「お笑い芸人養成スクール」とは一体何?通っている友人が「月の授業料は30万くらいだよ」といっていましたが本当でしょうか?
配信日: 2025.05.05

各芸能事務所が運営する養成スクールでは、お笑い芸人になるための基礎からはじまり、さまざまな技術を学べるようです。
そこで今回は、芸能事務所が運営するお笑い養成スクールの特徴や費用相場などについて解説します。

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
お笑い養成スクールとは?
お笑い養成スクールは、プロの芸人を目指す人が基礎から実践までを学ぶためのスクールとされています。運営は大手芸能事務所が行っている場合が多く、所属芸人の養成や発掘などを行っていることもあるようです。
授業内容としては、漫才やコントのネタ作り、演技・発声、トーク・MC技術をはじめとして、実際の舞台やライブ出演なども行われているようです。
具体的な授業内容は、ネタ見せをはじめとして、現役生のみが出演する配信番組収録や賞レース対策などさまざまです。なかには、1年の終わりに卒業公演や卒業ライブが行われ、合格者は芸能事務所へ所属して芸人として活動する道も開かれているスクールもあるとされています。
お笑い養成スクールの費用相場
お笑い養成スクールの費用はスクールごとに異なると考えられます。ここでは、3社のお笑い養成スクールを比較していきましょう。
表1
Aスクール | Bスクール | Cスクール | |
---|---|---|---|
費用 | ・入学諸経費:11万5000円 ・年間授業料:33万円(東京・大阪校)、27万5000円(札幌・名古屋・広島・福岡・沖縄) ・年間施設使用料:5万5000円(東京・大阪校のみ) |
・入所金:5万円 ・年間授業料:30万円(東京校)、 25万円(大阪校) |
・学費:60万円 |
選考方法 | ・1次選考:書類選考 ・2次選考:グループ面接 |
・1次審査:応募書類選考 ・2次審査:面接(対面もしくはオンライン) |
・1次選考:書類選考 ・2次選考:1分間の自己PR、個人面談(約10分) |
募集人数 | ・未定 | - | ・120名 |
応募資格 | ・18歳以上 ・高等学校卒業(見込み)以上 ・未成年の場合は親権者・身元保証人の同意が必要 |
・未成年の場合は保護者の同意が必要 | ・17歳(高校卒業予定者)~30歳の健康な男女 ・ほかの教育機関に在籍していない |
※筆者作成
例えば、Aスクールの東京・大阪校の費用は、入学諸経費11万5000円+授業料33万円+施設使用料5万5000円で合計50万円です。一方で、札幌・名古屋・広島・福岡・沖縄などの地方校では授業料が少々おさえられ、27万5000円となっています。
スクールによっては、大学や仕事などと並行して通っている人もいるようです。
お笑い養成スクールの費用相場は約30万円〜60万円
今回調査した3つのお笑い養成スクールの場合、費用はおおよそ30万円〜60万円かかることが分かりました。お笑い養成スクールに通うと、芸人として活動するための基礎を体系的に学べる可能性があります。
お笑い養成スクールへの入学を検討する場合は、芸人としてどのような道を目指すのかを踏まえたうえで、費用面や立地も含め、自分に合ったスクールを選びましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー