2025年でもガラケーは使える?「通話だけできればよいので料金をおさえたい」という方は必見!
配信日: 2025.04.25
今回は、2025年に契約可能なガラケーの概要について解説します。スマートフォンとの料金も比較しているので、ガラケーを選択する際は参考にしてください。

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2025年に契約できるガラケーはある?
折りたたみ携帯を「ガラケー」と定義するのであれば、2025年でも契約はできるようです。ただし、従来のガラケーは生産終了となっており、各社「ケータイ」や「ガラホ」などの名称で取り扱われています。なお、本記事では折りたたみ携帯を「ガラケー」とします。
おもにスマートフォンの利用が進んでいるなか、ガラケーも一定数の方から需要があるようです。特に、通話や簡単な機能だけを求めるユーザーにとって、スマートフォンよりもガラケーの方が使い勝手がよいと感じる方もいるでしょう。
ガラケーは、通話やSMSなどの基本機能に特化していて、スマートフォンに比べて操作が簡単にできることが魅力です。また、防水・防じん性能や耐衝撃性を備えたモデルもあり、屋外や作業現場など過酷な環境での使用にも適しています。一部のモデルでは、Wi-FiやBluetooth機能を搭載し、最低限のデータ通信が可能なモデルもあります。
ガラケーの端末料金
ガラケーの端末料金は、スマートフォンと比較すると価格が安い傾向にあるようです。支払総額として1万円台から2万円台前半が主流です。割引やキャンペーンが適用される場合、さらに安価になることもあるでしょう。
端末代は分割払いに対応している場合もあり、12回、24回、36回払いなど、利用者のニーズに応じた支払いプランが選べるようになっています。
ガラケーの料金プラン
ガラケー向けの料金プランは、通話を中心に利用する方に適した内容となっています。ガラケー向けの料金プランは、携帯会社によって異なりますが、月額1500円前後で提供されているようです。
この料金には、100メガバイト程度のデータ通信料が含まれており、メールやインターネットの検索などが利用可能です。通話料金は、家族間での通話が無料となる場合が多く、それ以外の通話については30秒あたり22円程度が課金されます。
SMS(ショートメッセージサービス)は1回あたり数円の料金で利用でき、国内外問わず手軽な連絡手段として活用されています。
通話を頻繁に利用する場合、追加のオプションを選ぶことで、コストをおさえることが可能です。例えば、国内通話が完全に定額となるオプションや、1回あたり5分以内の通話が無料になるオプションが用意されています。これらのオプションは、月額料金が数百円から2000円程度で提供されており、通話頻度や用途に応じて選択できます。
ガラケーはスマートフォンより安く利用できる?
ガラケーとスマートフォンの料金を比較してみましょう。株式会社NTTドコモのケータイプラン、スマートフォンは3GBまでデータ通信を利用できるプランで比較します。
表1
項目 | ガラケーの場合 | スマートフォンの場合 |
---|---|---|
月額料金 | 1507円(税込み) | 2167円(税込み) |
国内通話 | 家族間通話:無料 家族以外:30秒あたり22円(税込み) |
30秒あたり22円(税込み) |
データ通信 | 100メガバイトまで利用可能 (超過後は最大128キロビーピーエス) |
3ギガバイト (超過後は最大300キロビーピーエス) |
※筆者作成
月額料金をおさえたい場合は、ガラケーが経済的です。ただし、データ通信をある程度利用する可能性がある場合は、スマートフォンを検討してもよいでしょう。
2025年でもガラケーは使用できる
今回は、2025年でもガラケーは使えるのか解説しました。ガラケーは通話やSMSなどの基本機能に特化していることで、スマートフォンよりも料金をおさえられる傾向が高いといえます。
普段、通話機能をメインで使用している方にとっては、ガラケーは使い勝手がよい携帯です。自分の利用スタイルに合う端末を選択することで、日々の通信費の節約ができます。本記事の内容をガラケーを検討する際にご活用ください。
出典
株式会社NTTドコモ ケータイプラン ご利用料金
株式会社NTTドコモ 料金・割引 irumo3GB
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー