更新日: 2019.06.18 その他

伸びる音楽配信、売上は5年連続で増加中。2018年の日本のレコード産業はどうだった?

伸びる音楽配信、売上は5年連続で増加中。2018年の日本のレコード産業はどうだった?
みなさんは音楽をどのように聴いていますか?CDを購入して、家で聴いている人もいれば、電車の中ではスマホで音楽を聴いている人も多いでしょう。
 
最近は音楽配信で楽曲を購入するのが多いのでしょうか? 音楽配信でも従来の「ダウンロード」に加えて、「ストリーミング」方式も伸びているようです。それとも「やっぱりCDを購入する」という人のほうが多いのでしょうか? 
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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CD、DVD購入派が音楽配信派の約4倍

4月9日、日本レコード協会は「日本のレコード産業2019」を発行しました。
 
それによると、2018年の音楽ソフト(オーディオレコード+音楽ビデオ)の総生産は前年比104%の2403億円と、3年ぶりに前年を上回り、音楽配信売上も前年比113%の645億円と、5年連続で増加しました。まだCDやDVDのほうが音楽配信の約4倍も売上が多いんですね。
 
好きなアーティストの配信がなかったり、楽曲が少ない場合があったりということで、ソフトを購入するしかない場合があります。
 
また、人気アイドルの握手券目当てでCDを購入する人もいます。年配者を中心に、データは何らかの理由で消えてしまうかもしれないから、モノで買ったほうが安心だと思っている人が多いのかもしれません。
 

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音楽配信は、ストリーミングがダウンロードを逆転。定額で聴き放題が魅力

次に、音楽配信の内訳をみてみましょう。ダウンロードは256億円(前年比95%)と前年を下回りました。
 
一方、ストリーミングは349億円(前年比133%)となっており、音楽配信売上金額の区分別シェアではダウンロードが40%、ストリーミングが54%と、初めてダウンロードを上回りました。
 
では、ダウンロードとストリーミングは何が違うのでしょうか?ダウンロードではiTunes Storeやmusic.jpなどで作品を購入し、作品のファイルを自分の端末に保存します。1曲150円から250円が相場です。アルバムの好きな曲だけ購入することも可能です。
 
ダウンロードしたら、インターネットに接続しなくても音楽を楽しむことができます。ただし、ファイルのサイズが大きいので、スマホのストレージ容量がすぐにいっぱいになってしまう恐れがあります。
 
ストリーミングはインターネット上で音楽を視聴する再生方式です。
 
Spotify、Amazon Music Unlimited、Apple Musicなどのサービスが代表的で、4000万曲から6500万曲が月額約1000円で聴き放題です。1曲ずつ購入してダウンロードするより割安に感じますね。これがストリーミング方式が伸びている主な理由だと考えられます。
 
ただし、インターネットに接続しながら視聴するので、データ通信量が多くかかってきます。そのため、すぐにギガの上限になってしまうことがあるので注意が必要です。
 

好きなアーティストを応援するなら、楽曲を購入しよう

このように、今はさまざまな方法で、音楽を購入することができます。アルバムを購入するもよし、自分の好きな曲だけ買うのもよしです。
 
「動画共有サイトなど無料で楽しめるものがあるから、お金を払わずにそっちでいいんじゃない?」と思う人もいるかもしれません。アーティスト公式の動画もありますが、中には違法にアップロードされた著作権を侵害するものもあります。
 
みなさんの好きなアーティストは、ファンがCDを購入したり、ダウンロードやストリーミングで楽曲を購入したりすることで収入を得て、活動を継続できるのですよね。好きなアーティストの活動を応援するためにも、ここはケチらず、楽曲を購入することで応援しませんか。
 
※一般社団法人日本レコード協会「日本のレコード産業2019」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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