年金はいくらもらえる? 50歳になったら「ねんきん定期便」に注目!
配信日: 2023.01.29
そこで、本記事ではねんきん定期便には何が記載されているのか、特に50歳以上になると注目するべきポイントについて解説。あわせて、ねんきん定期便の概要についても説明します。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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「ねんきん定期便」とは?
ねんきん定期便とは、日本年金機構から年金制度の被保険者に毎年誕生月に送られてくる、自分自身の年金記録です(ただし、1日生まれの被保険者には誕生月の前月に届きます)。被保険者に対して、年金制度への理解を深めてもらうためのサービスの1つです。
35歳、45歳、59歳の節目の年は封書で、それ以外の年ははがきで届きます。また、節目の年は加入している全ての期間の年金記録情報、それ以外の年は直近1年間の年金記録情報が記されています。
「ねんきんネット」に登録すれば、電子版のねんきん定期便を確認できます。パソコンやスマートフォンさえあれば、いつでもどこでも確認できます。
また、ねんきんネットでは、将来の年金額のシミュレーションも行えます。ちなみに日本年金機構では、郵送費用の削減とペーパーレス化を図るために、紙版のねんきん定期便の郵送停止登録と、電子版のねんきん定期便の利用を推進中です。
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50歳以上は必見! 「ねんきん定期便」の注目ポイントとは?
実は、50歳未満と50歳以上では、ねんきん定期便に記載されている内容が異なります。
50歳未満までは「これまでの加入実績を基に計算した年金額」の表示でしたが、50歳以上になると「年金見込額」が表示されるのです。
年金見込額は、60歳まで現在被保険者である年金制度に同じ条件で加入し続けたとして、いくら受け取れるのかを計算した額です。つまり、より老後に受け取れる年金額に近い数字が分かるようになっています。
「ねんきん定期便」にもれや誤りがある場合は?
ねんきん定期便が届いたらそのまま放置せずに、必ず自分自身の年金記録に間違いがないか、確認するようにしましょう。
節目の年に届くねんきん定期便には「年金加入記録回答票」と「返信用封筒」が同封されています。万が一、年金記録にもれや誤りを見つけた場合は、年金加入記録回答票に必要事項を記載して、返信用封筒にて郵送で提出します。直接提出する場合は、近くの年金事務所に足を運びましょう。
その後、年金加入記録回答票を基にして、日本年金機構が年金の調査・確認を行います。調査・確認が終わり次第、年金加入記録に統合されます。もれや誤りがなければ、何もする必要はありません。
「年金見込額」をチェックしよう!
年金制度の被保険者の元に毎年届くねんきん定期便。50歳以上になると、「これまでの加入実績を基に計算した年金額の表示」から、より具体的な「年金見込額の表示」に変わります。
ねんきん定期便に記されている情報は、将来の老後の暮らしを設計する上で重要です。もれや誤りがないかも含めて、必ず確認するようにしましょう。
出典
日本年金機構 大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています
日本年金機構 「ねんきんネット」による電子版「ねんきん定期便」
日本年金機構 Q私に届いた「ねんきん定期便」(50歳未満の方用)と、配偶者に届いた「ねんきん定期便」(50歳以上の方用)の様式が違いますが、何が違うのですか。
日本年金機構 Q「ねんきん定期便」とは何ですか。
日本年金機構 Q「ねんきん定期便」は、どのような人に送っているのですか。また、いつ作成して、いつ送られるのですか。
日本年金機構 年金加入記録に「もれ」や「誤り」があった場合
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部