更新日: 2019.12.25 その他
若者のデート事情。初デートで20代男女はお財布にいくら用意していくのか?
そこで、好きな異性との初デートのときはお財布にいくら入れていくのが無難なのか解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
20代の男女が初デートで安心できる財布の中身はいくら?
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は、2018年10月2日と3日の2日間にかけて、インターネット上で20代の男女1000名を対象に「20代の金銭感覚についての意識調査2018」と題したアンケートを実施しました。
アンケートの結果によると、初デートのときに安心できる所持金の平均は男女合わせて1万8163円という結果が出ています。回答の割合が多かったのは1~2万円以内の32.6%で、続いて多いのは5000~1万円以内という回答でした。
同じアンケートで調査した普段の所持金では平均9396 円という結果が出ていることから、初デートでは余裕を持った金額を用意する人が多いことがうかがえます。もっとも金額が高い回答は5万円以上ですが、回答者の割合は低く1.3%にとどまっています。また、もっとも低い金額では3000円以内で3.3%です。
男性が初デートのときにお財布に入れていく金額は?
初デートの費用の出し方によっては、今後付き合うべきかどうかの判断材料にする女性もいるでしょう。割り勘という考え方もありますが、男性の方が費用を出す方がスマートという考え方も否定はできません。
同調査の結果では、男性が初デートで用意する所持金の平均は 2万2801円です。男女合わせた平均よりも高く、女性よりも財布の中身は多い方が安心できる男性の割合が高いことがわかっています。この数字から見えてくるのは、初デートの費用はできるだけ自分が出そうと考えている男性が多いということです。
女性が初デートのときにお財布に入れていく金額は?
男女平均で見ると、前述したように初デートで安心できる所持金の平均は1万8163円なのに対して、女性の場合は平均1万3525円です。女性は男性に比べて9000円以上少ないという結果が出ています。男性よりは低いものの、普段の所持金の平均から見ればやや高い金額を所持していないと安心できないということがわかります。
個人によって捉え方はさまざまですが、デートでは男性が費用を持つという考え方を前面に出すのは印象がよくないという風潮はあります。しかし、普段は割り勘を好む女性でも、初デートの場合は男性のリードに任せた方がよいという考え方もできます。食事のような大きな出費は男性に任せつつ、休憩などちょっとした費用は女性が払うというバランスが大切といえるでしょう。
デートの費用は割り勘?それとも男性が払う?
お金の使い方は、初デートのときと実際に交際を始めてからでは違ってくることが多いものです。特に20代という年齢は結婚を意識しやすく、カップルで結婚費用を貯めるというケースも少なくはありません。デートはお互いが費用を負担しながら手頃に済ませ、結婚資金を預金することも増えてくるでしょう。
そこで、交際相手のいる20代の未婚男女281名にアンケートをとったところ、「デートは割り勘がよい」と回答したのは全体で54.4%と半数を超えています。男女別にすると男性は51.5%、女性の場合は57%と高く、男性を上回る結果となりました。
つまりこのアンケートからいえるのは、デート費用を男性が払うと考えている女性は決して多いとはいえないということです。しかし、「そうは思わない」と回答している男女も半数近くはいることから、実際には自分のパートナーがどのような考えの持ち主かを早い段階で探ることが必要かもしれません。
初デートで安心できるお財布の中身は2万円弱!
初デートで安心できるお財布の中身は、男女合わせた平均で2万円弱という結果が出ています。男性は2万円以上とやや高く、女性の場合は1万円強で男性よりは低い金額という結果です。実際に交際を始めてからのデートは割り勘でもよいという回答が半数を超えているものの、初デートでは特に男性は普段よりも多めに財布に入れていく方が安心できるといえるでしょう。
出典
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社「20 代の金銭感覚についての意識調査 2018」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部