更新日: 2020.04.27 その他

「洋服のサブスク」のメリットとは?コスパや時短の他に何があるの?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

「洋服のサブスク」のメリットとは?コスパや時短の他に何があるの?
月々定額でサービスを受けられる「サブスクリプション/サブスク」。動画や音楽の配信サービスで利用している人が増えています。
 
ファッションにおいても、毎日着る服をレンタルするという「洋服のサブスク」(ファッションレンタル)があります。借りられる着数や、スタイリストが洋服を選んでくれるかなどによって、毎月5000円~1万円ほどの金額がかかります。
 
さて、利用者は、この金額に見合ったサービスを受けられていると感じているのでしょうか。
 
ファッションメディア「PETAL(ペタル)」を運営する株式会社パサポルテ(所在地:東京都渋谷区)は、月額制ファッションレンタルサービスの利用経験がある女性を対象に「ファッションレンタルの満足度」に関する調査を実施しました。
 
総合的な満足度と利用後の変化などについて聞いていますので、結果を見てみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

8割がファッションレンタルはコスパがいいと回答

ファッションレンタルはコスパの良いサービスだと思うかという質問に対し、78.3%が「コスパが良い」と回答しました。
 
「毎月服に1万~2万円ほどかけてしまっていたので、かなり節約になった」「一番コスパ最高と思えたのは、コートのレンタル。次の月には、違うコートも借りられる」「コーディネートも迷わなくて良い」「クリーニング代もかからないし、クローゼットの場所も取らない」というように、コートのような高額なアイテムが借りられることや、コーディネートの時短になる、クリーニング代が節約できるという点を評価する声が寄せられました。
 
一方、「セールの時期であればレンタルするのとあまり変わらない値段で買える」「ハズレが来た時は正直辛い」というようにあまりコスパが良くないという人もいました。

ショッピングやコーディネートの時短になったという声が8〜9割

ファッションレンタルを利用してショッピングの時短になったかと尋ねると、79.7%が「時短になった」と回答。また、コーディネートの時短になったかという問いには87.0%が「時短になった」と回答しました。
 
「とにかくプライベートで服を選んだり、購入する手間が省けるので良かった」「服にかけていたお金や選びに行く時間を自分の趣味にあてることができるようになり、以前より充実した休日を過ごすことができている」というように、服を買ったり選ぶ時間を他にあてられるといったコメントがありました。
 
また、買い物に行く時間がとれないママさんの愛用者も目立ちました。とはいえ、時間があればショッピングに出かけるのは楽しいものです。気晴らしやストレス発散にもなりますので、たまには友人や家族と一緒に行きたいですよね。

服のレンタルで新しい自分の発見や気持ちが前向きに

レンタルしたアイテムを着用した時の周囲の反応を聞くと、98.6%とほとんど全員が「どちらかと言えば良い」と回答しました。
 
「普段挑戦しない商品を選んでみて良かったと感じた」「いつもと雰囲気が違う。そのようなファッションも良いねとほめられた」「自分に似合うテイストの服が見つかりとてもうれしかった」というコメントにも見られるように、普段買わない洋服にチャレンジすることができ、新しい自分を発見できたという意見が多く見られました。
 
また、「百貨店ブランドのコンサバ系ファッションを身にまとうことで、仕事のモチベーションアップにもなった」というように、普段買えない高級な服を着ることで働く気力が湧いたり、「新しい服が届くのが日々の小さな楽しみの一つに加わり、毎日が少しだけ楽しくなった」というように、気持ちが前向きになったというコメントもありました。
 
最後に、月額制ファッションレンタルサービスの満足度を尋ねたところ「大変良い」「良い」が合わせて79.7%と、8割が満足と回答しました。
 
最近では「ミニマリスト」という必要最小限の持ち物で暮らす人が増えており、ファッションレンタルサービスはこのような考えにマッチすると思われます。やめたい時にやめられるのも「サブスク」の魅力ですので、一度試してみるのもいいのではないでしょうか。
 
出典 ※株式会社パサポルテ「ファッションレンタルの満足度に関する調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

ライターさん募集