小学生の子どもの「誕生日プレゼント」にいくらかけるのが普通ですか？ 中学生になると相場は変わりますか？

子どもの誕生日は、家族にとって特別な日。せっかくなら喜んでもらえるプレゼントを用意したいものですが、「みんなはどれくらいの金額をかけているんだろう？ 」と悩む方も多いのではないでしょうか。
 
本記事では、小学生から中学生までの誕生日プレゼントの相場を中心に、金額の目安やプレゼント選びのポイントをわかりやすく解説します。周囲と比較して不安になる必要はありませんが、平均的な金額を知ることで、適切な選択ができるようになります。

小学生への誕生日プレゼント、一般的な相場はいくら？

小学生への誕生日プレゼントの金額は、学年や関係性（親・祖父母・友人など）によって幅があります。以下が一般的な目安です。

【親から子どもへ】

・低学年（1〜3年生）
 
2000円〜5000円程度
 
・高学年（4〜6年生）
 
3000円〜1万円程度

【祖父母から孫へ】

5000円〜1万円程度
 
※1万円を超えるケースもあります。

【友人同士】

500円〜2000円程度

小学生は年齢によって興味の対象が大きく変わります。低学年では知育おもちゃやキャラクターグッズ、高学年になるとゲームソフトやスポーツ用品、音楽機器など実用性のあるものが人気です。高価なものを避けたい場合は、図書カードや文房具なども喜ばれる傾向にあります。
 

中学生になると金額も内容もどう変わる？

中学生になると、好みやライフスタイルがより明確になり、それに応じてプレゼントの金額や内容も変化します。

【親から子どもへ】

5000円〜1万円程度
 
※1万円を超えるケースもあります。

【祖父母子どもへ】

5000円〜1万円程度
 
※1万円を超えるケースもあります。

【友人同士】

1000円〜3000円程度

プレゼントの内容も、実用性やトレンドを意識したものが好まれるようになります。たとえば、部活動に関連したアイテム、イヤホンやアクセサリー、電子機器などが人気です。また、現金や電子マネー、ギフトカードを欲しがるケースも増えてきます。
 
株式会社クオカードのアンケート調査によると、孫・親族・友人の中学生の子どもにあげた誕生日プレゼントにギフトカードをあげた人は約4割います。これは自分の好みに合わせて使える柔軟さが魅力のようです。
 

予算だけじゃない！ プレゼント選びで大切にしたいこと

「金額が多ければよい」というわけではありません。プレゼント選びでは、以下のような視点が重要です。
 
・本人の趣味や興味を理解すること
 
たとえば絵を描くのが好きな子には画材セット、音楽が好きな子にはワイヤレススピーカーなど、個性を大切に。
 
・実用性と長く使えるかを考える
 
特に中学生になると、勉強や部活などに使えるアイテムの方が喜ばれる傾向があります。
 
・子ども同士の“格差”に配慮する
 
特に友人同士でプレゼントを贈り合う場面では、あまりに高価なものを渡すと相手が負担に感じることがあります。
 
・思い出に残る要素を加える
 
手紙を添える、ラッピングを工夫する、メッセージを録音するなど、金額では測れない価値があるプレゼントも忘れないでおきましょう。
 

年齢や成長に応じて、無理のない金額設定を

子どもの誕生日プレゼントの相場は、小学生で3000〜1万円、中学生では5000〜1万円が一般的です。
 
ただし、金額に正解はありません。大切なのは、子どもが本当に喜ぶものを選び、無理のない範囲で気持ちを込めること。成長とともに変わる興味やライフスタイルを理解し、「物」以上に「思い出」や「気持ち」を大切にするプレゼントが、心に残る誕生日をつくります。
 

出典

株式会社クオカード　中学生の誕生日プレゼントに人気なものは？気になる予算・男女別ランキングをご紹介
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー