子どもと“1週間”実家に帰省します。手土産だけでは足りない気がするのですが、「現金」を渡す場合はどれくらい渡すべきですか?

配信日: 2025.08.06

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子どもと“1週間”実家に帰省します。手土産だけでは足りない気がするのですが、「現金」を渡す場合はどれくらい渡すべきですか?
長期休暇に子どもと一緒に実家へ帰省するご家庭は多いですよね。実家では食事の用意や洗濯など、何かとお世話になることが多く、手土産だけでは少し申し訳ない…そんな風に感じている方もいるのではないでしょうか。
 
今回は、手土産に加えて「現金」を渡すべきかどうか、その金額の相場や渡し方のマナーについて解説します。大切なのは、親への感謝を“負担にならない形”で表すことです。
FINANCIAL FIELD編集部

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実家に1週間帰省…手土産だけで本当に大丈夫?

1日2〜3日の滞在であれば、手土産で感謝を伝える人が多いかもしれません。
 
しかし、1週間以上になると、食費や光熱費などの負担が増えることもあります。実家とはいえ、お世話になる側としては少しでも配慮をしたいところですよね。特に小さな子どもがいる場合、食事の準備や洗濯などの手間がかかる上、騒音や散らかしなどで気を使わせてしまうことも。
 
そういった事情を考えると、手土産だけでなく、滞在中の食費や外食代を負担したり、必要であれば現金で気持ちを表したりすることも十分に“気づかい”のひとつと言えるでしょう。
 
株式会社小学館の調査によると、4人に1人が実感にお金を渡したことがあると回答しています。実家に現金を渡す場合は、相手の意向に配慮することも大切です。
 

現金を渡すのは非常識? それとも感謝の気持ち?

「親に現金を渡すなんて失礼では?」と気になる方もいるかもしれません。しかし、決して非常識とは限りません。むしろ、「気を遣わせない程度に」という前提で、心ばかりの現金を包むことも、最近は選択肢のひとつとして考えられるようになっています。
 
もちろん、親によっては「そんなものいらない」と受け取らないケースもあります。そんな時は無理に渡す必要はありませんが、「これでみんなでおいしいものでも食べてね」など、使い道を添えて渡すと、受け取りやすくなることもあります。
 

現金を渡すならいくらが妥当? 相場と考え方

現金を渡す場合、金額の目安としては1日あたり1000〜2000円程度つまり、1週間(7日間)滞在する場合は、7000〜1万4000円程度を目安としましょう。
 
ただし、これはあくまでも目安です。以下のような要素によっても金額は変わってきます。


・滞在人数(大人1人+子ども1人、子ども2人など)
・食事を毎日用意してもらうかどうか
・洗濯やお風呂などの家事をどの程度頼るか

少し多めに包んで、余ったら何かに使ってもらうというスタンスでも問題ありません。あまりに高額だと親の負担にもなるため、無理のない金額で「ありがとう」の気持ちを形にしましょう。
 

無理のない範囲で気持ちを表すのが大切

実家に長期滞在する場合、「現金を渡すかどうか」は必ずしも正解があるわけではありません。大切なのは、親に対する感謝の気持ちをどう形にするか、という姿勢です。
 
手土産だけでも、真心がこもっていれば十分な場合もあります。とはいえ、1週間もお世話になるのであれば、少しの現金を添えることで、気持ちよく過ごせるきっかけになることもあります。
 
相場を参考にしつつ、自分たちの経済状況や親との関係性に合わせて、無理のない範囲で「ありがとう」を伝えられるといいですね。
 

出典

株式会社小学館 実家への帰省で「滞在中の費用」は渡すべき?渡す派・渡さない派、それぞれの理由も調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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