更新日: 2020.03.11 家具・片付け

片づけの美学63 自宅の収納お悩みを解決【3】 靴下を詰め込みすぎて、使いたいのが見つからない

執筆者 : 奥野愉加子

片づけの美学63 自宅の収納お悩みを解決【3】 靴下を詰め込みすぎて、使いたいのが見つからない
靴下を含むインナー類は、洋服と同様に捨て時が難しいアイテムです。「まだ使える」「また使うかも」と持ち続ける理由を簡単につくりだせるからです。
 
インナー類は外から見えない分、手放す決心をするのが洋服よりもさらに難しいといえるかもしれません。ただ、靴下は穴が開いたら、もう捨て時という潔さのあるアイテムです。そのため、「穴が開かない限りは捨てない」という感覚があるのかもしれません。
 
今回は、靴下がたくさんあり、引き出しにぎゅうぎゅうに詰め込んで収納している状態。履きたい靴下が見つからず、結局取り出しやすい靴下ばかり履いている、とのお悩みです。
 
奥野愉加子

執筆者:奥野愉加子(おくの ゆかこ)

美学のある暮らし 代表

整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。

<美学のある暮らし>

https://www.bigakurashi.jp

靴下の収納を便利にする方法

靴下は、「放り込むだけ」という収納方法では、ごちゃごちゃになりやすいアイテムです。なぜなら、靴下は用途によって、形・長さ・生地の厚みなど違いが多岐にわたっています。その違いをパッと見て判別できないと、使いたい靴下を正確に選び取ることができないからです。
 
そのためには、「見やすく入れてある」ということが最も大切になってきます。
 
次に大切なのが、「使った順番が分かる」ということです。消耗品である靴下は、A→B→C→A→Bと順序良く出番があるのが、理想的な使い方だといえます。順序良く使っていくためには、使った順番が分かるように入れてあることが不可欠なのです。
 
以上のように、靴下の収納に大切なポイントは、見やすく並んでいることだといえるのです。

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これだけ! 靴下の収納

靴下の収納の中に、1~3列の仕切りを用意しましょう。仕切りは、100円ショップに売っている収納を小分けにするアイテムでも良いですし、段ボールの切れ端などを利用してもOKです。列の多さは、靴下の数によって決めてください。靴下の数は、ライフスタイルによって大きく違ってきます。
 
収納方法は、洗濯した靴下を列の後ろに入れていくというルールにします。靴下を使う時に前から取り出すようにすれば、順序良く使っていくことができます

靴下は、何足あれば良いのか

靴下がたくさんあり、収納にぎゅうぎゅうに詰め込まれている。というのは「持っている数が多すぎる」という状況にあります。しかし、靴下に穴が開いたり、毛玉だらけになったりしない限り、処分する気になれないということも理解できます。
 
そんな場合、その人が持っているとちょうど良い「適切な数」がいくつなのか、ということが大切です。適切な数は、人それぞれ違っていて、1人〇足がベスト! などと決めることはできないのです。

靴下の適切な数の決め方

靴下の数は、洗濯の頻度と靴下の種類の豊富さで決めると、自分の生活にぴったりの数を見つけることができます。例えば、毎日洗濯をする場合、今日履いている靴下、洗濯している靴下、予備の靴下で、3足あれば困ることはないでしょう。
 
3日に1回洗濯する場合なら、今日の分、洗濯待ちの3日分、予備の分で5足あれば良いということになります。
 
また種類の豊富さは、例えばビジネスとプライベートで靴下を使い分けるかどうか、タイツ・ストッキングなど使い方の違う靴下がどのくらい必要かをヒントに持つ数を考える必要があります。

手持ちの靴下が多すぎる場合、お手軽アドバイス

手持ちの靴下が多すぎる場合、いくつかを控えの靴下として分けて保管してはいかがでしょう。今後使う分に穴が開くなど処分するタイミングで、また登場させてあげれば、効率よく使っていけるし、節約にもなります。
 
衣替えの衣類と一緒に保管しておけば、存在を忘れて「また買ってしまった。」を防ぐことができます。
 
執筆者:奥野愉加子
美学のある暮らし 代表