更新日: 2019.06.18 その他
令和直前!平成のうちに理解しておこう!「両家顔合わせ」と「結婚式費用」のお金事情
新婚さんにとっては、結婚式はもとより両家の顔合わせや結納など、まったくわからないことだらけ……「みんなどうしてるんだろう?」と聞きたくても、お金に関することは今さらなかなか聞けないもの。
そこで今回は、両家顔合わせや結婚式の費用などについて、気になる調査結果を見てみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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両家の顔合わせ、どこでやるべき?どのくらいの予算がベスト?
全国でウェディングプロデュースを手がける株式会社テイクアンドギヴ・ニーズが発表した、「花婿花嫁 アンケート調査」(※)の結果をチェック!ふたりが結婚の意志を固めたら、まずはお互いの親御さんを交えた挨拶の場を設けるのが一般的。それが両家の顔合わせですね。
「どこまでかしこまったほうがいいの?」「やっぱりお高い料亭などに行くべき?」など悩んでしまいがちですが、世間はどのような場所でどのくらいの予算で顔合わせをしているのでしょうか。
【両家の顔合わせの有無】
・顔合わせをした 96%
・顔合わせをしていない 4%
やはり、ほとんどの人たちが顔合わせを行っているようです。なかにはさまざまな事情で顔合わせをしないというパターンもあるようです。
【両家顔合わせにかかった費用は一人あたりいくらか】
1位:1〜2万円以内 34%
2位:1万円以下 31%
3位:3万円以上 19%
4位:2〜3万円以内 16%
一番多かったのが、一人あたり1〜2万円以内という結果に。1万円以下に抑える人も多いようですが、逆に3万円以上かける人も2割程度いるようです。やはり、両家の顔合わせともなると、普段行くお店よりもしっかりした金額のお店を選ぶパターンが多いようですね。
【両家顔合わせに使用した場所は?】
1位:料亭(個室) 56%
2位:レストラン(個室) 24%
3位:料亭 5%
3位:レストラン 5%
5位:家 4%
圧倒的に多く、半数以上の人が使用したのが料亭の個室でした。その次がレストランの個室ということで、やはり両家だけの空間を大切にする人が多いようです。
【使用したお店のジャンル】
1位:和食 75%
2位:フレンチ 9%
3位:中華 5%
4位:イタリアン 2%
ダントツで和食が一番人気でした。やはり年上の人をもてなす場合、日本人なら和食が鉄板ということなのでしょうか。2位以下はほぼ横並びですが、わずかにフレンチが多く支持されているようです。コース料理などでゆっくり時間をかけて会話が楽しめるからでしょうか。
それぞれのお店を選んだ理由としては、以下のとおりでした。
<和食>
・両家の親に希望を聞いたところ、「和食が良い」「落ち着いて話せる場所が良い」という意見があったため。
・結納をしない分、きちんとした場で挨拶をしたいから。
<中華>
・円卓にして上座下座を考えないで済むようにしたかった為。
<イタリアン>
・堅苦しくなく顔合わせをしたかったから。
<家>
・かしこまらず、ゆったりと食事ができるように。
(以上報道発表資料より引用)
リアルな声を聞くと、必ずしも「顔合わせといったら絶対こう!」というものはなく、両家の希望や好みを反映させることも大切だということがわかりますね。
結婚式費用、誰がどのくらい支払うパターンが多い?
無事顔合わせが済んだら、そろそろ考え始めたいのが結婚式。「ふたりの結婚式だから費用は全額ふたりで負担すべき?」「両家の親にいくらまで支援してもらえる?」など、お金周りの悩みは尽きないもの。
そこで次は、結婚式の費用負担の割合について見ていきましょう。
【結婚式の費用負担割合(ご新郎家:ご新婦家)】
1位: 5:5 51%
2位: 6:4 13%
3位:10:0 7%
3位: 7:3 7%
5位: 4:6 6%
およそ半数の人たちが、新郎家・新婦家それぞれ半分ずつ結婚式費用を出していることがわかります。
次に多いのが、新郎家が多めに負担するというパターン。なかには新郎家が全額負担することもあるようですが、これはひょっとしたら新婦が新郎家に嫁いで同居する場合などなのかもしれません。
基本的に費用は折半が多いものの、どちらかに偏る場合は新郎家側が多めに負担することが多いようですね。また、結婚式費用の内訳については以下のとおりでした。
【結婚式費用支払いについて、ご新郎ご新婦の貯蓄以外で不足金額分をどのような形式で支払いに充当したか(選択回答2つまで)】
1位:ご祝儀 40%
2位:親の援助 34%
3位:全額貯蓄 15%
4位:ブライダルローン 11%
ご祝儀の次に頼れるのは、やはり親の援助ということがわかります。全額貯蓄でまかなっている人は15%にとどまり、なかにはブライダルローンを組むという人も。なにはともあれ、結婚をするとなるとさまざまな出費が避けられないということを改めて実感する調査結果となりました。
これから顔合わせや結婚式を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ「花婿花嫁 アンケート調査」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部