日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
三井住友銀行に口座を持っていなくても、契約できる三井住友銀行カードローン。全国にある三井住友銀行ATMや提携コンビニATMにて、手数料無料で借り入れができる便利なカードローンです。
しかし手軽に借り入れができるからといって、借りすぎには注意が必要です。常に残高確認をして借入状況をチェックしておきましょう。三井住友銀行カードローンの残高確認方法や借入残高を抑えるポイントについて解説します。
目次
三井住友銀行カードローンの利用残高の確認方法
三井住友銀行カードローンを計画的に利用するためには、利用残高の把握が不可欠です。利用残高の確認方法には、次の4種類が用意されています。
●ATM
●アプリ
●公式サイト
●電話・来店
それぞれの確認方法について解説します。
ATM
三井住友銀行カードローンの利用残高は全国にある三井住友銀行ATMで確認できます。近くのATMが不明な場合は、三井住友銀行の公式サイトの「店舗・ATM検索」が便利です。店舗名や最寄り駅、住所などから三井住友銀行ATMが探しましょう。
近くに三井住友銀行がない場合は、次のATMで「残高照会」を選択すると利用できます。
●E-net(イーネット)ATM
●ローソン銀行ATM
●セブン銀行ATM
●ゆうちょATM
●三菱UFJ銀行ATM
●提携金融機関ATM
残高照会を利用できる時間帯はATMによって異なるため、注意しましょう。
三井住友銀行の本支店ATM | 7時~24時 |
コンビニATM ※E-net(イーネット)ATM、ローソン銀行ATM、セブン銀行ATMなど |
0時~24時 |
ただし、毎週日曜日の21時から翌7時までは、システムメンテナンスのため利用できません。
また三井住友銀行ATMやコンビニATMは、普通預金のキャッシュカードでカードローンの残高照会ができますが、その他のATMではローンカードが必要です。
アプリ
三井住友銀行カードローンのカードローンアプリでも利用残高の確認が可能です。借り入れや返済、次回返済期日の確認などができる便利なツールですので、スマートフォンをお持ちの人は活用してみましょう。
iPhone、Androidのどちらからもダウンロードができ、推奨環境は次の通りです。
iPhone | iOS9以降 |
Android | Android OS 4.3以降 |
三井住友銀行の公式サイトにQRコードが表示されています。スマートフォンでQRコードを読み込むと、アプリストアに遷移する仕組みです。iPhoneは「App Store」、Androidは「Google Play」でアプリをダウンロードしましょう。
公式サイト
三井住友銀行の公式サイトにある「カードローンWebサービス」で利用残高の確認ができます。手元に普通預金のキャッシュカード、またはローンカードを用意して、「店番」「口座番号」「キャッシュカードの暗証番号」を入力してログインしましょう。ローンカードの場合は、裏面に記載されている店番と口座番号を入力します。
その他にSMBCダイレクト(インターネットバンキング)に契約している人は、カードローン専用口座をサービス利用口座として登録することで、借入残高の確認が可能です。
カードローンWebサービスでは利用残高の確認の他に、次回返済予定額や返済期日、本日までの利息などが確認でき、計画的なカードローンの利用に役立ちます。
電話・来店
インターネットやATMでの操作が苦手な人は、電話や窓口で借入残高の確認をするのがおすすめです。直接担当者と話せるため、カードローンに関する不明点や相談なども気軽にできます。
電話の場合は、三井住友銀行カードローンプラザ0120-923-923(平日9時~18時)に電話をかけます。電話・来店どちらの場合もローンカードやキャッシュカード、本人確認書類を準備しましょう。
返済額はどうやって決まるの?
カードローンで借り入れをすると、毎月、決まった金額を返済していかなくはなりません。ではこの返済額はどうやって決まるのでしょう?
三井住友銀行カードローンは「残高スライド型元利定額返済方式」で、借入残高に応じて返済額が決まります。つまり約定返済時にいくら借り入れをしているかで、返済金額が変わるのです。きちんと返済していくために、借入残高の確認は非常に重要といえます。
三井住友銀行カードローンで定められている約定返済額を借入残高ごとにみていきましょう。
約定返済時の借入残高 | 約定返済金額 |
---|---|
2,000円未満 | 約定返済時の利息金額と借入残高の合計額 (2000円を上限とする) |
2,000円以上50万円以下 | 10万円以下の場合、2000円 借入残高が10万円増すごとに2000円を増加 |
50万円超300万円以下 | 60万円以下の場合、1万1000円 借入残高が10万円増すごとに1000円を増加 |
300万円超500万円以下 | 350万円以下の場合、4万円 借入残高が50万円増すごとに5000円を増加 |
500万円超800万円以下 | 600万円以下の場合、6万円 借入残高が100万円増すごとに5000円を増加 |
例えば、約定返済時に50万円を借り入れしている場合、「2000円以上50万円以下」に該当します。約定返済額は2000円+2000円×4=1万円です。借入残高が少ないほど、毎月の約定返済額も少なくなります。
借入残高を抑えるための方法とは?
借入残高によって約定返済額は変動します。約定返済額には元金と利息が含まれており、借入残高が増えると利息も増加します。カードローンを上手に使いこなすためには、借入残高を抑えることを意識していきましょう。
具体的にどうすれば借入残高を抑えられるのかを解説します。
約定返済額よりも多めに返済する
借入残高によって変動する約定返済額は、いわば最少返済額です。約定返済額のみの返済を続けている場合、月々の負担額は抑えられますが、返済期間は長くなり、支払う利息も増加します。
支払う利息を節約するためには、約定返済額の他に追加で臨時返済をしていきましょう。例えば約定返済日の返済とは別に、お給料日など手元の資金に余裕がある時に利息以上の金額を返済すれば、借入残高が減って支払う利息も減らせます。
一括返済を活用する
借入残高を一括で返済すれば、支払う利息を大幅に減らせます。カードローンの利息は次のように計算します。
借入残高×年利÷365日×利用日数
利用日数が少なければ少ないほど利息を抑えられることが分かります。
例えば三井住友銀行カードローンで10万円を年利14.5%で借り入れしていており、1年をかけて返済する場合に支払う利息は次のようになります。
10万円×0.145÷365×365=1万4500円
同じ条件で60日で返済する場合は次の通りです。
10万円×0.145÷365×60=2384円
60日で返済した場合の利息が大幅に低くなっています。同じ借入残高があっても早く返済すれば、支払利息が抑えられるのです。
一括返済には次のような方法があります。
●ATM
●振り込み
●SMBCダイレクトでの振り込み・振替
●来店
SMBCダイレクトで一括返済をする際には、事前にカードローン口座をサービス利用口座として登録しておきましょう。
残高確認に関するQ&A
三井住友銀行カードローンは、残高確認の方法が豊富に用意されています。しかしカードローンを利用していく上でどうしても不明点は出てくるものです。そこで残高確認に関する不明点を解説していきます。
残高に端数がある場合はどうなる?
ATMなどでの一括返済後に1000円未満の端数が残ることがあります。1000円未満の端数は、振り込みやSMBCダイレクト、窓口などで返済しましょう。
残高不足で引き落とされなかった場合どうなる?
残高不足などで約定返済日に返済ができなかった場合、できるだけすみやかに三井住友銀行のフリーダイヤル0120-843-043(平日9時~18時)に連絡をした上で返済を行いましょう。三井住友銀行カードローンのアプリやカードローンWebサービスで返済金額を確認できます。
返済が滞るとカードローンが利用できなくなる可能性があるため、毎月の返済日を忘れないよう注意しましょう。
三井住友銀行カードローンの残高確認を活用して早めに返済しよう
利便性が高く、何かと心強い三井住友銀行カードローンですが、常に借入残高をチェックして借りすぎには注意しましょう。気軽に借り入れができる半面、つい必要以上の借り入れをしてしまうことがあります。こまめに残高確認をすることは計画的な借り入れにつながります。
利息を節約したい人は残高確認を活用して、できるだけ早めに返済するように心がけていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
※商号:アイフル株式会社
※登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
※貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
※遅延損害金:20.0%(実質年率)
※契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
※返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
※返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
※担保・連帯保証人:不要
■アコム
※ファイナンシャルフィールドでは、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運用しております。
■dスマホローン
※1 優遇適用後金利 0.9%~17.9%(実質年率)/基準金利 3.9%~17.9%(実質年率) ドコモ回線などのご利用状況に応じて、最大年率3.0%の金利優遇が適用。適用条件はdスマホローン公式サイトでご確認ください。