「古い冷蔵庫を処分」したい。ママ友からは「1万円かからずいけるよ!」と言われましたが本当でしょうか?処分にかかる「費用」や「方法」は?
配信日: 2025.05.23

その際「家電4品目」に含まれる冷蔵庫は、一般的な粗大ゴミとして捨てることができないため、注意が必要です。
本記事では、古い冷蔵庫の処分方法や処分費用を紹介するとともに、お得な処分方法についてもまとめています。

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目次
冷蔵庫は家電リサイクル法にのっとって処分する必要がある
経済産業省によると、冷蔵庫はエアコン・テレビ・洗濯機とともに「家電4品目」に含まれているため、処分する際は家電リサイクル法にのっとっておこなう必要があります。
家電リサイクル法とは、廃家電に含まれる有用資源を再利用するとともに、ゴミを減量することを主な目的とした法律です。そのため対象となる4品目は粗大ゴミとして捨てることができず、正しく処分しなければなりません。
例えば、冷蔵庫を新しく買い替える場合は、新しい冷蔵庫を購入する販売店にリサイクル料金を支払って回収してもらったり、買い替えではなく処分のみしたい場合は、その冷蔵庫を購入したお店に引き取りを依頼したりする方法が挙げられます。
また、引っ越しなどで購入した販売店が遠方になってしまった場合や、どこで購入したか分からなくなってしまった場合などは、自分で指定引取場所へ持ち込む方法もあります。
冷蔵庫の処分にかかる費用
家電リサイクル法にのっとって家電を処分する際には、リサイクル料金を支払う必要があります。金額は品目やメーカーによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
一般財団法人家電製品協会によると、国内主要メーカーの冷蔵庫のリサイクル料金は以下の通りです。
・170リットル以下:3740円(税込み)
・171リットル以上:4730円(税込み)
このほか、販売店に引き取りを依頼する場合などは、収集・運搬料金がかかる場合があります。金額は販売店によって異なるため、あらかじめ確認することをおすすめします。
古い冷蔵庫をお得に処分するには?
古い冷蔵庫を自分で指定引取場所へ持ち込めば、収集・運搬料金を節約することができます。ただし、冷蔵庫のサイズによっては1人で運ぶことが難しかったり、軽トラックなどの車両が必要になったりする場合もあるでしょう。
お金をかけずに運ぶことができ、そのような手間を考えても収集・運搬料金を節約したければ、持ち込む方法を検討してみてもよいかもしれません。
また、冷蔵庫の状態によっては、廃棄するのではなく売却する方法もあります。リサイクル料金などの費用がかからないだけでなくお金が手に入るため、お得に感じる場合もあるでしょう。
そのほか、販売店によっては新しい冷蔵庫の購入と引き換えに古い冷蔵庫を下取りしてくれるところもあるようです。下取り分を値引きしてもらえる場合もあるため、新しい冷蔵庫を安く購入できる可能性もあります。
冷蔵庫は家電4品目に含まれるので販売店に引き取ってもらうなどの方法で処分する|リサイクル料金と収集・運搬料金がかかる場合も
冷蔵庫は家電4品目に含まれるため、家電リサイクル法にのっとって処分しなければなりません。
例えば、冷蔵庫を新しく買い替える場合は、新しい冷蔵庫を購入する販売店にリサイクル料金を支払って回収してもらったり、買い替えではなく処分のみしたい場合は、その冷蔵庫を購入したお店に引き取りを依頼したりする方法が挙げられます。
自分で指定引取場所へ持ち込むことで収集・運搬料金を節約できるため、少しでもお得に処分したい場合は検討してみるとよいでしょう。また、冷蔵庫の状態によっては売却できる可能性もあるので、査定を依頼してみるのもよいかもしれません。
出典
経済産業省 家電4品目の「正しい処分」早わかり!
一般財団法人家電製品協会 リサイクル料金 主要メーカー一覧
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー