更新日: 2023.02.19 確定申告

「e-Tax」なら確定申告はオンラインで完結! メリットと利用の流れを紹介

「e-Tax」なら確定申告はオンラインで完結! メリットと利用の流れを紹介
個人事業主の方や、会社員の方で副業などの収入が20万円を超えると、確定申告が必要になります。税務署で直接行うこともできますが、e-taxを使えばオンラインで手間が少なく確定申告ができます。
 
本記事では、e-taxを利用するメリットや利用の流れを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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e-taxと5つのメリット

e-taxとは、国税に関する各種手続きについて、インターネットなどを利用し電子的に手続きが行えるシステムで、以下のものに対応しています。
 

●所得税、贈与税、消費税(地方消費税含む)、法人税、地方法人税、復興特別法人税、酒税および印紙税の係る申告
●全税目の納税
●申請・届け出

 
近年ではスマートフォンとマイナンバーの普及によって、より便利にe-taxが利用できるようになりました。
 

5つのメリット

e-taxを利用するメリットは以下のとおりです。
 

●税務署への持参が不要
●印刷、郵送代が不要
●添付書類が不要(一部書類を除く) 
●確定申告時期は24時間利用可能(メンテナス時間を除く) 
●還付金が早期還付される
書面提出では1ヶ月から1ヶ月半かかるものの、e-taxでは3週間程度で還付

 
このようにe-taxを利用すれば、コストや時間も節約でき、自分の都合のよい時間に申請できるので、メリットの大きさがよくわかります。
 

利用の流れ

利用の流れをみてみましょう
 

Step1.利用者識別番号の取得

Webからのオンライン申請や、税務署の窓口または郵送による書面の提出、税理士に依頼したりすることで取得できます。Webの場合はPCやスマートフォン、マイナンバーカード、ICカードリーダライタが必要になります。
 

Step2.電子証明書の取得

申告データ改ざん防止のため電子署名を行います。事前に電子証明書を取得しておきましょう。
 

Step3.手続きを行うソフト・コーナーを選ぶ

国税庁が、確定申告作成コーナーや受付システム、e-taxソフト、QRコード付き証明書など作成システムを用意してくれています。これらを利用して申告しましょう。
 

Step4.申告・申請データを作成・送信する

各ソフト・コーナーの画面に従って電子証明書を登録し、申告・申請データを作成したら電子署名し、申告・申請データを送信しましょう。
 

Step5.送信結果を確認する

データ送信後、送信データの審査結果がメッセージボックスに格納されますので、ある程度時間をおいて審査結果を確認しましょう。
 

マイナポータルと連携するとより便利に

e-taxは、マイナポータルと連携すると大きなメリットがあります。
 

マイナポータルと連携するメリット

●事前設定は初回の1回のみ、取得する控除証明書などが増えない場合、翌年以降は事前設定不要
●電子データとして取得するため、書類の保管、管理が不要(e-tax送信する場合のみ)
●確定申告書等作成コーナーへ自動入力できる
●今後、取得できる情報が拡大されていく予定

 
このようにマイナポータルと連携することで、確定申告や年末調整などの手続きの際にはマイナポータル経由で控除証明書などの必要書類データを一括習得し、各種申告書の該当項目へ自動入力できるようになります。
 

まとめ

e-taxにて確定申告をするメリットと、利用の流れを紹介しました。オンラインでの申告は非常に便利ですので、ぜひ確定申告で利用してみましょう。
 

出典

国税庁 e-Taxの利用の流れ

国税庁 令和4年分 確定申告特集

国税庁 マイナポータル連携特設ページ(マイナポータルを活用した控除証明書等のデータ取得と自動入力)

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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