将来の「年金受給額」はいくら? しっかり把握して将来に備えよう!
配信日: 2023.01.28
今回は将来的にもらえる年金受給額の確認方法について紹介するので、定年退職後などの計画を立てる際には参考にしてみてください。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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年金事務所に確認する
自分自身が住んでいる地域を管轄している年金事務所に確認して、将来的にもらえる年金受給額を確認する方法です。年金事務所では年金に関する問い合わせを総合的に取り扱っており、電話での問い合わせか直接日本年金機構窓口への問い合わせなどがあります。
ただし、年金事務所の窓口で相談するなら本人確認が必要になるため、本人確認書類に加えて基礎年金番号がわかる書類を持参してください。せっかく窓口まで相談しに行ったとしても本人確認書類と基礎年金番号がわかる書類がなければ、対応してもらえないので持っていくのは忘れないようにすることが大切です。
代理人が年金事務所に確認するなら委任状や戸籍謄本なども必要なため、代理人が確認する場合には必要書類が増えることは理解しておきましょう。
年金事務所に確認する前に不安なら年金事務所に必要書類の確認をすることが大切です。
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ねんきんネットを活用する
ねんきんネットとは日本年金機構が提供しているサービスで、自身の年金情報がお手持ちのスマートフォンやパソコンから確認できます。年金に関しての詳しい情報をインターネット上で確認ができるため、最新の年金記録や将来的にもらえる年金受給額も簡単にわかることがメリットです。
他にも年金は受け取る時期を繰り上げたり繰り下げたりも可能ですが、ねんきんネットではさまざまな条件で受給金額について調べられます。24時間いつでもねんきんネットは利用ができることから、複数回年金受給額を確認する予定ならねんきんネットの活用を視野に入れて考えてください。
ねんきんネットの利用登録は、ユーザIDを取得して行うことができますが、マイナンバーカードがあればマイナポータルとの連携し簡単にできるので、マイナンバーカードを所有していてすぐに知りたいならおすすめです。
もらえる年金額が少ないと思うなら対策を考える
将来的にもらえる年金受給額の確認をして年金額が少ないと思うなら、国民年金と厚生年金以外にも年金準備を考えましょう。また、個人事業主やフリーランスの場合は国民年金しかないため、老後の生活を安定させるためには特に対策が必要です。
会社員でも個人事業主・フリーランスでもできる対策としては、付加年金や確定拠出年金(iDeCo)が挙げられます。個人事業主・フリーランスだけができる対策としては、国民年金基金や小規模企業共済などもあります。
また、自分自身で加入する年金制度によっては年末調整や確定申告時に、所得控除などできるものもあるので加入する際にはしっかりと確認しておきましょう。
まとめ
将来的にもらえる年金受給額によって定年退職後のライフプランが変わるため、できるだけ早いタイミングで年金受給額については把握することが大切です。また、年金受給額を確認した結果としては自身がもらえる金額が少ないと感じた場合は、国民年金と厚生年金以外の方法で老後の生活に備えるようにしましょう。
注意点としては、会社員と個人事業主・フリーランスではできる対策に違いがあることとに加えて、年末調整や確定申告時の所得控除などの申請方法も違うところです。年金受給額についてしっかりと把握して、自分自身のライフプランに対しての計画を立てられるように意識しましょう。
出典
日本年金機構 ねんきんネット
日本年金機構 窓口での年金相談のご案内
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部