30代のママ友は1ヶ月に1回ネイルサロンに通っているそうです。一般的な30代の女性は「美容」にどれくらいお金をかけているのでしょうか?
配信日: 2025.06.18

そこで本記事では、年代別の平均美容代や、美容代を節約するポイントや美容代を生み出す方法も紹介します。

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30代女性の美容代の平均は月いくらくらい?
株式会社リクルート(東京都千代田区)が運営する、ホットペッパービューティーアカデミーが実施した「15~69歳男女の美容意識とコスメ購買行動」(調査時期:2024年8月、調査対象:人口20万人以上の都市に居住する15~69歳の男女1万3200人)によると、女性の美容代の平均額は月5826円でした。
また、年代別の美容費は以下のとおりです。
・15~19歳:4187円/月
・20代:6346円/月
・30代:6625円/月
・40代:5680円/月
・50代:5312円/月
・60代:5968円/月
このように、30代女性の支出が最も高額でした。しかし、ヘアサロンやネイルサロンに行くと1回5000円程度は必要になるため、どの年代も自由に美容にお金を使えるわけではないことが分かります。
美容代を節約する3つのポイント
ヘアカット、ネイル、エステティックなど全ての美容にお金をかけたいですが、支払いを考えると現実的ではないと考える方は多いでしょう。そこで本章では、限られたお金のなかでも美容を楽しむための、美容代を節約するポイントを3つ紹介します。
支払いの優先順位をつける
「お金をかけるところ」と「お金をかけないところ」を分けて、支払いの優先順位をつけます。こだわりのあるものや長く使うものは、高級ブランド店や百貨店で購入するのもよいですが、今はプチプラといわれるお手頃な価格でも、おしゃれなものや良質なものが増えています。
ブランドや価格にとらわれず、コスメはドラッグストアで販売されているものや韓国コスメを利用したり、お洋服は流行を取り入れつつ手頃な価格のお洋服が買えるファストファッションを利用したりしましょう。
セールやまとめ買いを活用する
購入方法や購入するタイミングを変えるだけで、お得にコスメやお洋服を購入できます。
コスメやお洋服は、ネットショップで定期的にセールが開催されています。タイミングによっては通常よりも大幅な割引で購入できることが多いため、以前から欲しかったものはセール時に購入するのがおすすめです。
また、まとめ買いをするとセット割引や送料の節約ができるため、同じ商品を単品で買うよりお得に購入できます。洗顔フォームや化粧水など、いつも同じものを使っている場合は、まとめ買いを検討しましょう。
定期的に断捨離をする
コスメやお洋服など、持っているものを定期的に見直し、断捨離をしましょう。持っているものを把握し、使っていないものを捨てます。
これを定期的に行うことで、同じようなものばかりを購入することがなくなります。また使わなくなったバックや服は、例えばリユースショップに売ることで、その売上額を美容代に回すことも可能です。
家計の見直しで美容費を増やす
美容費の節約ばかりを考えると、おしゃれを楽しめなくなる可能性があります。その場合は家計の見直しをして、美容代に回せるお金がないかを整理しましょう。家計の見直しをする際に大切なのが、家計簿をつけることです。家計簿をつけると、無駄な出費が可視化されます。
また、家計簿をつけたら以下の固定費を見直してみましょう。
・光熱費:契約会社を見直し、不要なプランを解除する
・通信代:格安スマホに見直す。不要なプランは解約する
・保険料:保険内容を見直し、不要な契約や使わないプランを解約する
・サブスク:使っていないサブスクを解約する
固定費の見直しは、大きな節約につながる可能性があります。家計の見直しで美容に使えるお金を増やしましょう。
家計や美容代を見直して、おしゃれを楽しもう
30代女性の美容代は月6625円で、他の年代に比べて美容にお金をかけているということが分かりました。しかし、家計のことを考えると、月6625円では月1回のネイルサロン通いは厳しく、自由に美容を楽しめないと感じる方もいるでしょう。
もっとおしゃれを楽しむために、今回紹介したような美容費の節約や家計を見直して、おしゃれを楽しみましょう。
出典
株式会社リクルート ホットペッパービューティーアカデミー 15~69歳男女の美容意識とコスメ購買行動
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー