合も多いです。
 
滞納や返済遅滞があるなら、他の会社で借り入れて返済するのではなく、今借りている会社に分割などの相談をする方がいいでしょう。
 

ローンやクレジットカードの利用履歴が全くない

滞納や返済遅れがないだけならず、借入の情報が全くないことも、カードローンの審査には不利になることがあります。
 
一般的な生活を送っていると、クレジットカードや銀行ローン、携帯電話の分割など何らかの金融商品の履歴がある人がほとんど。全く履歴がないことで、過去に未払いなどの金融事故をおこして借入できなくなったことを疑われることがあります。
 
少しレアなケースではありますが、現金主義で借入しないことを貫いていることが、かえってデメリットになってしまうことがあります。
 

申込内容や書類に不備がある

過去のローンやクレジットカードの利用履歴に問題がなくても、申込内容が実際と異なると審査に落ちる原因になることも多いです。年齢や年収、勤務先など、記載内容に誤りがあり確認がとれないと、怪しいと思われてしまいます。
 
入力ミスがないようにするのはもちろんのこと、虚偽申告は絶対に避けて、申し込むことが大切です。必要事項を入力したら、面倒でもしっかり確認して、送信するようにしてください。
 

同時に多重申込をしている

多重申込とは、ほぼ同じタイミングで複数のカードローンに申し込むことです。信用情報機関を通じて発覚すると、お金に困っているのではないか、使うだけ使って逃げられるのではないかと疑われやすく、審査に落ちる原因になります。
 
念のためと思っても複数のカードローンに同時期に申し込むことは避けて、1枚を選んで申し込んでください。
 

年収が低い

カードローンの借入額は総量規制の範囲内に制限されます。他に契約しているカードローンがあったり、持っているクレジットカードにキャッシング枠があったりすると、借入可能な金額を圧迫。年収が低ければ低いほど、総量規制の枠が低くなり、すぐに総量規制の枠に達してしまい、審査に落ちやすいです。
 
年収が低くても契約できるカードローンは少なからずありますが、自分の総量規制の範囲内なのかを確認して申し込みましょう。
 
どうしても新たにカードローンを契約したければ、今契約しているカードローンを整理したり持っているクレジットカードのキャッシング可能額を減額したりしてから申し込んでください。
 

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カードローンの審査の難易度は高くない!いざというときは助けてもらおう

カードローンでお金を借りたいと思っている人は、生活費などお金が急に必要な場合が多いので、審査にかかる時間や難易度が気になりますよね。
 
銀行ローンやクレジットカードのカードローンは審査に時間がかかることもありますが、消費者金融などその日のうちに利用できるカードローンも比較的多く、手元のお金が足りないときに助けてくれます。
 
カードローンの審査に落ちるときには、滞納や返済遅滞などいくつかの理由が考えられますので、審査に落ちる要素はないかよく考えてから、申し込むといいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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