更新日: 2019.06.18 その他資産運用

新年度から給料UPした人に送る資産運用へのチェレンジ

執筆者 : 下中英恵

新年度から給料UPした人に送る資産運用へのチェレンジ
新年度を迎え、昇格したり勤続年数が増えたことにより、給与が上がった方もいるのではないでしょうか。
 
アップした分のお金は、そのまま趣味や好きなことに使ってしまうのではなく、資産運用を行うために、金融商品に投資してみるのもオススメですよ。
 
今回は、この春から初めて資産運用を始める人が知っておきたいポイントについて、ご紹介します。
 

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下中英恵

執筆者:下中英恵(したなかはなえ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

“東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。

富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本東京において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています
http://fp.shitanaka.com/”

貯金と運用の割合

運用初心者の方が最初に悩むポイントは、「毎月どのくらい貯金し、いくらくらい投資に使ったらいいのか分からない」という点ではないでしょうか。
 
筆者は、毎月の貯金額は、給与の手取り金額の20%くらいを目安にすると良いと考えます。全体としては、少なくとも毎月の生活費の3ヶ月分くらいを普通預金などで確保しておくと安心でしょう。
 
そして、4月から給与がアップし、金銭的に余裕が生まれた方は、ぜひ資産運用にチャレンジしてみましょう。
 
昇給した金額にもよりますが、まずは、無理のない範囲で毎月貯金していくと良いと考えます。資産運用に慣れてきたら、投資額を増やしていくことも可能です。
 
毎月しっかり貯金をしながら、資産運用を並行して進めていくスタイルが良いでしょう。
 

初心者が利用したい制度

給与がアップし、資産運用に初めてチャレンジする方は、「一般NISA」や「つみたてNISA」、そして「iDeCo」と呼ばれる、税制的に優遇される制度を利用するのがオススメです。
 
一般的に、運用による利益には約20%の税金がかかりますが、これらの制度を使うと、一定のルールのもと税金がかからないという嬉しい仕組みになっています。
 
投資初心者にも分かりやすいように、金融庁や日本証券業協会、厚生労働省、そして証券会社などの金融機関のホームページにおいても、これらの制度の特集ページが掲載されています。
 
気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
 

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運用初心者の選択肢となる金融商品とは?

では最後に、運用初心者の方向けの商品をご紹介します。
 
「せっかく給与が増えたのだから、運用で損をしたくない」と考えている方は、「個人向け国債」を検討してみてはいかがでしょうか。
 
個人向け国債は、日本国が発行する債券です。株式などに比べると、大きくもうかる可能性は低いですが、逆に大損をしてしまうリスクが少ない商品となっています。1万円から購入が可能なので、この春からアップした給与を使って、始めることができるでしょう。
 
次に紹介する金融商品は、インデックス投資信託です。
 
インデックス投資信託とは、簡単にいうと東証株価指数や日経平均株価などの、おもな経済指標と同じような値動きをする商品です。商品の仕組みが分かりやすいので、初心者の方にはぴったりと言えるでしょう。
 
さらに、インデックス投資信託の値動きに着目すると、日本経済の動きや、経済ニュースについても関心が高まり、ビジネスの勉強にもなります。さらなる給与アップを目指して、ビジネスの勉強をしながら、インデックス投資信託を検討してみてはいかがでしょうか。
 
給与がアップする方が多い今の時期は、初めて資産運用にチャレンジするには絶好の機会ですね。今まで興味があっても、お金に余裕がなくてできなかった方は、昇給した今がチャンスです。ただし、投資商品については、いずれもリスクや注意点があることを念頭に置いてください。基本給があがることで、社会保険料や税負担が増えることなども留意する必要があります。
 
ネット証券や、税制優遇制度などを上手に活用しながら、自分ができる範囲で、ぜひ資産運用を始めてみましょう。
 
執筆者:下中英恵(したなかはなえ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者
 

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