節約で食器を洗うときに「同じスポンジ」を2ヶ月使ってるけど、これって衛生上どう?

配信日: 2025.06.15

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節約で食器を洗うときに「同じスポンジ」を2ヶ月使ってるけど、これって衛生上どう?
自炊しているとほぼ毎日使用する食器用スポンジですが、交換時期が分かりづらく、気づかないうちに長く使い続けている方も多いでしょう。一方、食器用スポンジは消耗品のため、交換頻度を減らして節約しようと考える方もいます。しかし、長く使用していると気になるのが「衛生面」です。
 
本記事では、食器用スポンジの交換目安から、交換時期のサインをご紹介します。さらに、食器用スポンジに関する節約方法も解説するため、少しでも節約したいと考えている方は最後までご覧ください。
FINANCIAL FIELD編集部

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食器用スポンジの交換目安は?

食器用スポンジの交換目安は、一般的には3週間~1ヶ月程度といわれています。ただし、世帯の人数や使用頻度によって交換のタイミングは異なります。
 
以下のような状態になったときは、新しいスポンジに交換しましょう。

●泡立ちが悪くなった
●スポンジの表面がボロボロになった
●スポンジに汚れが付着している
●水切れがよくない

以上の状態は、スポンジの繊維が切れたり、素材が劣化したりすることで起こります。交換目安の時期に関係なく、上記の状態になれば新しいものに交換しましょう。
 

食器用スポンジを使いすぎると、どうなる?

節約のつもりで食器用スポンジを1ヶ月以上使い続けると、どのような問題が起こるのでしょうか。スポンジは使い続けるうちに劣化し、傷んだ部分に食べ物や汚れが残りやすくなります。水切れも悪くなるため、そこから雑菌やカビが発生しやすくなります。
 
そのような状態のスポンジを使うと、雑菌やカビが付着するおそれがあるため、衛生的とはいえません。食器に直接触れるものだからこそ、スポンジは定期的に交換して衛生的な状態を保つことが大切です。
 

食器用スポンジに関する節約方法

一つ200円程度の食器用スポンジを1ヶ月ごとに交換すると、1年間で2400円の出費になります。しかし、節約になると思って長く使いすぎることは、衛生的ではありません。
 
では、食器用スポンジの出費を抑えたい場合、衛生的に使い続けるには、どうすればいいのでしょうか。ここでは、食器用スポンジに関する節約方法を2つ紹介します。
 

食器洗い用スポンジを長持ちさせる

食器洗い用スポンジを長期間使用するためには、できるだけ衛生的な状態を保つことが必要です。食器洗い用スポンジを長持ちさせるために、次の3つの方法を実践してみましょう。
 
・洗剤や漂白剤を使って、丁寧に洗う
食器を洗った後に、除菌効果のある洗剤や漂白剤を使用して、スポンジのもみ洗いやつけ置き洗いを行いましょう。食器を洗った後に毎回行うと効果的です。
 
・75~90度のお湯に1分以上さらす
スポンジの耐熱温度を確認して、75~90度のお湯に1分以上さらしてください。このときに、90度以上のお湯で煮沸消毒を行ってしまうと、スポンジの繊維や素材を劣化させる原因になってしまうため、お湯の温度に注意してください。
 
・風通しのいいところで、しっかり乾かす
水気は、雑菌やカビが繁殖する原因です。食器を洗った後は、スポンジの水をしっかり切り、清潔で風通しのいいところに置いて乾かしましょう。
 
・複数個用意して、常に乾いたスポンジを使う
毎食後に食器を洗っていると、乾ききらないうちにスポンジを使用するタイミングが来てしまうことがあります。そんなときは、複数の食器洗い用スポンジをローテーションで使いましょう。常に乾いたスポンジが使えるようにすれば、衛生的に長持ちさせることができます。
 
以上の方法を行うと、雑菌やカビの繁殖を抑えられるため、スポンジを長く利用できるでしょう。
 

使えなくなった食器用スポンジを活用する

食器洗いに使えなくなった食器用スポンジは、次のような場所で活用することができます。

●シンクや排水溝掃除に使う
●玄関回りの掃除で使う
●窓や扉のサッシ磨きに使う

使えなくなった食器用スポンジを掃除用アイテムとして活用することで、掃除用のスポンジを購入する必要がなくなり、節約につながります。
 

食器用スポンジは2ヶ月使うと不衛生。衛生面を考えて他の方法で節約を行おう

食器用スポンジの交換目安は、3週間~1ヶ月程度です。2ヶ月も使用していれば、雑菌やカビが繁殖している可能性があるため、衛生的とはいえないでしょう。
 
食器用スポンジは、使用頻度を減らすことは難しいため、衛生的な状態を継続する工夫や、使えなくなったスポンジの再活用を行うことで、節約しましょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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