【実録】クレカだけじゃ損! ポイ活で「年間3万円」を手にする主婦がやっていることとは? 内訳やポイ活の種類を紹介
配信日: 2025.05.21

しかし、自然に貯まる以外の方法で積極的にポイ活をしている人は、まだまだ少ないかもしれません。筆者は、ポイ活で年間約3万円分の電子マネーなどを手に入れています。
本記事では、日常に取り入れられるポイ活について解説します。

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ポイ活で「年間3万円」の内訳
筆者は、クレジットカード2種とポイ活アプリ・サイト複数を使っています。2024年は現金換算で約3万円分の電子マネーなどを手に入れるほか、無料で野菜などを入手しました。
・クレジットカードA社 1万9468円
・クレジットカードB社 1000円
・ポイ活アプリA 5300円
・ポイ活アプリB 3000円
・ポイ活アプリC 100円
・ポイ活サイト 2000円
合計 3万868円
・たまねぎ
・ミニトマト
・米
・コーヒー
家族旅行をした年は、クレジットカードだけで2万円分のポイントが貯まりました。大きな出費がなくても、日々の食料品を買うだけで年間1万円分は貯まります。このほか、集計外としたクレジットカードや電子マネーのポイントもあるので、実際にはもっと貯まっているでしょう。
クレジットカードのポイントは、対象の店舗での買い物で消費します。ポイ活アプリで貯めたポイントはPayPay、楽天ペイ、Amazonギフト券など多岐にわたる交換先があり、買う場所や買うものに合わせて交換先を決めています。
ポイ活の種類
筆者が実際にやっているポイ活について紹介します。
クレジットカードは4枚を使い分けています。メインで使うのは、ポイント還元率が一番良いものです。持ち歩いているのはメインの1枚と、特定の店舗でポイント還元率が高くなるもの2枚で、自宅に保管しているのはガソリンスタンド専用のものです。
ポイ活アプリ・サイトは以下のものを使用しています。
・徒歩や電車の移動でポイントが貯まるアプリ2種
・レシート撮影でポイントが貯まるアプリ
・アンケートに答えてポイントが貯まるサイト
・野菜を育てて収穫すると実際にもらえるアプリ
アプリやサイトの概要と、どのような仕組みでポイントがお金として使えるようになるのかを、それぞれ解説します。
徒歩や電車の移動でポイントが貯まるアプリ
徒歩なら1000歩ごと、車や電車なら移動距離に応じて、ポイントが貯まります。一定数以上のポイントが貯まると、各種電子マネーや店舗クーポンに交換できるという仕組みです。
運営会社はデジタル地図を作る企業で、ユーザーから位置情報データを得ることで地図を整備しています。また、ユーザーが広告を見たり、ほかのアプリをダウンロードしたりすることで、運営会社は広告収入を得ています。
レシート撮影でポイントが貯まるアプリ
買い物をした際のレシートと、その商品のバーコードを読み取ることでポイントが貯まります。一定数以上のポイントが貯まると、電子マネーやAmazonギフト券などに交換できるという仕組みです。運営会社は購買データをマーケティング資料とし、メーカーなどから報酬を得ています。
アンケートに答えてポイントが貯まるサイト
アンケートやインタビューに答えたり、商品モニターとして参加したりすると、ポイントが貯まります。一定数以上のポイントが貯まると、現金に換金できるほか、各種電子マネーやAmazonギフト券に交換できるという仕組みです。
野菜を育てて収穫すると実際にもらえるアプリ
ショッピングアプリの中に野菜のキャラクターを育てる機能があり、収穫すると「無料クーポン」が手に入るサービスです。課金せずに収穫までこぎつけるためには1~2ヶ月の間、毎日、朝昼晩アプリを開いて広告動画を再生する必要があります。
運営会社は「楽しくショッピングする」ことを目的としていて、アプリ内で食料や日用品などを買うと、野菜のキャラクターを育てるための水や肥料が多く手に入るという仕組みです。
ポイ活とは時間を有効活用して節約する習慣のこと
ポイ活は、通勤時間や休憩時間、余暇の時間を使って行っています。複数のアプリやサイトを使うので時間はかかりますが、その代わり、動画配信サービスをだらだらと見たり、面白くもないテレビを見続けたりすることはしません。
貯まったポイントは、お菓子、酒などの嗜好(しこう)品に使います。日頃の出費の中で「疲れたから自分にご褒美を買おう」とするよりも、「ご褒美はポイントで買おう」と決めておくほうが、使い過ぎを防げるのです。あくまでも、家計の負担を少なくすることがポイ活の目的です。
生活の中で「ぼんやりとスマホを見て時間が過ぎてしまったな」と思うことがあれば、その時間をポイ活に充ててみてはいかがでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー