銀行の「キャッシュカード」の「暗証番号」をしょっちゅう間違える父。何回間違えても「料金」は発生しないのでしょうか?
配信日: 2025.06.13

本記事では、キャッシュカードの暗証番号を何度も間違えるとどうなるのかをご紹介するとともに、キャッシュカードの再発行が必要になった場合の手続き方法などをまとめています。

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目次
キャッシュカードの暗証番号を何度も間違えるとどうなる?
キャッシュカードの暗証番号を何度も間違えると、ロックがかかり、キャッシュカードが使えなくなることもあるようです。
例えば、楽天銀行キャッシュカードの場合は「第三者の不正利用を防ぐため、一定回数暗証番号を間違って入力されますと、ロックがかかります」とホームページに記載されています。
また、徳島大正銀行では「カード被害を防止するため、暗証番号の入力を3回連続して間違った場合、当該カードは使用できなくなります」と記載されているように、キャッシュカードが使用できなくなるまでの入力間違え回数を指定している銀行もあります。
今回の事例では「暗証番号を何回間違えても料金は発生しないのでしょうか? 」ということですが、暗証番号の間違いにより料金の発生する旨がホームページなどに記載されている銀行は見つかりませんでした。
キャッシュカードの暗証番号を間違えて使えなくなった場合の対処法
暗証番号を何度も間違えてキャッシュカードが使えなくなった場合、ゆうちょ銀行ではアプリや窓口でロックの解除と暗証番号の再登録が可能です。いずれの場合も、手続きには運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要になります。
一方、三菱UFJ信託銀行では、暗証番号の間違いにより使えなくなったキャッシュカードは再発行が必要とされています。印鑑と通帳・キャッシュカード・本人確認書類を窓口に持参して手続きをおこなわなければなりません。
このように、使用できなくなったキャッシュカードの対処法も銀行によって異なるため、注意が必要です。
また、キャッシュカードを再発行する際に手数料がかかる場合もあるようです。例えば、八十二銀行では1100円(税込み)の手数料が発生するとホームページに記載されています。
キャッシュカードの暗証番号は変更できる?
今回の事例のように、キャッシュカードの暗証番号を間違えることが多い場合は、間違えにくい番号に変更することも検討した方がよいかもしれません。ただし、生年月日などを暗証番号に設定することは推奨されていないため、予測されにくい番号にすることが大切です。
例えば、三菱UFJ信託銀行の場合、ATMや窓口で暗証番号の変更手続きが可能です。ATMではキャッシュカードと暗証番号があれば変更できますが、暗証番号を忘れてしまった場合は窓口で印鑑や本人確認書類を提示して手続きする必要があります。
またキャッシュカードの暗証番号変更は、基本的に口座の名義人が行う必要があるため、注意しましょう。
多くの場合キャッシュカードの暗証番号を何回間違えても料金は発生しないが、再発行の際に手数料がかかる場合もある
銀行によってはキャッシュカードの暗証番号を何回か間違えて入力すると、ロックがかかってカードが使えなくなることがあります。
多くの場合、その際に料金が発生することはないようですが、キャッシュカードの再発行には手数料が発生することもあります。
また、ATMや窓口で暗証番号を変更することができる場合もありますが、利用している銀行によって手続きの方法は異なるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
出典
楽天銀行 楽天銀行キャッシュカード:カードと暗証番号
徳島大正銀行 盗難等による預金の不正な払戻し被害にあわないために 「キャッシュカード・暗証番号・通帳・印鑑」のお取扱いにご注意ください
ゆうちょ銀行 ATMでキャッシュカードの暗証番号を間違えて入力したため、使えなくなりました。どうすればよいですか。
三菱UFJ信託銀行 キャッシュカードの暗証番号を間違えて入力して使えなくなってしまった場合はどうしたらいいですか?
八十二銀行 暗証番号
三菱UFJ信託銀行 キャッシュカード暗証番号の再登録
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー