更新日: 2019.07.29 その他
【夏休み】非日常な旅や体験をリーズナブルに!新しい2つのシェアエコ
![【夏休み】非日常な旅や体験をリーズナブルに!新しい2つのシェアエコ](https://test.financial-field.com/wp/wp-content/uploads/2019/07/shutterstock_753815236.jpg)
シェアリング・エコノミー(シェアエコ)というと、人が持つ施設や財産、持ち物などを持ち主が使わないときにシェアしてもらう、というのが一般的なイメージでしょう。民泊や車、会議室のシェアなど、リーズナブルではあるけれどあまり「ゴージャス」とか「豪華」「リッチ」というイメージはつきにくいかも知れません。
ところが、シェアエコの中にも、「たまには少しゴージャスな体験をしたい」というニーズに応えるものが出てきています。「Airbnb Luxe」(旅行宿泊)と「Portl」(マリンレジャー)のふたつをご紹介します。
![藤木俊明](https://test.financial-field.com/wp/wp-content/uploads/2018/06/0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e-3-150x150.jpg)
執筆者:藤木俊明(ふじき としあき)
副業評論家
明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。
まるで五つ星のサービス? Airbnb Luxe
「Airbnb Luxe」は、民泊の最大手Airbnb(エアビーアンドビー)が新しく立ち上げたサービスブランドです。Airbnbのプレスリリース(2019年6月26日)によると“この新しいカテゴリには、デザインと機能性において300を超える基準を満たし、厳しい審査に合格した、世界で厳選された2000件以上のリスティング(宿泊施設)が登録されています”とあります。要は五つ星のAirbnbという感じですね。
さらに、予約するときから専属トリップデザイナーが24時間365日対応してくれるそうです(注)。トリップデザイナーは、かんたんなチェックイン、現地におけるオーダーメイドの体験やアクティビティ、ベビーシッターからプライベートシェフ、訪問マッサージセラピストの手配など、幅広いサービスを提供してくれるとあります。これはもう民泊の枠を超えています。
注)トリップデザイナーについては、日本語での対応はまだこれからのようでご注意ください。
Airbnb Luxeのサイトを見てみると、定員が6人で、3つの寝室と3つのバスルームの数のスローンスクエアのペントハウス(ロンドン)、定員が21人で9つの寝室のフレンチカントリー調の豪邸(ロサンゼルス)などが掲載されています。もちろん費用もかなりなものも多いですが、旅慣れていてゴージャスな体験を求めたい人は、サイトを眺めるだけでも楽しいのではないでしょうか?
【PR】おすすめの住宅ローン
【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。
高嶺の花、プレジャーボートのシェアリング
ゴージャスなレジャーの代表格といえば海遊び、プレジャーボートでしょう。日本のスタートアップである株式会社Portl(ポートル)は「Portl」というサービスを立ち上げました。(※)かんたんにいうと「プレジャーボートのシェアリング」で、プレジャーボートを貸してもいいオーナーとプレジャーボートでクルージングを楽しみたい人をマッチングさせるサービスです。
Portl広報に電話で取材したところによると、若い層はプレジャーボートなどマリンスポーツ関心が高いものの、実際にプレジャーボートの所有者はシニア世代が中心とのことです。
そこで、Portlが海の世界を体験してみたい若い人たちと、プレジャーボートを貸し出して海の世界を体験させてあげたいオーナーをつなぐというサービスです。自分たちでプレジャーボートを持つなんて夢かも知れませんが、Portlを活用して「離島までクルージング体験」というのも可能になるわけです。仲間で利用して頭割りにすれば、そんなにびっくりするような金額にならないでしょう。
まとめ
シェアリング・エコノミーが普及してきて、エンドユーザーの要望も多岐にわたってきました。こうして、「少し高嶺の花的なレジャー」も利用しやすくなったり「リッチな人たちの要望」にも答えたりできるサービスが登場していくのでしょうね。
※陸から海へレジャーをシフトさせる。ボートシェアリングサービス「Portl(ポートル)」
※2019/07/29 内容を一部修正いたしました。
執筆者:藤木俊明
副業評論家