更新日: 2019.09.30 その他
外で大騒ぎのハロウィンに嫌悪感?今年はお家で過ごす「イエナカハロウィン」が人気
本来の意味を知らないものの、かわいいオバケやカボチャの装飾、仮装などができる「なんとなく楽しいイベント」として定着してきたみたいです。
楽天株式会社(本社:東京都世田谷区)は、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」において、今年のハロウィンイベントに参加する予定の18~49歳の男女600人に、今年のハロウィンの過ごし方に関する意識調査を実施しました。※
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
7割が「イエナカ」で過ごす予定。若い人には外でのハロウィンのイメージがよくない印象
今年、ハロウィンに参加する予定の人に、今年のハロウィンはどこで過ごす予定かを聞いたところ、67.5%と、約7割が「自宅、友人の家、レンタルスペースなどの、『イエナカ』で過ごす」と回答しました。
さらに「イエナカ」でのハロウィンにかける予算について、ここ数年の変化について聞くと、「かなり増えた(12.0%)」「やや増えた(29.7%)」あわせて約4割が増えたと回答しました。「イエナカ」でハロウィンを過ごす傾向は高まっているようです。
今年のハロウィンを屋内で過ごす理由を聞くと、大学生では「外でのハロウィンのイメージがよくないから」が38.1%と最も多い回答となりました。毎年若者が大騒ぎして逮捕者も出るほどで嫌悪感を抱く人もいますが、大学生も外でのハロウィンのイメージをよくないと思っているのは意外です。3位に「外出するのが面倒だから(34.9%)」がランクインしているのも、イマドキの若者らしいですね。
ママ(30~40代の女性)やオトナ(30〜40代独身男女)は「家の中で過ごした方が自分の好きなようにハロウィンを楽しめるから(ママ46.7%、オトナ49.1%)」という回答がトップでした。
ハロウィンの平均予算は約7000円。半数以上がホームパーティーを予定
ハロウィンにかける予算を聞いたところ、平均予算は「6844円」でした。平均予算は 大学生「6562円」ママ「5239円」オトナ「8732円」でした。特に30~40代のオトナ男子については、予算は1万2394円と1万円以上という結果となりました。オトナ男子は彼女に太っ腹なところを見せたいのかもしれませんね。
ハロウィンでホームパーティーを実施する予定があるか尋ねたところ、55.0%が実施する予定と回答しました。その理由は、大学生とオトナは「友人と一緒に楽しめるため(大学生45.2%、オトナ58.3%)」ママは「子どもと一緒に楽しめるため(73.8%)」と答えた人が最も多い結果になりました。特にママにとっては子どもと楽しむよい機会みたいです。
ホームパーティーでは「料理」に注力。SNS映えも大事
ママを対象に、ハロウィンのホームパーティーで注力するものについて聞いたところ、1位は「料理(72.9%)」となりました。
一方、負担に感じることについても、1位は「料理(46.7%)」という結果に。ハロウィンらしいカボチャを使った料理やオバケをモチーフにしたお菓子を作るのが楽しみなママもいれば、料理が負担だというママもいるという実態が垣間見えます。
次に、ハロウィンのホームパーティーで具体的にどんな形式で料理を手配しているか、現実と理想について聞きました。現実は「料理は手配したことがない、もしくは自分で作る(50.7%)」「参加者の持ち寄り(48.6%)」という結果になりました。参加者には持ち寄りを依頼し、ホストファミリーが手料理を用意するというスタイルが多いのでしょう。
一方、理想では「デリバリー(37.7%)」「ケータリング業者に依頼(34.8%)」「プロの料理人を手配(21.7%)」となり、できれば自分で料理を作らないで済ませたいと考えているようです。
また、ハロウィンに参加する際に、「SNS映え」をどの程度意識するかを尋ねたところ、ハロウィンの予定がある大学生の62.0%が「意識する」と回答しました。ママは31.0%、オトナは45.0%で、「SNS映え」への意識は予想通り若者の方が高いことがわかりました。
これまでハロウィンに関連したSNSに投稿した内容について聞いたところ、「自宅/友人宅のオシャレなハロウィン装飾(35.5%)」「ハロウィン限定のスイーツ、料理等(30.5%)」という順になりました。仮装姿よりも家の装飾や料理が「映え」るのが重要のようで、ここはホストファミリーの気合の入れどころになりますね。
とはいえホストファミリーの負担が大きいのは考えものですので、これからハロウィンパーティーを予定している人は、参加メンバーが料理だけでなく装飾も持ち寄って一緒に準備するなど、みんなで楽しいパーティーにしたいものですね。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
出典
※楽天株式会社「ハロウィンの過ごし方に関する意識調査結果」