「庭」を「人工芝」にする「費用」はいくらかかる?業者に頼むと「1万円」? 安くおしゃれに済ませる方法は?

配信日: 2025.05.05

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「庭」を「人工芝」にする「費用」はいくらかかる?業者に頼むと「1万円」? 安くおしゃれに済ませる方法は?
庭を人工芝にすると、どのくらい費用がかかるのか気になる方もいることでしょう。
 
人工芝は、ポリエチレンやポリプロピレンなどの人工素材で天然の芝生を再現したものとされていて、天然芝よりもコストパフォーマンスが高い可能性があるといわれているようです。
 
そこで今回は、庭を人工芝にしたときにかかる費用や安くおしゃれに庭を人工芝にする方法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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庭を人工芝にしたら費用を安くおさえられる?

天然芝の庭から人工芝にした場合、維持費に関しては安くおさえられる可能性があります。ただし、天然芝と比較すると初期費用は高くなる傾向があるため、実際の金額を計算したうえでどちらが安いかを判断するとよいでしょう。
 
人工芝の施工費用は「人工芝本体の価格」「材料の価格」「施工の価格」の金額で決まるようです。施工費用は業者に施工を依頼した場合にかかり、DIYするのであれば不要だと考えられます。庭を人工芝にする場合にかかる費用を以下の表1にまとめました。
 
表1

人工芝本体
(1×1メートル~2×10メートル)
材料費 施工費
芝丈
20ミリメートル
芝丈
35ミリメートル
防草シート
(1×10メートル)
下地用砂
(約20キログラム)
釘(10~50本) 1平方メートル
2480円~
3万7800円
2980円~
4万7800円
約1980円 200円~1500円 500円~1800円 4000円〜

※筆者作成
 
表1より、1×1メートル程度の広さであれば、人工芝にDIYする際にかかる費用は安くて5000円程度かかる可能性があり、業者に依頼すると1万円程度かかる可能性があります。
 
業者に依頼すると施工費用がかかるため、安く済ませたい方は、DIYで人工芝を設置するとよいでしょう。人工芝にしたい部分が5×5メートル程度の範囲で広すぎない場合や、作業時間を2日~3日確保できて中腰の作業に負担を感じない場合は、よい選択肢になるかもしれません。また、人工芝をDIYする際はさまざまな道具が必要になるようです。
 

・釘を固定するためのハンマー
・人工芝を接着するためのジョイントテープ
・人工芝をカットするためのカッターやハサミ
・天然芝や雑草を除去するためのスコップやジョレン
・地面を平らにならすトンボ

 
初めてDIYに挑戦する場合は、表1以外にも上記のような材料費がかかる可能性がある点は、覚えておくとよいでしょう。
 

安くおしゃれに仕上げる方法

人工芝を安くてもおしゃれに仕上げる方法として、防草シートの設置まで専門業者へ依頼し、人工芝張りはDIYにする方法がおすすめです。人工芝は、ネットショップやホームセンターで比較的安く購入できる傾向があるため、人工芝張りを自分で行うことで施工費用をかけずに安く済ませられる可能性があります。
 
自由にカットできる人工芝は、カーブや角度をつけた配置も可能とされていて、アレンジの幅が広がり、おしゃれな庭づくりに役立つ可能性があります。また、テーマカラーを3色までに絞り、用途に合った機能やデザインで家具を選ぶことで、統一感のある庭になるといわれているようです。
 
なお、2枚以上の人工芝を並べる場合は、芝の葉が寝ている方向を同じにすると芝の流れがそろい、自然な仕上がりになる可能性があります。
 

人工芝の選び方

ここからは、DIYに適した人工芝の選び方のポイントを解説します。
 

排水性と耐久性の高い人工芝を選ぶ

庭に人工芝を設置する際は、雨で劣化しないような耐久性が必要だといわれています。水はけ対策として、透水穴が設けられている人工芝を選びましょう。
 
耐久性が高い芝の材質は、ポリエチレンやポリプロピレンとされているようです。材質がナイロンの芝は劣化しやすい傾向があるため、注意してください。人工芝が余った際に保存できることからも、耐久性の高い人工芝を選ぶことが大切です。
 

芝葉が倒れにくく起きやすいC型の芝葉を選ぶ

芝丈20ミリメートル以上の人工芝を選ぶ場合、芝葉の断面の形がC型のものを選ぶとよいようです。芝葉の断面の形は商品によって異なり、C型の芝葉は倒れにくく起きやすい特徴があるとされています。
 
そのほか、芝葉が平型の場合は芝丈が長いと倒れやすく、V型の場合は芝葉が倒れにくいものの肌触りがチクチクして気になるデメリットがあるようです。
 

カットしやすい材質の人工芝を選ぶ

人工芝をDIYする際は、質感が柔らかくカッターで簡単に切れてアレンジがしやすいことも重要だと考えられます。裏面がポリウレタン加工のものであれば、カットしやすい傾向があるとされていて、作業がスムーズに進む可能性があるといえるでしょう。
 
特に、合成ゴム加工の人工芝は硬くてカットしにくく、寒暖差でゴムが裂けることもあるようなので、注意してください。
 

まとめ

自宅の庭を人工芝にするためにかかる費用の目安は、DIYする場合で約5000円、業者に依頼する場合で約1万円です。ただし、設置場所の広さや芝の長さによっても価格は変動するため、事前に確認しておきましょう。
 
ネットショップやホームセンターで手軽に購入できる人工芝でDIYすることで、自分好みにアレンジできるだけでなく、費用もおさえられる可能性があります。庭作りを楽しみたい方は、これを機に人工芝の導入を検討してみるのもよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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