今年20歳になる娘は「来年の成人式では振袖を着たい」とのこと。ママ友に話すと「早く予約した方がいいよ!」といわれました。早く予約すれば「割引」もあるようですが、さすがに早すぎじゃないでしょうか…?

配信日: 2025.04.21

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今年20歳になる娘は「来年の成人式では振袖を着たい」とのこと。ママ友に話すと「早く予約した方がいいよ!」といわれました。早く予約すれば「割引」もあるようですが、さすがに早すぎじゃないでしょうか…?
成人式は、一世一代の晴れ舞台です。きれいな振り袖を着て、特別な日を迎えたい人も少なくないでしょう。特別なイベントだからこそ、着用するものにはこだわりたいものです。
 
しかし、成人式の準備にかかる費用が気になるかもしれません。また、振り袖などの衣装はいつごろから予約をしたらよいのでしょうか。
 
本記事では成人式で和装を選択する女性の割合と成人式のイベントにかかる費用、そしていつごろから準備を開始すべきか解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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成人式を迎える女性の「9割以上」が「和装」を選択

株式会社うるるの子会社であるOurphoto株式会社が、2024年に成人式を迎えた411名を対象に実施した「成人式最新実態調査2024」によると、「成人式を迎えるにあたって実施したイベント」については48.2%が振り袖や袴・スーツ、ワンピースなどの「衣装の着用」と回答しています。
 
さらに、衣装を着用した女性の9割以上が和装(振り袖、袴)を着たという結果が出ています。令和に入っても、成人式には振り袖を着て出席したいと希望する女性が多いようです。
 
また、衣装を着用した人に対して、衣装のこだわりについて尋ねてみると「衣装レンタル店で早いうちから探して予約した」人が4割以上にのぼりました。
 

「成人式のイベント」にかかった費用は「10万~19万9999円」が「12.0%」で最多

成人式を迎えるにあたっては、成人式当日だけでなく、事前準備や撮影、前撮りなどのイベントがあります。同調査においてこれら「成人式のイベント」すべてにかかる費用を聞いたところ、女性の場合は「10万~19万9999円」が12.0%で最も多くなりました。
 
さらに費用を節約するために工夫したことを聞いたところ、紹介割や早割などといったキャンペーンを利用した人の割合が高いことが分かりました。
 

女性の「約3割」が「1年以上前」から成人式の準備を開始

成人式の準備をはじめる時期は、いつごろなのでしょうか。ここでは、おなじくOurphoto株式会社の「成人式最新実態調査2024」を参考に、成人式を迎えるにあたって実施したイベントの準備や予約などをいつごろからはじめたかの調査結果を表1にまとめました。
 
表1

1番最初に準備をはじめた時期 男性(%) 女性(%)
成人式当日 21.6 13.7
前日~1週間前 19.8 7.7
1週間前~1ヶ月前 18.0 7.3
2~3ヶ月前 17.1 14.7
4~5ヶ月前 3.6 6.0
6~7ヶ月前 3.6 11.7
8~9ヶ月前 0.9 3.7
10~11ヶ月前 3.6 6.3
1年前 1.8 14.7
1年~1年半前 0 4.0
1年半~2年前 0 3.3
2年~2年半前 0.9 1.7
2年半以上前 9.0 5.3

出典:OurPhoto株式会社「成人式最新実態調査2024」(OurPhoto調べ)を基に筆者作成
 
男性と比較すると、女性の方が成人式の準備を入念に前から計画を立てて行う傾向です。女性の約3割が1年以上前から準備を開始しています。
 
また、成人式の振り袖レンタルを行う会社では早期成約特典を用意しているところが多くあります。例えばある会社では、2027年度以降に成人式を迎える人に向けて、最大2万円オフを成約特典として付与しています。また別の会社でも、高校生世代を対象にした成人式振り袖の早割を行っています。
 
希望する振り袖を確実に、そしてお得に成人式で着用するためには早い段階から予約をしておくことがポイントといえるでしょう。
 

まとめ

成人式には、こだわりの衣装で晴れの舞台を飾りたいと思う人もいるでしょう。特に女性の場合、1年以上前から成人式に向けて入念な準備に取りかかる人も少なくはありません。
 
成人式で着用する衣装は、女性の場合、振り袖などの和装を選ぶ方が多い傾向です。こだわって選び抜いた振り袖をお得に成人式当日に着用するためには、早めの予約が重要といえるでしょう。
 

出典

OurPhoto株式会社 【Z世代の成人式最新実態調査2024】成人式の衣装、女性は「レンタル・おさがり派」が9割、男性は「購入派」が6割!かかった費用は女性「10~20万円未満」、男性「1~5万円未満」が最多と大きく差 ~撮影トレンド調査、男性は「友人との楽しい撮影」、女性は「自然体」が人気~(OurPhoto調べ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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