ママ友が「マイナ免許証」デビュー!→「免許更新が楽になった」と話していたのですが、具体的にどのような点が通常免許と異なるのでしょうか?

配信日: 2025.04.11

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ママ友が「マイナ免許証」デビュー!→「免許更新が楽になった」と話していたのですが、具体的にどのような点が通常免許と異なるのでしょうか?
マイナ免許証の特徴の一つが、免許更新時のオンライン受講です。しかし、誰でも利用できるわけではなく、一定の条件があるようです。
 
そこで本記事では、オンライン講座を受講できる条件と、従来の免許証との相違点を詳しく解説しています。
FINANCIAL FIELD編集部

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マイナ免許証4つのメリット

マイナ免許証取得のメリットは以下の4つです。


・住所変更の手続きがスムーズに行える(ワンストップサービス対応)
・免許更新時の講習をオンラインで受講できる(優良運転者・一般運転者が対象)
・更新手数料の負担が軽減される
・住所地以外でも迅速に更新ができ、申請可能な期間が延長される

 

住所変更の手続きがスムーズに行える

従来は、引っ越し後に運転免許証の住所変更を行うために、警察署などへ出向く必要がありました。しかし、マイナンバーカードと運転免許証が一体化されることで、マイナポータルを通じてオンラインで手続きが可能になるようです。
 

免許更新時の講習をオンラインで受講できる

優良運転者や一般運転者であれば、必要な手続きを行うことで、自宅などでオンライン受講が可能になるようです。
 

更新手数料の負担が軽減される

マイナ免許証を利用することで、行政の手続きが簡素化され、運営コストが削減されるため、更新時の手数料が軽減されるといわれています。
 

住所地以外でも迅速に更新ができ、申請可能な期間が延長される

マイナ免許証を導入することで、これまで住所地の警察署などでしか行えなかった更新手続きが、住所地以外でも可能になるようです。
 

2025年3月24日から免許手数料が変更/マイナ免許証で750円お得に

運転者区分により異なる場合もありますが、これまで免許の更新手数料は2500円でした。ですが、2025年3月24日以降、更新時の手数料が見直されるようです。マイナ免許証と通常免許との違いは表1の通りです。
 
表1

マイナ免許証 運転免許証 両方保有
新規取得手数料 1550円 2350円 2450円
更新時手数料 2100円 2850円 2950円

※デジタル庁「マイナンバーカードの運転免許証利用」を基に筆者作成
 
このように、マイナ免許証のみを選択することで、経済的な負担を軽減できる可能性があります。
 

マイナ免許証でオンライン講習が可能に! 講習手数料の違いとは

免許更新時には、更新手数料に加えて講習手数料も必要になるとされています。マイナ免許証と従来の免許証との講習手数料の違いは表2の通りです。
 
表2

講習手数料 マイナ免許証 運転免許証 両方保有
優良 対面講習:500円
オンライン講習:200円
対面講習:500円 対面講習:500円
オンライン講習:200円
一般 対面講習:800
オンライン講習:200円
対面講習:800円 対面講習:800
オンライン講習:200円
違反・初回 対面講習:1400円
オンライン講習:不可
対面講習:1400円 対面講習:1400
オンライン講習:不可

※デジタル庁「マイナンバーカードの運転免許証利用」を基に筆者作成
 
優良運転者や一般運転者の場合、対面講習よりもオンライン講習を選択することで手数料を安くすることができる傾向があるという点がメリットだと考えられます。
 

マイナ免許証を持ちたい人は64.6%

ホンダアクセス調べによると、マイナ免許証の運用開始後に「マイナ免許証を持ちたい」と考える人の割合は64.6%に上りました。一方で、「従来の免許証のみを持ちたい」と答えた人は35.4%でした。 この結果から分かることは、 マイナ免許証に対する関心が高い傾向があるという点です。
 
なお、この調査は自家用車を所有する20歳~49歳のパパ・ママドライバー1000人を対象にインターネットで実施されたようです。
 

まとめ

オンライン受講は、マイナンバーカードと運転免許証を一体化した「マイナ免許証」を取得した人のみが対象となるようです。また、条件としては「優良運転者」または「一般運転者」に該当する場合に利用可能とされています。
 
マイナ免許証には、手続きの簡略化や費用の節約といったメリットがあるようです。特に「優良運転者」や「一般運転者」にとっては、オンライン講習を活用することで時間とコストを削減できる可能性があるため、検討する価値のある制度だといえるでしょう。
 

出典

デジタル庁 マイナンバーカードの運転免許証利用
株式会社ホンダアクセス パパドライバー・ママドライバーのカーライフに関する調査 2024
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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