更新日: 2019.01.08 その他
ペットロス! ペットを亡くした悲しみを癒やすのは時間の経過を待つしか・・
【調査概要】
調査対象:かつて犬・猫と暮らしていて、犬・猫を亡くした経験がある人(30歳~59歳)
調査人数:男女894名
調査期間:2017年8月8日
調査方法:インターネットによるアンケートを実施
Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
- 1 <調査結果1> ペットロスという言葉を聞いたことがあると回答したのは80.0%
- 2 <調査結果2> ペットロスの症状として、最も多かったのは「突然悲しくなり、涙が止まらなくなった」が60.3%
- 3 <調査結果3> ペットロスの症状が落ち着くまでの期間は「3ヶ月未満」という回答が51.0%
- 4 <調査結果4> ペットを亡くした際、仕事を休んだ人は9.9%
- 5 <調査結果5> ペットロスの症状が現れた人のうち、53.3%がペットロスに陥っていることを自覚していなかった
- 6 <調査結果6> ペットを亡くした悲しみを癒すきっかけは、「時間の経過を待つ以外ない」という回答が60.7%
- 7 <調査結果7> ペットと一緒に暮らしていない理由は「死別などつらい思いをしたくないから」が40.7%
- 8 <調査結果8> 「機会があれば、またペットと一緒に暮らしたい」と思っている人は57.7%
<調査結果1> ペットロスという言葉を聞いたことがあると回答したのは80.0%
「ペットロス」の認知度について調査をしたところ、「ペットロスという言葉聞いたことがありますか?」という質問に対し、「聞いたことがある」が最も多く、「聞いたことがあり、意味も知っている」まで含めると80.0%になりました。ペットと暮らしたことのある人にとってペットロスという言葉は、身近であると言えるのかもしれません。
<調査結果2> ペットロスの症状として、最も多かったのは「突然悲しくなり、涙が止まらなくなった」が60.3%
ペットを亡くした際に何かしらの不調を感じた人の中で、最も多かった症状は「突然悲しくなり、涙が止まらなくなった」という回答が60.3%で最多となりました。次いで「疲労感、虚脱感、無気力、めまい」という回答が32.6%を占めています。他にも、「食欲不振、過食」「眠れない」「幻覚、幻聴、妄想」といった症状が現れたという回答も見られました。
<調査結果3> ペットロスの症状が落ち着くまでの期間は「3ヶ月未満」という回答が51.0%
ペットロスの症状がどれくらいの期間続いたか、という質問では、「3ヶ月未満」という回答が51.0%を占めています。しかし、中には「外に出られなくなる」という深刻な症状が半年以上続いたケースも見られました。
<調査結果4> ペットを亡くした際、仕事を休んだ人は9.9%
ペットを亡くしたときに仕事を休んだかどうかを調査した結果、「休んだ」という回答が9.9%となりました。特にわが子同然のように可愛がっていた方はお休みされていた割合が高く、23.5%の方が仕事をお休みされているという結果が出ました。
<調査結果5> ペットロスの症状が現れた人のうち、53.3%がペットロスに陥っていることを自覚していなかった
ペットロスの症状が現れた人のうち、53.3%がペットロスに陥っていることを自覚していなかったことが判明しました。ペットロスという言葉が一般的に普及してきているにもかかわらず、半数以上が無自覚であることがわかりました。
<調査結果6> ペットを亡くした悲しみを癒すきっかけは、「時間の経過を待つ以外ない」という回答が60.7%
ペットが亡くなったとき、その悲しみを癒すためには「時間の経過を待つ以外ない」ようです。中には時間が経っても、癒えない悲しみに苦しんでいる人もいるでしょう。しかし、お墓参りや遺品の整理をすることで、気持ちの整理ができるという意見もありました。
<調査結果7> ペットと一緒に暮らしていない理由は「死別などつらい思いをしたくないから」が40.7%
現在、ペットと一緒に暮らしていない理由として最も多かったのは、死別などのような「つらい思いをしたくないから」が最多で40.7%となりました。次いで「住居の制約があるから」という回答が37.6%、一人暮らしだったり小さな子どもがいたりで「お世話をする自信がないから」という回答が35.0%となりました。
<調査結果8> 「機会があれば、またペットと一緒に暮らしたい」と思っている人は57.7%
死別などつらい思いをしたくないから、ペットと一緒に暮らしたくない人が13.8%いる一方で、「機会があれば、またペットと一緒に暮らしたい」と考えている人が57.7%いることがわかりました。
ペットとのお別れはとても悲しく、つらいものですが、一緒に過ごせる時間はかけがえのないものです。あまりの悲しさに「二度と飼わない」と考える人も、「また一緒に暮らしたい」と考える人も、きっと大切なペットと、とても素敵な時間を過ごされていたのではないでしょうか。
TEXT:Financial Field 編集部