更新日: 2019.07.05 その他

将来が怖い?ボーナスの使い道を調査をしたら散財する人はほとんどいない

将来が怖い?ボーナスの使い道を調査をしたら散財する人はほとんどいない
6月、7月は多くのサラリーマン、公務員にお待ちかねの夏のボーナスが支給されます。ボーナスが支給された人、これから支給される人は何に使う予定ですか?
 
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区)は、消費者の意識とポイントの利用意向を把握するため、「第35回 Ponta消費意識調査 2019年6月」を「Pontaリサーチ」にて実施しました。※
 
夏のボーナスの使い道について調査していますので、結果を見てみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

夏のボーナスの使い道は約4割が「貯蓄」。6割がボーナスの半分以上を貯蓄

今夏のボーナスの使い道について尋ねると、2014年以降6年連続「貯金・預金」が1位となりました。38.1%という数字は過去最も高い結果です。
 
10月の消費税増税を控え、景気の先行きが見えないこともあり、引き続き、高い貯蓄意識が伺えます。次いで、「旅行(宿泊を伴うもの)」10.5%となり、夏休みの旅行資金にする人が多いようです。一方、「支給されない・分からない」は45.8%で、前回より0.5ポイント上がりました。
 
夏のボーナスの使い道に「貯金・預金」と回答した38.1%のうち、用途を「決めていない」は59.1%となりました。
 
「貯金・預金」の用途を決めている回答の中では、「老後の生活への備え」が、昨夏のボーナスの調査より3.7ポイント増え、57.4%と最も多い結果となりました。次いで「将来の消費への備え(住宅購入、子供の学費など) 」が47.8%と続きます。
 
年代別でみると、40代・50代・60代以上では「老後の生活への備え」の割合が最も高くなりました。昨年の調査結果と比べると、40代の「老後の生活への備え」が11.7ポイント増えて63.3%となりました。
 
少子高齢化で年金受給年齢の引き上げが噂されるなど、先行きが不安な中、将来に備えて少しでも貯金しようという人が多いのでしょう。
 
支給される金額のうち、どの程度貯金・預金したいかという問いには「75%以上」という回答が31.3%、「50%~75%未満」が26.0%となりました。合わせると、支給金額のうち半分以上を貯金・預金したい人は約6割となり、高い貯蓄意識が伺えます。
 

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・住宅ローン人気ランキングNo.1!

変動
0.179 %

※住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
※新規借入れ
当初10年固定
%

※当初期間引下げプラン
当初20年固定
%

※当初期間引下げプラン
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます

・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

ボーナス支給金額は60万円未満が約6割。今月は節約意向が減り、60代では節約しない派が節約派を上回る

今夏のボーナスの世帯あたりの金額については、「20万円~40万円未満」が23.7%と最多となりました。
 
次いで「40万円~60万円未満」19.6%、「20万円未満」16.2%、「60万円~80万円未満」14.4%という結果となりました。回答した人のうち、「200万円以上」も3.1%あり、羨ましい限りです。
 
「あなたは、今月の家計の支出をどのくらい節約したいですか」という問いには「節約したい」と回答した人は55.4%となりました。
 
2017年2月調査で7割に達して以降、節約派は7割前後を推移していましたが、今月はボーナスが支給される人が多いため、前回調査より15.1ポイント減少しました。これは2014年4月の調査結果(50.2%)に次いで過去2番目に低い結果となりました。
 
年代別にみると、前回(2019年4月調査)と比較して「節約したい」派はどの年代も10ポイント以上減少しました。特に「60代以上」は減少が最も大きく、22.5ポイント減少して39.8%となり、「節約したい」と「節約したくない」の割合がほぼ逆転しました。
 
ボーナスが出たらやはり少し大きな気持ちになって、旅行や食事などに使いたくなるのでしょうね。60代以上は子育ても終わり、特に大きな支出の予定がない人が多いので、好きなことにお金を使っても問題ないのかもしれません。
 
節約したい派の節約したい理由については、 「将来の消費のため(住宅購入・子供の学費など)」41.2%「老後の生活費のため」36.0%が毎回1位、2位を占めますが 前回調査と比較し、節約したい理由で最も変化の大きかったのは「日々の生活費のため」で9.2ポイント減少し、33.6%となりました。
 
「あなたはいまPontaポイントをつかいたいですか」と尋ねると、「Pontaポイントを「いまつかいたい」は、全体で42.0%となり、「分からない・決まっていない」は、全体で39.2%となりました。
 
節約志向の有無別でみると、「節約したくない」派では「分からない・決まっていない」が45.2%と高く、「節約したい」派では「いまつかいたい」が46.4%と最も高い結果となりました。「節約したい」派に高いポイント活用意識が伺えます。
 
ボーナス月の調査とあって、貯金はするものの、普段より少し消費意向が高まっているようです。ボーナスをもらったら、経済を回すためにも、自分や家族のために多少お金を使ってはいかがでしょうか?
 
※第35回 Ponta消費意識調査 2019年6月夏のボーナスの使い道
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

ライターさん募集