更新日: 2020.02.09 その他
今年のバレンタイン、チョコは買う?手作りする?チョコの予算はいくらなのか
手作りにするのか、買うのか、その予算や懐事情など、気になる調査結果を見てみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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バレンタイン、意外に手作りする人も多い?
クックパッド株式会社が発表した、「バレンタインに関するアンケート調査」(※1)の結果によると、今年のバレンタインに手作りをする人の割合は以下のとおり。
【バレンタインにお菓子を手作りする予定はありますか?】
・手作りする予定がある :39%
・まだ予定はないが手作りしてみたい:33%
・手作りしない :28%
手作りをするつもりの人が4割弱、そして手作りに憧れがある人と手作りの予定がない人が、それぞれ約3割という結果になりました。手作りをする理由については、以下のとおり。
【バレンタインにお菓子を手作りする理由は次のうちどれですか?(回答は3つまで)】
1位:手作りを楽しみたい 52.4%
2位:周りの人に日頃の感謝の気持を伝えたい 26.7%
3位:大切な人に愛情を伝えたい 25.6%
4位:市販品の購入より節約になるため 13.5%
5位:特に理由はないが付き合いのため 2.6%
6位:好きな相手に告白したい 0.5%
このランキングを見ると、バレンタインにお菓子を手作りする人の半数以上が、一にも二にも「手作りを楽しみたい」と考えていることがわかります。
ほかにも、周りの人への感謝を伝えるために手作りをしたり、大切な人への愛情表現に手作りを選択したりする人も多い様子。なかには、節約のために手作りをする人や、友チョコなど付き合いのために手作りをする人も少なからずいるようです。
そして、好きな人への告白アイテムとして手作りお菓子を用意する人は、0.5%の超少数派という結果に!
バレンタインの手作りお菓子は、ここぞというときのキラーアイテムではなく、恋人や家族、周りの人への感謝や愛情表現に選ばれているということがわかります。
懐を悩ませる、バレンタイン時期の総出費
「手作りの時間もないし、バレンタインはやっぱり市販でしょ」「自分で食べる用にこの時期ならではの特別なチョコを買いたい!」という人も多いのでは?
今年のバレンタインにかける予算はどのくらいなのでしょうか。株式会社ジェイアール東海高島屋が発表した、「2020バレンタイン意識調査」(※2)の結果を見てみましょう。
【バレンタイン時期に購入するチョコの予算総額は?】
1位:2万円まで 24%
2位:1万円まで 18%
3位:5000円まで 14%
4位:3000円まで 13%
5位:3万円以上 12%
6位:3万円まで 10%
7位:7000円まで 9%
上記の結果によると、総額2万円までに収めようと考えている人が約6割ということがわかります。みなさん、かなりしっかりとした予算を組んでいるようですね。
節約して3000円以内に収めようとしているのは13%、逆に3万円以上と奮発する人は12%。チョコレートだけで3万円以上というのは、かなり気合が入っていると言えそうです。
ここ数年は、バレンタインに自分用のチョコを買う“自分チョコ”というムーブメントも広がっています。自分チョコはどれくらいの金額のものが人気なのでしょうか。
【自分用チョコ1箱にいくらまでかけられますか?】
1位:3000円まで 36%
2位:2000円まで 23%
3位;5000円まで 19%
4位:4000円まで 14%
5位:1万円まで 8%
【自分チョコの予算は、全体のうちどのくらい?】
1位:8割以上 34%
2位:8割まで 22%
3位:5割まで 17%
4位:3割まで 12%
5位:買わない 8%
6位:1割まで 7%
自分チョコは、1箱上限3000円という人が約6割という結果に。さらに自分チョコの予算は総額の5割以上という人が約6割でした。みなさん、他の人にあげるチョコよりも自分チョコに力を入れているということがわかりますね。
ちなみに、先ほどのクックパッド株式会社の調査によると、バレンタインのお菓子を手作りする場合の予算は以下のとおり。
【バレンタインの手作りお菓子の一人あたり予算はいくらですか?】
1位:301~600円 34.6%
2位:0~300円 27.8%
3位:601~1000円 21.9%
4位:1001~1500円 8.8%
5位:1501~2000円 4.3%
何人分作るのかにもよりますが、半数以上の人が一人あたり600円までを予算にしています。
金額だけ見ると安いと感じるかもしれませんが、作る時間や手間を考えると、やはり手作りを楽しみたいという人以外は、市販のチョコを買ったほうが結果的に安く手軽に済ませられる……ということになりそうです。
今年のバレンタインももうすぐ。家計やお小遣いを圧迫しない程度に楽しみたいものですね。
【出典】
※1 クックパッド株式会社「バレンタインに関するアンケート調査」
※2 株式会社ジェイアール東海高島屋「2020バレンタイン意識調査」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部