車好きの友人からカーナビは「後付け」がお得と聞いたのですが、どのように選べばよいでしょうか?できれば「10万円未満」を選びたいのですが……。

配信日: 2025.04.27

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車好きの友人からカーナビは「後付け」がお得と聞いたのですが、どのように選べばよいでしょうか?できれば「10万円未満」を選びたいのですが……。
車を買うときに、オプション選びで悩むものの1つはカーナビかもしれません。
 
カーナビには、新車購入時にディーラーで付ける純正品と、カー用品店やネット通販で買って後付けする社外品があります。選択肢が豊富な分、自分に合ったものがどれか迷うこともあるでしょう。数万円で済ませたい人も多いのではないでしょうか。
 
そこでこの記事では、純正ナビと社外ナビの特徴を比較しつつ、選び方のコツを解説し、どちらの選択がお得かを探ります。
FINANCIAL FIELD編集部

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純正ナビと社外ナビの特徴

カーナビは大きく「純正ナビ」と「社外ナビ」の2つに分類されます。この章では、それぞれの特徴を確認します。
 

純正ナビ

純正ナビは、自動車メーカーがその車種専用に設計したもののことを指すようです。新車購入時にオプションとして組み込むことが一般的とされています。
 
純正ナビは車両にあわせて作られているため、内装に自然と馴染(なじ)み、違和感のないデザインになっていることが特徴とされているようです。ステアリングのスイッチやインパネとの連携がスムーズで、運転中でも直感的に扱える可能性がある点が魅力といえるでしょう。また、メーカーの保証期間が長い傾向にある点も魅力です。
 
ただし、社外品と比較すると価格が高めで、あるメーカーの例では、画面サイズや機能に応じて、15万1800円〜31万200円程度となっています。
 

社外ナビ

社外ナビは、カーオーディオ機器メーカーが開発した製品で、後から取り付けるタイプのことを指すようです。カー用品店やネット通販で購入できるといわれています。
 
社外ナビの強みは、価格の手頃さと、車種を選ばない汎用(はんよう)性にあると考えられます。
 
さまざまなメーカーから多彩なモデルが販売されており、必要な機能を選んで導入できるので、無駄を省いた使い方をしやすいことが一般的とされているようです。さらに、車を買い替えても同じナビを使い続けられる可能性があり、長期的なコストをおさえられるかもしれません。
 
一方で、保証期間が純正ナビより短い場合が多いとされています。後付けのため、取り付けには別途工賃がかかることもあるようです。そのため、純正ナビとの価格差が縮まるケースも考えられます。また、ポータブルタイプは盗難リスクが高いとされるため、防犯面に配慮することが望ましいでしょう。
 

カーナビはどのように選べばよい?

カーナビを選ぶ際は、「どんな使い方をしたいか」をはっきりさせるとよい選択ができる可能性があります。カーナビの比較ポイントは表1の通りです。
 
表1

比較項目 純正ナビ 社外ナビ
コスト 15万円~30万円程度 5万円~25万円程度
使いやすさ ・車両との連携が強み
・ステアリング操作可
・安全機能と連動
・機能が多彩
・操作に慣れが必要な場合あり
機能面 ・地図更新に費用がかかる場合あり
・取り外し不能
・スマホ連携が充実
・カスタマイズ性が高い

※筆者作成
 
「とにかく安くしたい」のか、「多少コストがかかっても快適さを重視したい」のかで選ぶべきものが変わることもあります。純正ナビの相場は15万円〜30万円程度、社外ナビは5万円〜25万円程度です。予算をおさえたいなら社外ナビから選ぶとよいでしょう。
 
操作性については、純正ナビは操作ボタンや音声操作と連携し、ステアリングでの操作も可能なため、扱いやすいと感じる方が多いようです。一方、社外ナビは機能が豊富な分、タッチパネルの感触やメニューの使いやすさが製品ごとに異なる可能性があるでしょう。慣れが必要になることも考えられるため、購入前に試すとよいかもしれません。
 
機能面では、純正ナビは地図更新に費用がかかったり、取り外しができなかったりするという点に注意が必要です。社外ナビはカスタマイズ性が高く、必要な機能を選びやすい傾向にあります。
 

カーナビの選び方は何を重視するのかによる! コスト面で選ぶなら後付けがお得

カーナビ選びでは「何を優先するか」によって、最適なものが変わる可能性があります。
 
「ナビの操作に自信がない」「車との一体感を重視する」といった場合、純正ナビが向いている可能性があります。一方、「費用をおさえたい」「スマホと連携して便利に使いたい」なら、社外ナビやスマホアプリも選択肢に入ると考えられます。
 
どのタイプにしても、実際の操作感を確かめたり、取り付けの手間やサポート体制を考慮したりすることが大切になるでしょう。自分にぴったりのナビを見つけて、快適なドライブを楽しんでください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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