更新日: 2020.03.09 住宅ローン
住宅ローンの返済方法、「元利均等返済」「元金均等返済」のどちらがお得?
執筆者:内村しづ子(うちむら しづこ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者、
FP事務所マネーサロンキャトル代表
「働く女性が楽しい人生を送るためのお金の知識」を発信。共働き世帯の家計管理やライフプラン実現のためのセミナーや相談、執筆に注力。運営している「みらい女性倶楽部」では、個人型確定拠出年金セミナーや加入サポートを積極的に行っている。
https://m-quatre.com/
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「元利均等返済」「元金均等返済の」の違いとは?
■元利均等返済
毎月の返済額が同じ額になる返済方法です。元金(借りたお金)と利息の合計額が均等であり、金利が変わらない限り返済額は一定になります
メリット:毎月の返済額が同じ額なので、返済計画が立てやすい
デメリット:返済期間が同じであれば、元金均等返済より総返済額が多くなる
■元金均等返済
毎月払う「元金」が均等になる返済方法です。元金に残高に対する利息を上乗せした額が、月々の返済額となります。当初の返済額が最も高く、年々減少していきます。
メリット:元利均等返済と比べて、元金の減少が早いので返済期間が同じなら総返済額は少なくなります。
デメリット:返済開始時の返済額が最も高いので、当初の返済負担が重くなります。
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総返済額は、元金均等返済の方がお得になる
借入金3,000万円で金利1.5%、返済期間を30年として試算した場合(下図)、2つのタイプを比べると、元金均等返済の方が総返済額で約50万円お得になります。
ただし、返済開始当初の月々の返済額は元利均等返済に比べ1.7万円程度高くなっています。このケースでは、当初の月返済額である約12万円の支払いが可能であれば、元金均等返済の利用を検討しても良いでしょう。
「元金均等返済」は「元利均等返済」より総返済額が少なくて済みますが、返済開始当初の負担が重くなります。夫婦二人だけの家庭や、お子さんがまだ小さい家庭などで、前半の負担に耐えられる家庭は元金均等返済を検討しても良いでしょう。この場合も必ず試算をしてもらうことをお勧めします。返済タイプも損得だけでなく、将来のライフプランを考慮して選択することが有効です。
執筆者:内村しづ子(うちむら しづこ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者、
FP事務所マネーサロンキャトル代表
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※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
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※1借入期間を35年超でお借り入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
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