更新日: 2019.06.14 その他

【調査】フリマアプリで変わる私たちの【購買行動】

【調査】フリマアプリで変わる私たちの【購買行動】
最近着ていない洋服や、あまり使っていないバッグ。買ったとき高かったし、気に入ってたものだから捨てるには惜しい。そんなときはフリマアプリで販売して、お金に変えてはいかがでしょう。中古品を買うのに抵抗はないのか、本当に売れるのか、気になりますよね。
 
株式会社メルカリは、「フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動」に関する意識調査を実施しました。※
 
この結果から、フリマアプリの利用者の中古品に関する意識や購買行動を中心に見てみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

7割が新品であることにこだわらない。全世代の約半数が中古品の購入に抵抗なし

本調査によると、『フリマアプリ利用者』『フリマアプリ非利用者』両方において、商品を購入する際に重視していることは、「価格(80.6%)」、「品質・機能(67.2%)」が1位、2位でした。そして、「新品であること」との回答は29.6%と3割以下。逆にいえば、新品でなくても構わないという人が7割いるということになります。
 
また、中古品を購入し、使用することに抵抗を感じるかという問いに対して、『フリマアプリ利用者』『フリマアプリ非利用者』両方において20代の半数以上の53.5%が「あまり抵抗を感じない」「全く抵抗を感じない」と回答しています。30代で48.5%、40代で51%、50代で48.5%、60代でも44.5%と、全ての年代でほぼ半数が中古品に抵抗がないことがわかりました。
 
ここ2~3年の間で、インターネットや店頭を通して中古品を購入する機会が増えたかというと、『フリマアプリ利用者』では「とても増えた」「増えた」が48.6%だったのに対し、『フリマアプリ非利用者』では14.4%と、大きな差が見られました。
 

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・住宅ローン人気ランキングNo.1!

変動
0.179 %

※住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
※新規借入れ
当初10年固定
%

※当初期間引下げプラン
当初20年固定
%

※当初期間引下げプラン
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます

・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

宝探し的なワクワク感が中古品購入の魅力。意外と品質もよい

中古品を購入する機会が増えた理由については、『フリマアプリ利用者』では「掘り出し物を探すワクワク感があるから」が51.8%と最も多い回答でした。フリマアプリでは、市場やネットで買えないような掘り出し物が見つかることがあります。そんな宝探し的な楽しみもありますよね。
 
また、「中古品の質が上がったから」(38.0%)、「中古品で買える種類が増えたから」(34.3%)という回答も。実際にフリマアプリを使ってみて、思いのほか品質がよかったり、なんでも売っているという体験に基づくものでしょう。また、「中古品を購入する場(ツール)などが増えたから」(35.5%)というように、フリマアプリの登場や機能の充実で、中古品を買う人が増えたと考えられます。
 

変わる購買行動。購入の前にフリマアプリをチェックし、売ることを前提にモノを買う

『フリマアプリ利用者』で、「新品を購入する前にフリマアプリで売価を調べたことがある」人は54.6%でした。特に20代では67%が「よくある」「たまにある」と回答。「モノを購入するとき、フリマアプリに出品があるのか調べる」(46.6%)人が多いことから、まず、フリマアプリで価格を調べ、できるだけ安く買えないか判断したり、売る際にどのくらいの金額で売れるかを確認してから買っているようです。
 
他にも「売る時のことを考えて、大切に扱うようになった」と答えた人が53.2%で、特に30代では64%がそのようなことが「よくある」「たまにある」とのこと。また、「新品で購入したものを数回使ってフリマアプリで売った」ことがある人が51.8%でした。これらの回答から、『フリマアプリ利用者』の多くが売る前提で購入しており、レンタル感覚で短期間使って売る、というような行動をしていると推測されます。
 
消費に関する意識としては、スマホアプリの利用にかかわらず「コストパフォーマンスを常に意識している」「他人のことは気にせず自分がよいと思うモノを買いたい」と考えていることがわかりました。
 
特に、『フリマアプリ利用者』が『フリマアプリ非利用者』より高いのは「一時的に必要なものはレンタルなどで済ませたい」(非利用者より10.2%高い)、「ブランドやステータスがあるものを持ちたい」(非利用者より14.6%高い)ということでした。高額なブランド品は中古品を安価で購入するか、しばらく使って販売すればよいという意識を持っているようですね。
 
フリマアプリの登場と利用者の増加で消費行動は大きく変わっています。モノをショップで買う時代から、モノを消費者間で売買する時代へ。不要品がお金に替わり、欲しいものが安く買えるようになりました。まだ利用したことがないならば、一度使ってみてはいかがでしょう。
 
※「フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動」に関する意識調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

ライターさん募集