子どもがsuicaを落として紛失…! 直前に「3000円」チャージしたのですが、諦めるしかないのでしょうか?
配信日: 2025.04.10

その場合、もし子どもがSuicaを失くしてしまったら、チャージしたお金はどうなってしまうのか気になるかもしれません。
そこで本記事では、東日本旅客鉄道株式会社のホームページを基に、Suicaを失くしてしまった場合の対処法について解説します。子ども用Suicaについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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目次
Suicaを紛失したらチャージした3000円は戻ってこない?
Suica定期券や記名式Suicaを失くしてしまった場合は、Suicaエリア内の主要駅や、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の新幹線停車駅の窓口などへ相談しましょう。失くしたSuicaの利用停止と、再発行の手続きを行います。
再発行の手続きを行い、システム上で停止の手続きができた時点で、チャージ残額は確保されます。チャージした金額がそのまま残っていれば、再発行するSuicaに移行してもらえるでしょう。
ただし、システム上で停止した時点での残額が移行されるため、それより前に使われていた場合は戻ってこない可能性があります。
再発行の際に必要なもの
紛失と再発行の手続きには、氏名・生年月日・性別を提示する必要があります。申告・受け取りの際は、公的証明書と電話番号の確認をするため、免許証などを持参しましょう。
この情報を基に、窓口の職員が電話番号や区間などの情報とあわせてカードを特定し、利用停止の手続きを行います。
再発行されたカードの受け取りは翌日以降になるため、その場では受け取れません。また、再発行手数料520円と、新しいSuicaの預り金500円の合計1020円が最低でも発生します。希望すれば、追加でチャージが可能です。
再発行の注意点
Suicaは、再発行の申請後14日以内に受け取る必要があります。15日以降は、再度申し込みが必要となるため注意が必要です。
もし失くしたSuicaが見つかった場合、みどりの窓口へ持参すれば預り金の500円が返金されます。返金の際は公的証明書を確認するため、本人確認ができる免許証や保険証などを持って行きましょう。
子ども用suicaとは
子ども用Suicaは、記名式でのみ持つことが可能です。記名式で申請することで、子ども料金で乗れるようになります。なお、記名式Suicaは1枚しか持てません。
「みどりの窓口」か「話せる指定席券売機」の2カ所で作成できます。通常の券売機では作成できないため、注意しましょう。
申請の際は、利用する子どもの本人確認ができるもの(保険証など)が必要です。家族の方が代理で購入することも可能ですが、その場合も子どもの本人確認が必要ですので、忘れずに持参しましょう。
また、子ども用Suicaには有効期限があります。満12歳になる誕生日前日以後、最初の3月31日までが有効期間となり、期限が過ぎると使用できないようなので注意が必要です。引き続き、大人用として利用する場合は、Suicaエリア内にあるJR東日本の駅のみどりの窓口や話せる指定席券売機、または多機能券売機で大人用に変更する手続きを行いましょう。
Suicaを失くした際はすぐに窓口に申請を。チャージした分は再発行したSuicaに移してくれる
Suicaを失くした際は、みどりの窓口などで申請し再発行の手続きを行いましょう。失くしたSuicaが特定でき、システム上の停止処理が完了した時点でチャージされた残額は確保され、新しいSuicaに移行されます。
今回のケースのように、3000円のチャージ直後に失くしてしまった際も、誰も使っていなければそのまま移行されるので安心してください。
なお、記名式Suicaは一人1枚しか持てません。失くした場合は新規ではなく再発行の手続きとなり、預り金500円に追加で、再発行手数料520円が発生します。
受け取りは翌日以降となるため。紛失に気づいたら早めに手続きをしましょう。
出典
東日本旅客鉄道株式会社 Suica 再発行
Suicaカードの購入 My Suica(記名式)・Suicaカードの購入
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー