新車の「プリウス」と中古の「レクサス」、どちらを買うかで迷っています。安く購入して長く乗りたいのですが、見極めのポイントはありますか?
配信日: 2025.06.15

本記事では、新車と中古車の特徴を比較しつつ、中古車を購入する際のポイントを紹介します。新車か中古車かで、車の購入を迷っている方は最後までご覧ください。

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新車を選ぶメリット・デメリット
新車のプリウスを選んだ場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット
新車を選ぶメリットは、以下の3つです。
●自分の好みにカスタマイズできる
●燃費がいい
●リセール価格が高い
新車は、ボディの色や内装、機能などの装備を好みの仕様にカスタマイズできる点が大きな魅力です。また、近年の新車は技術の進化によって燃費性能が向上しているため、ガソリン代を抑えることもできるでしょう。
さらに、購入した後に売却する際も、使用年数が短ければ、高く買い取ってもらえる可能性があります。将来的な売却を視野に入れて新車を選ぶ場合は、中古市場でも人気がある車を購入することをおすすめします。
デメリット
新車を購入するデメリットは、以下の3つです。
●手元に届くまでに時間がかかる
●価格が高い
●選択肢が限られる
新車は、人気の車種ほど納車までに時間を要する場合があるため、すぐにでも乗れる車が欲しいという方は注意してください。また、新車は中古車に比べて価格が高く、現在生産されている車しか購入できないため、選択肢が限られてしまうこともデメリットといえるでしょう。
中古車を選ぶメリット・デメリット
では、レクサスの中古車を選ぶメリット・デメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
メリット
中古車を選ぶメリットは、以下の3つです。
●本体価格がお手頃
●納車期間が短い
●選択肢が多い
新車に比べて、中古車は購入価格が下がります。そのときの中古車市場価格にもよりますが、レクサスのようなワンランク上の車も手頃な価格で購入できます。中古車は、点検や修理・車検が済めば納車が可能になるので、早ければ2週間程度で購入した車に乗れるでしょう。
また、中古車には生産終了になった珍しい車もあるので、かつて憧れていた車や、当時は手に入らなかった人気車に出会える可能性もあります。
デメリット
中古車のデメリットは、以下の3つです。
●故障のリスクが高い
●燃費が悪い
●リセール価格が安い
車は年数の経過とともに部品や機能が劣化するため、新車に比べて故障のリスクが高くなります。また、年式が古ければ古いほど、燃費性能は低下する傾向にあります。
使用歴の長い車は、部品の劣化や見えない部分の傷・故障のリスクがあるため、いくら丁寧に維持管理をしてきれいに乗っていても査定価格は下がってしまうものです。長く乗りたい方や、数年後に売却を考えている方は、新車の購入をおすすめします。
長く乗れる中古車を見極める3つのポイント
「中古車」は、安く購入したい場合におすすめです。しかし、使用歴がある車だと長く乗れるかは不安に感じるでしょう。ここでは、長く乗れる中古車を見極める3つのポイントを紹介します。
事故・修理歴
購入前に、事故・修理歴を確認しておきましょう。事故や修復箇所が多い車は、故障のリスクが高まる傾向にあります。これらの情報は事前に確認できるため、購入時に販売店にしっかり確認をとることが大切です。
維持コスト
新車でも中古車でも、車検や点検などの基本的なメンテナンス費用に大きな差はありません。しかし、燃費性能は車によって異なります。長く乗ることを想定するなら、燃費がいいものを選ぶことで、ガソリン代を抑えることができます。
認定中古車、登録済未使用車
中古車の中には「登録済未使用車」と「認定中古車」があります。
●登録済未使用車:ディーラーで登録されたが、使用されずに中古車になったもの
●認定中古車:正規ディーラーが買い取り、厳しい整備やチェックポイントを通過したもの
他の中古車に比べて使用歴が短く、正規ディーラーの厳しいチェックを受けていることから、長く安心して乗れます。
ポイントを抑えると、中古車のほうがお得に長く乗れる!
事故・修理歴や、維持コストの安さ、ディーラーの認定車かなどのポイントを押さえていれば、中古車でも新車のように長く乗れます。すぐに購入した車に乗りたい、購入費用を少しでも抑えたい、または生産中止になった車に乗りたい方は中古車がおすすめです。
中古車か新車かで迷っている方は、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、自身のライフスタイルや資産状況に合う車を選びましょう。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー