最終更新日: 2019.06.27 公開日: 2019.05.29

【衝撃】会社員の64.4%が経費を自腹で支払った経験あり?

仕事をしていく上で必ず関わっていくことになるのが「経費」。備品や消耗品、打ち合わせの飲食代や得意先への手土産など、経費といっても種類はさまざまです。そんな仕事上の経費ですが、いったん社員が立て替えてあとから精算する……というシーンも多々ありますよね。
 
しかし、「こんなちょっとの金額をわざわざ申請するのも……」「なんだかんだ精算って手間がかかるし……」と尻込んでしまう人も少なくないのだとか。そこで今回は、会社員の経費申請に関する調査を見ていきましょう。
 

会社員の64.4%が経費を自腹で支払ったことがあると回答!

株式会社pringが発表した、「会社員の経費申請に関する調査」(※)の結果をチェック!この調査は、全国の20歳~49歳の会社員(正社員)で、1年以内に会社に経費申請をした人が対象です。
 
【あなたは会社のための出費だったにも関わらず、自腹で支払った経験はありますか】
・複数回ある: 53.7%
・1度だけある:10.7%
・ない:    35.7%
 
経費を自腹で払ったことがあるという会社員は、なんと全体の64.4%という結果に。思った以上に多くの人が経費を自腹で払い、その後精算していないということがわかります。
 
みなさん、どのような理由で経費を自腹で支払うことになったのでしょうか。
 
【あなたが会社のための出費だったにも関わらず、自腹で支払った理由をお答えください】
1位:申請が面倒だったから        48.7%
2位:少額で気まずかったから       38.3%
3位:領収書をなくしたから        34.7%
4位:申請期限が過ぎてしまったから    19.2%
5位:承認者に却下されたから       11.4%
6位:ケチだと思われなくないから      8.3%
7位:部下や後輩の手前で見栄を張ったから  6.2%
 
多くの会社員が経費を自腹で支払う理由として、「領収書をなくした」「申請期限が過ぎた」というのは仕方ないにせよ、「申請が面倒」「少額だから気まずい」という理由が1、2位になるというのはどういう状況なのでしょうか。
 
申請の手間が煩雑で自腹にならざるを得ない、少額だと申請しにくいといった会社の雰囲気があるとすれば、それこそが“経費ハラスメント”だという見解もあるようです。
 

10人に2人は経費の立て替えで生活が圧迫された経験アリ!

このような会社員による経費の自腹や立て替え。チリも積もれば山となるという言葉もあるように、複数回行っていると生活を圧迫する可能性もありそうです。
 
【あなたは経費の立て替えにより自分の生活を圧迫された経験がありますか】
・ある 22.7%
・ない 77.3%
 
なんと、22.7%の会社員が経費の自腹や立て替えにより生活が圧迫された経験があるという結果に。「10人に2人ならそこまででも」と思いがちですが、そもそも経費の自腹で生活が圧迫されるということ自体が由々しき事態といえそうです。
 
先程の調査の回答で、「申請が面倒だったから」という声がありましたが、経費申請のフローについてみなさんどう感じているのでしょうか。
 
【あなたのお勤めの会社は経費申請がしやすいと思いますか】
<申請フロー>
1位:申請しやすいと思う   52.0%
2位:やや申請しやすいと思う 28.3%
3位:やや申請しにくいと思う 13.0%
4位:申請しにくいと思う    6.7%
 
<申請時の雰囲気>
1位:申請しやすいと思う   44.7%
2位:やや申請しやすいと思う 33.0%
3位:やや申請しにくいと思う 16.3%
4位:申請しにくいと思う    6.0%
 
「やや申請しにくいと思う」「申請しにくいと思う」を合計すると、申請フローについては19.7%、申請時の雰囲気については22.3%という結果に。
 
会社の経費を立て替えたのですから、精算を申請するのは当たり前のこと。それにも関わらず、申請しにくいと思う会社員がこれだけいるという状況は、放っておいていいものではなさそうです。
 
ちなみに、「あなたのお勤めの会社は働きやすいと思いますか。」という質問については、興味深い結果が出ています。
 
【あなたのお勤めの会社は働きやすいと思いますか(経費申請しやすいフローだと思うと答えた人)】
・働きやすいと思う   75.9%
・働きやすいと思わない 24.1%
 
【あなたのお勤めの会社は働きやすいと思いますか(経費申請しにくいフローだと思うと答えた人)】
・働きやすいと思う   52.5%
・働きやすいと思わない 47.5%
 
この結果を見ると、「経費申請がしにくい」と感じている人は、「経費申請がしやすい」と感じている人に比べ、働いている会社自体を「働きやすいと思わない」という率がかなり高いということがわかります。
 
やはり経費申請が面倒な会社は、働きやすい会社とは言えないということなのでしょうか。
 

経費にまつわる会社員の不満とは

最後に、会社員のリアルな声をピックアップしてみましょう。
 
【あなたのお勤めの会社で経費申請に関して不満や理不尽に思うことをお答えください】
・経理担当が不機嫌な日が多い為、渡しづらい。(30代男性)
・細かく理由を聞かれる。見ればわかるような備品ばかりなのに!!(20代女性)
・その時の売上によって申請できるできないが曖昧なこと。(30代女性)
・経費申請をすると担当者があからさまに嫌な顔をすることが不満です。(30代女性)
・営業部門のため取引先との懇親会がちょくちょくあり、半ば強制的に二次会以降にも参加させられるが、経費では一次会のみしか負担してくれないこと。(20代男性)
・申請から振り込みまでに時間がかかる時がある。月に5万くらい経費で支払いがある事が3ヶ月くらい続く時、振込が遅いと少々不安になる。(30代女性)
・周りが経費を申請しにくい雰囲気を出しているので、下っ端は特に申請しにくい。(20代女性)
 
このような状況だと、たしかに「いいよもう自腹で……」と諦めてしまう人が出てくることも容易に推測できますね。働き方改革が叫ばれている昨今、こういった経費ハラスメントにもメスを入れていく必要があるのかもしれません。
 
※株式会社pring「会社員の経費申請に関する調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 



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