更新日: 2020.01.11 その他
パン屋さんでパンを買うのは月1回以上という人が約半数?パン屋さんの利用実態とは
最も消費金額が高いのは神戸市で、3万7951円でした。異人館があって異国情緒漂う神戸が一位なのは、なんとなく納得です。次いで京都市、大阪市、堺市と続き、関西の人がパン好きなことがわかります。
それでは、みなさんはどこでパンを買っているのでしょう?袋パンもおいしいですが、やはり専門店で買う焼き立てのパンは格別ですよね。
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区)は、『パン屋・ベーカリーショップの利用』に関するインターネット調査を実施しました(※2)。早速調査結果を見てみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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パン屋さんでパンを購入するのは月1回以上が約半数
パンをベーカリー専門店(パンを調理し、オーブンで焼いて販売するお店)で購入する人は77.3%で、8割近くとなりました。特に女性や高年代層で高い傾向です。
頻度を尋ねると、週1回以上の購入者は19.7%、月2~3回が16.0%、月1回程度が17.1%で、月1回以上買う人は約半数で思ったより少ない印象です。専門店のパンは高いものだと1つ300円以上のものもありますので、そうそう毎日は買えませんよね。
ベーカリー専門店でパンを購入する人が最もよく利用する場所は、「スーパー、ショッピングセンター、百貨店内にある店舗」が58.5%、「路面店」が30.4%でした。近所においしいパン屋さんがあればいいのですが、ない場合はスーパーやデパートのパン屋で買うことが多いようです。
パン屋で買うのは昼が多い。買ったパンは翌日の朝食に食べる
最もよく利用するベーカリー専門店で購入する時間帯を聞くと、「昼(11時~13時台)」が45.3%、「午後(14時~16時台)」「夕方(17時~18時台)」が3割前後でした。
「休日の買い物の途中」「平日の買い物の途中」に買う人が購入者の4割前後、外出時の行き帰り・途中」が3割弱であったことから、買い物や外出の途中に立ち寄って購入することが多いようです。
購入頻度が高い層では「朝(7時~10時台)」の比率が高くなっています。駅構内にある店舗主利用者では「夕方」が最も多い結果となりました。こちらは帰宅途中に買っているのだと思われます。なお、「平日の買い物の途中」は女性高年代層、「休日の買い物の途中」は男性30~50代で比率が高い結果となりました。
最もよく利用するベーカリー専門店で購入したパンを食べるタイミングは、「翌日の朝食」が購入者の57.7%、「当日の昼食」が38.4%、「当日の間食」が24.5%でした。
購入頻度がほとんど毎日・週に4~5回程度の層をみると「当日の朝食」、週に2~3回程度の層においては「翌日の朝食」の比率が高くなっているようです。やはり、パンは朝食で食べることが多いようですね。
半数以上の人がお気に入りのおいしいパン屋にわざわざ買いに行く
最もよく利用するベーカリー専門店に行く時の状況は、「その店で買うつもりで、行くことが多い」が購入者の54.1%で、路面店主利用者で比率が高くなっています。ふらっと立ち寄るより、意志を持ってお気に入りの店に買いに行くようです。
ベーカリー専門店でパンを購入する理由は、「味がよい」が購入者の74.5%、「焼き立て・出来立てがある」が41.7%、「品数・種類が豊富」「品質がよい」が各3割強。
女性では「ベーカリーにしかないパンがある」「他の買い物や用事等のついでに利用しやすい」という理由、「焼き立て・出来立てがある」という理由では高年代層で比率が高くなっています。
みなさん、それぞれお気に入りのおいしいベーカリー専門店があって買いに行くようですね。ちょっと高いけどおいしいベーカリー専門店、自分の家の近くにあったら買いに行きたいですね。
出典
※1:総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2016年(平成28年)~2018年(平成30年)」
※2:マイボイスコム株式会社「『パン屋・ベーカリーショップの利用』に関するインターネット調査」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部