国内で開催される大規模な「eスポーツ」の「賞金」はいくら? 「億」超えの大会はある?
配信日: 2025.06.13

日本国内でもeスポーツのさまざまな大会やイベントが開催されており、多くの人が参加しているようです。
本記事では、eスポーツについて詳しくご紹介するとともに、大会やイベントで入賞した場合の賞金などについて紹介します。

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目次
eスポーツとは?
eスポーツは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、電子機器を使っておこなう娯楽・競技・スポーツ全般のことを指します。
「eスポーツ」という言葉が使われるようになったのは2000年ごろで、これまで世界各国でeスポーツの大会が開催されてきました。日本でも「一般社団法人日本eスポーツ協会」や「一般社団法人日本eスポーツ連合」が設立され、全国でさまざまな大会やイベントが開催されています。
eスポーツの大会にはオンライン開催とオフライン開催の2種類があり、オンライン大会は自宅などからもインターネットを通じて参加することが可能です。一方、オフライン大会はイベント会場などに参加者が集まって対面式でおこなわれます。
大会の規模はさまざまですが、大規模になると賞金が用意されていることもあり、優勝賞金が高額になるケースも珍しくありません。
eスポーツで何億という賞金をもらえることもある?
eスポーツの大会で入賞した場合の賞金は、大会の規模によってさまざまです。
例えば、世界大会でいうと、2024年7~8月にサウジアラビアのリヤドでeスポーツ史上最大規模のイベントといわれる「Esports World Cup 2024」が開催されました。例えば、「PUBG Mobile World Cup 2024」部門でいうと、賞金総額は300万ドルです。1ドル140円台とした場合、日本円に換算すると4億円以上になります。
この部門では、1位が100万ドル、2位が60万ドル、3位が35万ドルというように賞金が分配されたということです。
2025年6月現在、国内で開催された大規模なeスポーツイベントは?
2025年6月現在、国内で開催された大規模なeスポーツイベントを、以下の表1にまとめました。
表1
大会名 | VALORANT Game Changers Japan 2025 | eJ.LEAGUE eFootball (eJリーグ) 2025シーズン |
---|---|---|
概要 | 女性チームを対象とした「VALORANT」公式大会 | 全40クラブによるクラブ対抗戦 |
会場 | オンライン | esports 銀座 studio |
賞金 | 賞金総額100万円 優勝:50万円 2位:25万円 3位:15万円 4位:10万円 優勝賞品:ワンデーカラーコンタクト 「EverColor1day Natural」1年分(カラー・度数選択可能) |
賞金総額2000万円 優勝:クラブ賞金500万円、個人報酬(2人分)100万円 準優勝:クラブ賞金300万円、個人報酬(2人分)40万円 ベスト4:クラブ賞金150万円×2クラブ、個人報酬(2人分)20万円×2クラブ ベスト8:クラブ賞金60万円×4クラブ、個人報酬(2人分)10万円×4クラブ ベスト16:クラブ賞金20万円×8クラブ、個人報酬(2人分)5万円×8クラブ ベスト32以下:クラブ賞金10万円×24クラブ |
※筆者作成
国内のeスポーツの優勝賞金は数十万~数百万円の場合もある|世界大会だと賞金が「億」を超えることも
eスポーツの大会やイベントは国内外で開催されていますが、中には高額な賞金がもらえるものもあります。
2025年6月現在、国内で開催された大会には「VALORANT Game Changers Japan 2025」や「eJ.LEAGUE eFootball (eJリーグ)2025シーズン」などがありますが、優勝した場合の賞金は数十万~数百万円です。
世界大会となると優勝賞金が日本円で1億を超えるものもあるようなので、チェックしてみるとよいでしょう。
出典
株式会社REJECT プロeスポーツチームの「REJECT」のPUBG MOBILE部門が、賞金総額約93億円の「Esports World Cup」に出場!(PRTIMES)
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー