子どもと1日中テーマパークで遊ぶのは高すぎて無理! ディズニーランドとUSJ、夕方から行くとどのくらい安くなる?
配信日: 2025.08.02

ただし、家族全員で行くとなると、入園券だけで数万円かかることも少なくありません。そこで、節約のためにおすすめしたいのが、夕方からの入園券です。
本記事では、両テーマパークにおける夕方入園券の詳細や、1日入園券との価格差について詳しくご紹介します。なお、本記事の情報はすべて2025年8月1日時点のものとなります。

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USJの夕方入園券は2種類
USJの夕方入園券には、15時から入園できる「トワイライト・パス」と、17時から入園できる「ナイト・パス」の2種類が用意されています。
トワイライト・パス
トワイライト・パスは、15時から閉園まで利用できる入園券です。閉園時間は日によって異なり、おおむね21時~22時の間で設定されているため、滞在は6~7時間程度です。
そのため、午後からの入園でもアトラクションを効率よく回れて、夜のライトアップも十分に楽しめるでしょう。そして、USJは変動価格制を採用しており、入園日によって価格が異なります。一例として8月の入園料金は表1の通りです。
表1
区分 | 入園料金(税込み) |
---|---|
大人(12歳以上) | 6600円~8300円 |
子ども(4歳~11歳) | 4100円~5200円 |
3歳以下 | 無料 |
※筆者作成
シーズンによって入園料金は変動するため、事前にチェックしておきましょう。
ナイト・パス
ナイト・パスは、17時から閉園まで利用できる入園券です。2025年は7月1日~8月31日までの期間限定で販売されています。閉園時間は前述の通り、日によって21時~22時になるため、滞在は4~5時間程度です。
入園料金は、トワイライト・パスより安く設定されており、8月の料金は表2の通りです。
表2
区分 | 入園料金(税込み) |
---|---|
大人(12歳以上) | 5800円~6800円 |
子ども(4歳~11歳) | 3600円~4300円 |
3歳以下 | 無料 |
※筆者作成
ナイト・パスを利用すれば、気温が下がる夕方に入園できるため、暑い夏場でも快適に過ごせるでしょう。
1日入園券との価格比較
USJの1日入園券である「1デイ・スタジオ・パス」も変動価格制のため、8月中は、大人が税込み9400円~1万1900円、子どもは税込み5800円~7400円の範囲で設定されています。
一方、夕方入園券を利用すると、滞在時間は短くなりますが、その分料金を抑えられます。では、実際にどれくらい安くなるのか、子どもの夏休み期間中である2025年8月1日の入園料金を基準に、家族4人分を表3で比べましょう。
表3
入園券の種類 | 大人2人分の料金 (税込み) |
子ども2人分の料金 (税込み) |
合計金額(税込み) | 1日入園券との価格差 |
---|---|---|---|---|
1デイ・スタジオ・パス | 9900円×2 =1万9800円 |
6200円×2 =1万2400円 |
3万2200円 | - |
トワイライト・パス | 6900円×2 =1万3800円 |
4300円×2 =8600円 |
2万2400円 | 9800円 |
ナイト・パス | 6100円×2 =1万2200円 |
3800円×2=7600円 | 1万9800円 | 1万2400円 |
※筆者作成
このように、夕方入園券を利用すれば、家族全体で9800円~1万2400円ほどの節約が可能なケースがあります。
東京ディズニーランドの夕方入園券は2種類
東京ディズニーランドの夕方入園券には、休日の15時から入園できる「アーリーイブニングパスポート」と、祝日を除く平日17時から使える「ウィークナイトパスポート」の2種類があります。どちらも指定したパークに入園が可能です。
アーリーイブニングパスポート
アーリーイブニングパスポートは、休日の15時から閉園まで利用できるチケットです。ただし、2025年7月2日~9月15日は、平日も休日も関係なく、入園日の指定ができます。
8月中の閉園時間は、両パークともにおおむね21時であるため、滞在はおよそ6時間です。東京ディズニーランドもUSJと同様に変動価格制を採用しており、入園料金は表4の通りです。
表4
区分 | 入園料金(税込み) |
---|---|
大人:18歳以上 | 6500円~8700円 |
中人(中学・高校生):12歳~17歳 | 5300円~7200円 |
小人(幼児・小学生):4歳~11歳 | 3800円~4400円 |
3歳以下 | 無料 |
※筆者作成
午後からの入園でも、6時間ほど滞在できれば、アトラクションやキャラクターグリーティング、夜のパレードなどをじっくり楽しめるでしょう。
ウィークナイトパスポート
ウィークナイトパスポートは、祝日を除く平日の17時から閉園まで利用できるチケットです。また、2025年7月2日~9月15日は、平日も休日も関係なく、入園日の指定ができます。
前述の通り、8月中の閉園時間は両パークともにおおむね21時であるため、滞在はおよそ4時間です。入園料金は表5の通りです。
表5
区分 | 入園料金(税込み) |
---|---|
大人:18歳以上 | 4500円~6200円 |
中人(中学・高校生):12歳~17歳 | 4500円~6200円 |
小人(幼児・小学生):4歳~11歳 | 4500円~6200円 |
3歳以下 | 無料 |
※筆者作成
ウィークナイトパスポートは、どの年齢区分でも同じ料金になります。そのため、4歳~11歳の子どもは、アーリーイブニングパスポートの方がお得です。
1日入園券との価格比較
東京ディズニーランドの1日入園券「1デーパスポート」では、大人は税込み7900円~1万900円、中人は税込み6600円~9000円、小人は税込み4700円~5600円と設定されています。
一方、夕方入園券を利用すれば、滞在時間は短くなりますが、その分料金を節約できます。では、実際にどれくらい安くなるのか、子どもの夏休み期間中である2025年8月1日を基準に、家族4人分の入園料金を表6で比べましょう。
表6
入園券の種類 | 大人2人分の料金 (税込み) |
子ども2人分の料金 (税込み) ※小学生と仮定 (小人料金) |
合計金額(税込み) | 1日入園券との価格差 |
---|---|---|---|---|
1デーパスポート | 9900円×2=1万9800円 | 5600円×2=1万1200円 | 3万1000円 | - |
アーリーイブニング パスポート |
7900円×2 =1万5800円 |
4400円×2 =8800円 |
2万4600円 | 6400円 |
ウィークナイト パスポート |
5600円×2 =1万1200円 |
5600円×2 =1万1200円 |
2万2400円 | 8600円 |
※筆者作成
表6の通り、夕方入園券を利用すると、家族全体で6400円~8600円ほど料金を抑えられる可能性があります。
夕方入園にすればチケット代を節約できる
家族で行く際に、東京ディズニーランドやUSJの入園料金を抑えたいなら、夕方からの入園がおすすめです。USJなら9800円~1万2400円、東京ディズニーランドなら6400円~8600円ほど料金を節約できるケースがあります。
賢く出費を抑えて、子どもとの楽しい時間を過ごしましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー